
この1ヶ月の間
偶然に3回も出会ってしまった
あまり出会いたくない人
見つかると厄介なので
気が付かなかった事にしよう。
と思っていても
遠くから私を見つけて
「おーい!○○ちゃーん!」と
とても大きな声で呼ぶ。いや、叫ぶ
この年で下の名前!
しかも、ちゃん付け
やめてよ
恥ずかしい
それを言うと少年のような笑顔で、何が恥ずかしいのかわからない。と言う
次回は、見つからないよう
目立たないよう、ひっそりと下を向いて
街を歩きたいと思うが
下ばかり見ていると
降りしきる春の暖かな陽射しも
漆黒の空の月も幾億の星たちも
なにも見えないまま
何も感じられないまま