わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

カルコロ

2015-10-05 | 算数
娘、算数の計算が嫌いです。娘のクラスには公文やすでに塾に行っているお子さんもかなりいるため、相対的に計算がコンプレックスになっているようです。いや、絶対的にも計算は苦手ですね。

公文や百マス計算を軽視していた私。息子にも計算をばっちり仕こまなかったため、中学に入ってからも計算でかなり点数を落としています。

このままでは娘もと思っていた時に、偶然見つけたのが、カルコロ。早速はまりました。娘は、ゲームになると俄然やる気が出てきます。

6枚の数字カードを使って計算し、中央に出した数字カードの答えにするというゲームです。家族でやってみたら、運動神経で子どもたちに敗北している夫が大勝利!父の威信を回復できたと一番喜んでいました。

フィボナッチ数

2015-05-08 | 算数
息子に「フィボナッチ数」って知っている?と聞くと、「ああ、数列で習った覚えがある」と。

じつは、『数の悪魔』という本を夜の読み聞かせで娘に読んでいます。今晩はフィボナッチ数についての話でした。

1=1
1+1=2
1+2=3
2+3=5
3+5=8
5+8=13 と延々と続きます。

これをウサギの増え方で、『数の悪魔』では紹介されています。理解しているようには思えませんでしたが、数がうわっと増えていく様子が面白かったようで、「ああ、面白かった。明日の話が楽しみ」と言って、娘は眠りにつきました。

『数の悪魔』という本の読み聞かせをしていると、なぜかすぐに眠くなってしまいます。私だけでなく、娘にとっても睡眠導入剤のごとく、読み始めてすぐに寝入ってしまいます。一話を一夜で読んでいくのがいいのでしょうが、一話が終わるのにものすごく時間がかかっているような気がします…。

じつは、途中で挫折して、昨日、再開したのですが、またいつ中断するか怪しいです~。そんなこんなですが、フィボナッチだけはなぜかはまったのでした。

xを使った問題

2015-03-28 | 算数
兄が中学生でxをつかった数学を学んでいるため、
「私もxを使った算数の問題をやりたい!」
と娘。

よしおさんは、1000円をもって買い物に行き、クッキーを買いました。おつりは280円でした。クッキーの値段はいくらでしょう。

この問題をxを使って解いてみようというと、もうパニック。xを使わなければ、解けるのですが、xが出てくるとだめになってしまいます。もう、考えることすら否定している状況です。

幼稚園の頃に星たべよのおせんべい12枚を4人であっという間に均等に割った娘。人よりは少し数的センスがあるんじゃないかしらと思ったのですが、そうでもないようで…。

成績表でも算数の「考える力」の項目は他より一段階低い評価をいただき…。
(えっ、弱かったのはそこなの?)
意外な展開となっています。

10歳の壁というのがあり、抽象概念を理解できるようになる頃が10歳だと言われていますが、まだ壁前なので、xという抽象的な概念が出てくるのはだめみたいです。


どんぐり教育研究会

2015-02-27 | 算数
計算を中心に繰り広げられている算数教育の対極に存在するどんぐり教育研究会。添削教材ではなく、学年分の100問プリントを購入して、親子で取り組むという方式ですので、問題プリント分のお金しかかかりません。

教材を見たところ、えっ、これを小1が解くの?と思うような難しい問題でした。絵を描いたり、試行錯誤しながら、時間をかけて一問ずつ解いていくというタイプの問題。

習っていない掛け算問題が出てきますが、掛け算は九九を知らなくても、足し算の繰り返しで解けるということを実践するのが目的のように私には思えました。

一日一枚それで十分なのですが、その一枚がなかなか…。小さい子が一つの問題に長時間取り組むのはなかなか大変。

ということで、どんぐり教育研究会の問題には、子どもが大好きなうんち君及びその関係者たちがたくさん登場します。なんとなく、うんち君たちが問題文に出てくることで、気が楽になるのでしょう。うんち君で気分が思いっきりリラックスしたところで、新たに問題を解く気力が湧いてくるのかもしれません。

そういうネタが子どもは好き♪ということに理解のないお母さんには、どんぐり教育研究会の問題はきついかもしれません~。子どもと一緒にうんちで盛り上がるくらいの覚悟は必要です。

うちの娘もうんち君大好き。でも、うんち君の誘惑があっても、やはりどんぐりの問題は難しかったようで、小1の問題を残したまま、小2に進級してしまいました~。無念にも、どんぐり中退です。

どんぐり研究会の問題ー問題を読み解くことにまずは一苦労なので、気づけば国語の能力もアップしているそうですが、何しろ、娘は無念にも中退ですので、効果のほどは実感できずです。

百ます計算

2015-02-24 | 算数
娘は実験教室を楽しみにしています。

『でんじろう先生のカッコいい!科学おもちゃ』などを見ながら、「ベンハムのこま(白黒模様なのに、回すと色が出るこま)」が載っているなどと言っています。娘の貧弱な語彙から、べ、ベンハムのこまなんて言葉が出てくるなんて…。始めて3か月。大きな、大きな大きな進歩です。

しかし、学校の百ます計算表を見たら、ものすごく時間がかかっている様子…。お子さんを公○に通わせているお母さんは、「クラスでも一、二番の速さで、百ます計算、すらすらできる」と言っていました。うちの娘、6分とかかかっている時もある…。

それでも、泣いたりせず、前向きに取り組んでいる様子が、表から伺えます。担任の先生の性格のおかげではないかと思います。何しろ、学習発表会の練習などでも、「頑張れる範囲で大きな声を出してね」というような呼びかけをなさる先生です。

息子も同じ頃(小2)、百ます計算の宿題が出ていました。時間を測れと言われ、泣きながら、「できないよ~」とパニックになっていました。担任の先生は非常に有能な方でしたが、それ故か息子はよくパニックになっていました。どういう先生がよいか、それは本当に相性ですね。

「時間は適当に書いておいてあげるから、ゆっくりやりなさい」
と、わたし。そして、息子は一つ一つ順番に計算するのではなく、効率よくパズルのように解いていく方式を発見。

そんなやり方でいいんだろうか?

そのことを、ご主人が塾講師という方に相談してみたら、馬鹿真面目に順番に計算していくのではなく、いかに計算せず手抜きしてパズルのように答えをはめこんでいくかという方法を見出した方が、思考力にはよいそうです。

さて、娘はどんな風にやっているのでしょう。聞いてみました。
母:「百ます計算、どうやってやってるの?」
娘:「計算しないでやってる。パズルみたいに答えをはめこんでいる」
娘も息子と同様、計算能力のない分を別のところで補っていました。もう、苦肉の策ですね。計算が苦手であれば、追い詰められて計算しない方法を見出すー百ます計算はどちらかを鍛えてくれるやはり算数のマジックなのかもしれません。