Revive

 

戦う為に理解して砕いて本当は痛くて

2019-06-07 12:11:26 | 日記



コンビニの駐車場に車を停め一人車内でアイスクリームを食べていたスーツ姿の男性。

それを見た私は心の中で「ププッ」となった。
大の大人の男性がアイスクリームですか?(笑)
それも嬉しそうな顔をして(笑) 

という意味のププッではない。

大人の男性。
アイスクリームの似合わない顔。 

そのギャップと、幸せそうな顔に、可愛いな。と(笑)
ずっと眺めていたいと思った。

私の視線を感じ男性がこっちを見た。
何事も無かったように私の視線は別の場所へ。 

店内で買い物を終え駐車場へ行くと、その人はまだ車の中に居た。

アイスを食べ終わって窓の外をぼんやり眺めている。その表情が幸せの余韻を楽しんでいる顔にも見え、少年のようにも見えた。

年齢からすれば、きっと部下が何人も居て肩書きのある立ち位置だろう。社内では時に厳しい顔を見せ、責任、信頼、チームワーク、業績と沢山の重荷を背負いながら戦っている。

と、勝手な想像をしながら(笑)  

そんな見も知らぬ男性が、ある人と重なる。

そんなはずはないのに、
その少年のような横顔に一瞬、憂いと寂しさが見えた気がした。


人前で苦しさ、寂しさを口にしない強さを持っていても、それらを背中や横顔で感じさせる。

 
そんな人間らしい人が、私は好きだ。