わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

小学校入学準備

2015-01-30 | 算数
どこまで準備してから小学校に入学したらよいのか?各家庭により見解がわかれるところです。

①幼稚園の頃から公文などに通い、もう計算はすらすらできる。ひらがなはもちろん、漢字まで読めてしまう。

②幼児期は遊ぶことが大事。幼児期に文字を覚えてはいけないという主義の下、絶対に文字を教えない。

③ひらがなや簡単な計算くらいはできるよう準備して小学校に入学したい。→A 成功する。ひらがな、計算OKで入学
                                  →B 失敗する。あきらめて、小学校でひらがな、計算を学ぶ。

④方針が決まらず、右往左往。

私はといえば、④だったのです。正確に言えば、年長の始め頃に、③を試みたのですが、Bという結果に終わっていました。

東京からの転勤族も多く、比較的教育熱心な地域だったので、ほとんどは①か③を選択。入学予定の学校では、みんなひらがなが読めるから、ひらがななんてすっとばして教えているから、準備をして入学しないとだめだという噂も飛び交っていました。

しかし、仲の良い友人は、②の方針で、その開き直りぶりといったら、堂々たるものでした。本当に文字を教えられないまま入学したのでした。

私は、周囲の多数派と仲の良い友人の間で、心が揺れ動いたまま、気づけば、幼稚園の卒園式。涙、涙の卒園式の間も、どうしようか思案し、結果、なんと、素晴らしいアイディアが浮かんだのです。それは卒業式の最後に歌った「♪忍たま乱太郎の100%勇気♪」がヒント。忍たまに登場するきり丸という守銭奴の忍者を思い出し、「これだ!」と。

(やはり、銭勘定になると、人は変わる。必死だから、計算もできるようになってしまうだろう)そんなことを企んで、出かけた先はおもちゃ売り場。そこで人生ゲームを買ったのです。

おかげで息子は、五ケタの暗算ができるようにまでなりました。→「給料日 10,000ドル」+「臨時収入 20,000ドル」

しかし、そんなつけ刃では、やはり通用しませんでした。2学期後半から始まった百ます計算を高速でするという宿題を前に半泣き状態。未だに、息子は計算ミスが多くて、代数で点を落としています。

因みに、小学校では、ひらがなをとても丁寧に教えてくれました。入学前に広がるうわさを安易に信じてはいけませんね。