わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

ピアノ

2016-04-06 | 音楽
娘のピアノの先生が転勤になり、急遽、別の先生を探すという作業に追われる年度末となりました。前の先生とは、娘のピアノを抜きにして、レッスン以外の話をよくしていたので、私もガーンだったのですが、悲しみに暮れる間もなく…。何しろ年度末なので、今の時期に動かないとレッスンが埋まってしまう可能性が高いもので。

娘の仲良しが習っているという先生はどうかなあと思ったのですが、仲良しの話では、レッスン中に怒鳴られることもあるとのことで…。私自身がピアノの先生は怒鳴る先生でした。レッスン中に間違いを指摘されても、すぐには直るわけないのに、直らないと怒鳴るという先生でした。そんな過去の経験から、怒鳴るとわかっていて、そこに飛び込むのはちょっとなあ。

そして、この1年間、先生に反抗的だったにも拘わらず、「やっぱり先生がいい…。」と娘。その後、すてきな先生方をご紹介いただくも、なかなか…。

ようやく、ここならば習おうかなあと思えるお教室が見つかり、ほっとしています。前の先生も新しい先生も大学生以上のお子さんのお母さん。新しい先生はピアノを無理やりやらせて音楽嫌いにさせないというポリシーをお持ちの方で、極論、家で練習しなくても、レッスン中に集中してくれればよいとのこと。私も練習しなさい!と言わずにすむようで、4月から穏やかな母になれそうです。

前の先生も新しい先生も、娘が遊ぶこと、運動することを喜んでくれ、人生の一部として音楽を楽しむことを教えて下さる先生と出会えて本当によかったと思います。

新しい先生のレッスンでは、色々指摘しても、「一度には全て直せるはずはないから、一つここだけは決めるぞ!というポイントを考えて弾いてごらん」と。(そうそう!そうなのよ。一週間間違って練習してきたところはすぐに直らないのよ。先生がそう言って下さるだけで、子どもがどれほど楽か。そして、いやいやではなく、意欲的に取り組めるのですよ)と子どもの頃の自分に戻って、そんなことを思いました。

ピアノの練習

2015-11-13 | 音楽
娘「○○ちゃんは、一日2時間、ピアノの練習をしているんだって。すごいよね。私には絶対無理~」
母「練習ができなければ、ピアノの道は無理だね」
娘「うん、無理だと思う。私はせいぜい頑張っても30分だわ」

小さい頃はわりとピアノの練習を嫌がらずにやっていたのですが、最近はとても嫌がっていて、こんな感じです。30分だって、毎日やっているわけではなく、まるで曲が進みません。

毎回、レッスン前に先生に先手を打って、「今週もあまり練習していません~。今は遊びが楽しくて、なかなか練習に向かわず。細く長くですね」と。

先生は「そうですね」とにこやかに。娘のピアノの練習いやいや期をゆったり見守って下さっています。本当にありがたい~。

このいやいや期を乗り越え、再び、練習をするようになるのか、このままピアノより面白いことを見つけるのか、あとは本人次第。

細々続けるために、練習は一日30分。それ以上はやらないという決まりを作りました。「30分以上はやらない」と決めると、30分が以前より苦痛でなくなり、また負担に感じないようです。今までも正味30分だったのですが、だらだらなので、休日など1時間かかって、休み休み30分でした(うちでは、ロスタイムを計算しますからね~)。

家族はみな、娘のピアノが大好き。一番応援しているのは兄です。いつもは喧嘩ばかりしているのですが、幼稚園の頃、いつか自分が妹にグランドピアノを買ってあげると言っていました。

やる気なし

2015-10-26 | 音楽
最近、娘はピアノの練習を殆どしなくなりました。本当に嫌なようで、レッスンも全然進まず…。

辞めたいのだけれど、今までやってきたことを思うと、辞めるまでは決断がつかないそうです。先生にも娘の全くやる気のでない状況をお話し、辞めずに続けることを目標に細々とレッスンをこなしていこうということになりました。

ピアノの世界はとても厳しく、我が家には音大で勉強させるための経済力もなく、音大に行ったりしたら将来食べていけないであろう娘の生活を支える資金もありません。このまま、辞めてしまってもいいかなあと思ったりもします。ピアノに費やす時間って本当に無駄といえば無駄ですから。私は子どもの頃、あの時間を全て遊びに使えたらどんなにいいだろうと思ったことを思い出します。

それでも、今、ピアノを何とか弾けるのは、その無駄な時間のおかげ。よかったのか、悪かったのか。ギターが弾けなくても何も困らないように、ピアノが弾けなければそれはそれで別に何とも思わなかったのかもしれません。

さあ、これからどうするのでしょうか。ロック音楽を作曲したいと言っているので、ピアノを辞めることはないと思いますが、だらだら続けることになるのかなあ。



本番でないと力が出ない

2015-09-20 | 音楽
娘、本番でないと力が出ないようで、ピアノの発表会前はいつもはらはら。

普通は練習でちゃんと弾けたのに、本番では緊張して間違えてしまうというのが発表会だというのに、うちの娘は練習できちんと弾けた試しがなく…。

前回の発表会などは、会場へ行く前の練習でもうボロボロ。こんなんで本番大丈夫なのかなあという状態だったのに、本番は今までで一番よい出来栄えで弾きあげました。やはり今回も別人のように本番では弾いていました。

本番でないと力が出ないのは、ピアノに限ったことではなく、スポーツでも。直前の練習で「もうこんなんじゃだめ~」というくらいの状態なのに、本番になると、「どこからそんな力が出てきたのですか、お姉さん?!」という結果を出してきます。

私は練習でちゃんと弾けたのに、本番では緊張して間違えてしまうタイプだったので、娘のこの習性がよくわかりません。先生方からは、「本番でないと力が出せないタイプだね」と言われています。出さないのではなく、出せないのだそうです。

しかし、勉強ではあんまりそういうことはないみたいで、このところ、漢字テストは一発クリアーできずに再テストを受けています。

先生の裏切り

2015-07-07 | 音楽
ピアノのレッスンに行ってきました。

先週、「先に進まなくてもいいから、ここんところをしっかりやってきて。そこだけでもいいから、丁寧にやっておいで」と先生に言われた娘。先生は、譜だけ先にどんどん読むのを嫌がるので、忠実に言われた通り、先生に言われたところを丁寧にやっていったら…。

丁寧にやってといったところを先生は見ることもなく、「もうちょっと進んでちょうだい。これじゃ、発表会間に合わないわよ」と言われたそうです。(そんなこと、わたしだってわかっているけれど、先生がそうしなさいと言ったから、譜を読んでいたけれど、弾かなかったのに…)

(えっ、それはないよ~)娘、相当ショックを受けたようで、「私は音楽の道には進まない。裏切られた気分だわ。運動はそういうことはないよ。先週言ったことがころっと変わったりはしないもん」とかなりしょぼくれていました。

先生もたくさんお弟子さんがいるので、覚えきれないですよね。とはいえ、本当に悲しい出来事だったらしく、「今までもそういうことはあったけれど、今回ほどひどくはなかった。だって、先週出した指示を全く覚えていなかったんだよ。もう、ピアノ辞めようかなあ」

「世の中、理不尽なことがたくさんあるんだよ」と私。確かに理不尽なことに慣れていかなければならないのですが、子どもとの接し方って難しいですね。先生も悪気はないし、娘に沢山愛情を注いでくださっているんですよ。まあ、来週になったら、再び信頼関係が戻るでしょう。とはいえ、ピアノのレッスンって、そもそも怒られに行くようなもんですね(-_-;)~。