
今朝、コーヒーを飲みながらぼんやり朝のZIPを見ていた。
傘をさして行きかう人々。
梅雨入り宣言がされ今日の東京では雨みたいだけど私の住む街は朝から眩しいくらいの太陽の光。昼になると気温も上がってまるで初夏のよう。
そんな眩しい陽の中、街のあちこちでアジサイの花を目にする。
アジサイの花を見て思い出したのは、まだ私が若い頃アルバイト先で知りあった、おばちゃんのこと。
母親のように私を時に叱責もして頂き、心配してくれてた優しい方だった。
花の中でアジサイが一番好きだと言っていたおばちゃんが脳腫瘍で亡くなったのは、まだアジサイの花が蕾だった頃。
花が咲くのを見る事もなく去って行った。
時が立てば忙しさで私もみんなも記憶が薄れていくのだろうけど、アジサイの花が咲く頃、
私はまたこうやって思い出すんだろう