昨日はこれに行ってきました。
うっかりしていて少々遅刻しての到着。あ、でも最初に主催者の話があったのかなー。歌は最初から聴けました。
ホセ・エル・ミヒータ
フアン・ビジャール
ランカピーノ・イホ
皆さんカディス県からのお出まし。
ちょっと前に、ギタリスタの友達が「スーサ、ミヒータ来るよ、おれ、伴奏だよ」って教えてくれました。
彼はフラメンコを好きな日本人はみんなフラメンコ、特にへレスのフラメンコに詳しい!と思っているので、いつもいろんな事知ってるのを前提で話をされるので、申し訳ない気持ちで???って事も多いのですが。
ミヒータ?誰ですか?と思いながらも、行ってきました。
なんかいいものを聴くと、本当にがっくりします。
なんでこんなものをあたしがやろうとしているんだろう、って。
いや、ほんと、なんであたしはフラメンコなんか歌いたいと思っているんだろう。
言葉だってわからないし、話せないのに。(これ、本当に特に最近落ち込んでるの!ウフ♥)
なんか、日本で「フラメンコ好きなんですよー」って言ってるのと違う、もろもろ。
でも、スペインにいたって、日本にいたって、「ただのフラメンコがちょっと好きな人」で良いんだけど。
スペインで、フラメンコ好きなんですよー、っていう程フラメンコの事も知らないなー。って。まあそんな人は沢山いるけれど。スペイン語も話せないし、レトラ(歌詞)だって、ろくにわからないし。
スペイン人とは前提が全然違う。だからなんなんだ!って言えばそれまでだし、じゃあ、もっと勉強しろ!って言えばそうなんだけどねー。ウフ♥
遠すぎる。
てか、遠いかすらもわからない。同じところにいないからそこに距離さえ無い。というか。
でも本当にそこに行きたいかすらわからん、というか。
夕べは気が立ってしまって、なかなか寝付けませんでした。
そんなこんなで、
一番手はミヒータ。
うまく書けないけど、よかったー。多分昨日の3人で一番好きだった。
結構若い感じなのに、なんかすごい貫禄っていうの?ぎゅっとしてる。(意味不明)
ソレアが好きだった。言葉なのかどうかさえわからんくらいのファンダンゴもよかったわー。
二番手が踊り。
三番手がフアンビジャール。
彼の子どもフアンビジャールイホや、アントニオビジャールは日本にちょいちょい来ていたけれど、本人の歌は初めてでした。(息子二人が似てないけど、お父さんも似てないなーって思いながら見てました。)
カディスに彼の名前を冠したペーニャがあるので、もうお亡くなりになっている人だと思っていたのに、まだまだ現役だと知ってびっくりしたのが数年前。(あたしの知識なんてそんなもんなんですよ。)
さすがベテラン、お客さんの食いつきが違う。
最後のトリが、ランカピーノイホ。
ランカピーノイホを見るのが今回で3回目かな。今回が一番良かった。
いつも、なんかピンとこないなー、なのになぜ毎回トリ?って思っていたのですが。
スペインのトリって、「大御所」とかそういうの、関係ないのかなー?わからんけど。彼、今回一番若いでしょ多分。
しかも、他のカンタオール(歌手)はギターと二人なのに、かれはギター二人とパルメーロ(手拍子の人)3人引き連れて特別対応。
ギャラが他のカンタオール達とべらぼうに違うのか、同じギャラを彼は複数人で分けているのか。もやもや。
そして、彼はいつも隣のパルメーロとかギタリスタとかの肩を触りながら歌うので、なんでなんだなんでなんだ??ってそんな変なところばっかり気になっちゃってあたし。
でも、今回は多少そういうのも気にはなりましたが、歌も良かったな。と思いました。カディスのタンゴが好きでした♥
あ、あと、スペインのこの手(素人主催)のコンサートで音響が良いって思ったことないですけど、今回はちゃんとしたコンサートホールだったにも関わらず最悪の音響でした。マイクが悪すぎるのか、技術者がまずすぎるのか。もう、ハウっちゃうのはしょっちゅう。ギターの音は曇ってるし。全体にボワボワしてるし、たまにマイクの音が無くなっちゃうし。
なんかガックシだぜ。
そんなこんなで乱暴なコンサートレビューでしたー。
レビューなのか?ウフ♥
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます