スペインの卵には一つずつハンコが押してあります。
日本の卵には一つずつ日付のシールが貼ってあったりするけど(そんなの必要か?)。
このハンコの意味について。
2ES4501??←見えませんけど。
最初の2という数字は、この卵の親鶏がどのような環境で育ったかを示しています。
0はオーガニック飼育。
1はオーガニックじゃないけど、平飼い。ある程度放し飼い。
2は屋内、床の上で飼われていてある程度動ける。(棚の中じゃないという意味)
3は鶏マンションみたいな棚の中,ケージの中で育っている。
と言う意味です。
次のESというのは国名。ESはESPAÑA、エスパニャ、スペインの事です。
次の45は育った行政の番号。
01?と言う3桁は都市番号。
最後は農園の番号。
とのことです。
ヨーロッパでは動物に極度のストレスを与えるという動物福祉の立場からこの3番卵を廃止する方向であるようで、
スーパーマーケットによっては「うちは3番の鶏卵は置きません!」と宣言している所もあります。
あと、日本みたいに、「この鶏はビタミンを食べさせてます」とか「パプリカ飼料で黄身がオレンジ!」とかそういうのは見たことありません。
あ、でも、飼料のGMOについての表記はスペインのは書いていないなー。日本は書いてあるのはあるよね。「遺伝子組み換えの飼料は使っていません」みたいの。今現在は知りませんけど。
ヨーロッパではGMO食品は廃止の方向だけど、スペインはその中にあってOKな国らしいです。
だったらオーガニック飼育以外はGMO飼料なのかしら。。。。ひーっ。
こんど調べてみよっと。
卵の洗浄も日本ほどよく行われていないようで、汚れや羽が付いてることがよくあります。
EN SUELO というのが地面で飼ってるよ、という意味です。
今までは放し飼いみたいな写真のパッケージで「マラガ育ち」みたいなスタンプの押された卵を買っていたのですが。
よく見たらそれは3番のケージ飼い卵だと判明してびっくりがっくり。放し飼いの写真使っちゃダメじゃん!
ちなみにどこのスーパーマーケットでも、主流の3番卵のほかに0番オーガニック卵も売っています。
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