わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

漫画家めざして

2015-10-05 | 動物
娘、将来は漫画家になりたいそうです。漫画家になるには、漫画が必要だからとお小遣いで漫画を買いに行きました。迷って、迷って、「恋の話」という漫画と物語が合体したようなハウツー本を選んだのですが…。

「恋の話」はちょっとまだ早いので、隣にあった「動物の話」に関心を向けるよう、母が工作。見事、「動物の話」の方に落ち着きました。早速、娘は「動物の話」を参考に漫画を描き始めたようです。

漫画家修行もいいけれど、ピアノの練習をとりあえずしてちょうだいと私に言われた娘。しぶしぶピアノに向かっている間、活字中毒の息子が、「動物の話」を発見。気づいたら、夢中になって読み始めていて、目をうるうるさせていました。淡々と読む娘と違って、息子の心は熱いのです。

一時、ギャグ漫画を目指そうと思ったこともあったようですが、ギャグは難しいことがわかり、断念。正統派少女漫画家目指して、絵を描いています。

私も小学校中学年の頃、よく少女漫画の真似をして友達と描いていました。時代は変わっても、娘と夢中になるものが同じだったりすると、ふと小さかった頃の自分を思い出します。

ロバ

2015-09-26 | 動物
小学生ことばパズルをやっていたら、「ウマの仲間。人に飼われていて、たくさん荷物を運ぶことができるよ」という問題が出てきて、娘は「何だかわからな~い」と。

「ロバでしょ!」と私は言うと、「ロバってなあに?」と娘。

確かに、ロバって日本の子どもにとっては、グリム童話などのお話の世界でしかお目にかかることもなく…。ロバが出てくるお話を聞いただけでは、ロバが馬の仲間で、人に飼われていて、たくさんの荷物を運ぶことができるという認識はもてないでしょう。しかも残念ながら、円山動物園にはロバがおらず…。

それなのに、幼児教育の本や小学生ことばパズルに出てくるのはなぜ?ロバがそれほど、日本人の暮らしに必要な存在ではなく、どちらかというと、子どもが知っていようがいまいが、どうでもよい動物のように思えます。

改めて、ロバは、幼児教育の世界では常識であるということが私にも分かってきました。しかし、愚鈍な娘は、ロバが何か知らずに小学三年生になってしまったようなのです。確かに娘は動物に興味がなく、ハイエナ、何それ?と円山動物園にいない動物のことは一切知らずなのです。さすがに円山にいなくともゾウやゴリラが知っていますが。

息子は動物図鑑を日々ながめ、かなり詳しかったので、子どもなんて自然に動物を覚えていくものと思っていた私も悪いのです。ロバをきちんと教えるべきでした。

彼女の通う幼稚園はキリスト教系。キリスト教の人々にとってロバは特別な存在であり、「ロバの子」という歌を彼女も歌っていました。まさか、ロバが何かを知らずに歌っていたとは…。「♪わたしたちはロバの子です♪」という歌詞をどんな思いで彼女は歌っていたのか?まるで何も考えずに歌っていたことが判明しました。

理科実験教室では生物は教えてくれない…。ダーウィンがきたを毎週、見なければ!

円山動物園

2015-08-27 | 動物
円山動物園のマレーグマのウッチ―が、雄のウメキチとの同居訓練中、ウメキチから攻撃され、その時の傷が元で死亡したというニュースは全国的にも有名になりました。

ウッチ―は30歳と高齢のメスのマレーグマで、長く円山動物園で暮らしていました。円山動物園には、もう一頭、8歳のメスのハッピィがいます。ハッピィが円山動物園に来た時、同居できるようになるまで訓練で1か月ほどかかったそうです。クマは単独で行動する修正なので、そもそも親子でもないのに多頭で暮らすというのはすんなりいかないのでしょう。

ハッピィのところに上野動物園から婿入りしてきたのがウメキチ。この度、繁殖のため、同居訓練を始めたのですが、その際、年配のウッチ―は繁殖のためではなく、二人の緩衝材的存在として期待され、ウッチ―も同居訓練に参加することになったようです。

ハッピィはウメキチより優勢で、ウメキチはハッピィの攻撃に逃げ惑う状態。ウメキチはウッチ―に対して、優位に出ようとしたのか、ウッチ―を攻撃したところ、ハッピィの反撃にあい、逃げこんだりもしています。同居訓練はあんまりうまく行っていないようでした。

マレーグマのウッチ―の問題だけでも大変な円山動物園。追い打ちをかけるように、新しく増設したアフリカゾーンへの移動に際し、グランドシマウマが移動のストレスで死亡してしまったのです。

子どもの通っていた幼稚園では、遠足は毎年円山動物園でした。

9月14日から18日まで短縮営業になります。

動物園

2015-06-14 | 動物
久しぶりに円山動物園に行きました。

ライオンも起きていて、ヒグマも姿を見せてくれ、普段、なかなか見られない動物たちを存分に見学することができました。

ヒグマを間近に見て、こんなのと山で遭遇したら、もう観念するしかないと思いました。しかし、実際に札幌市内の山際では、こんなのが住んでいるわけで…。

息子は小さい時、エゾオオカミを図鑑で見て、「もし、絶滅していなかったらものすごくこわかった。いや、まだどこかにはいるかもしれない」と非常に恐れていましたが、冬も眠らないエゾオオカミは確かに人間には脅威だったことでしょう。などと思いながら、シンリンオオカミを見学しましたが、こちらも元気に動き回っていました。

円山動物園のテナガザルは名歌手で、運がよければ、非常に美しい歌を歌っている時があります。今回はお食事中だったようで、残念ながら歌ってはくれませんでした。

海獣館には、かつて愛想のよいトドがいましたが、福島へお嫁入りしてしまい、もう円山で会うことはできなくなってしまいました。このトドは本当に感じのよい性質で、多くの人から愛されていたと思います。

イルカの追い込み漁のことで、欧米の人は海獣に対して特別な思いをもっているのだなあと感じましたが、このトドを見ていると、そういう思いを抱く心境もわからなくはないと。鳥類であるペンギンにはショーができないのを見ると、海獣たちはやはり知能が高く、それらと接していると、そういう気持ちになっていくのでしょうね。そんなことも、空になったトドの水槽を見て、ふと思ったりして。

札幌に来たのは、息子が3歳の時。当時の円山動物園は、ごく普通でしたが、その後、旭山動物園が話題になり、円山動物園も奮起して、工夫を凝らすようになりました。新しくできた「わくわくアジアゾーンー熱帯雨林間、高山館、寒帯館」などは素晴らしいですね。アフリカゾーンの完成も楽しみです。

今は併設されていた遊園地もなくなり、体を使って遊べる公園ができ、お金をかけずに楽しめるようになりました。

土曜日なのに、動物園が空いているような気がしたのですが、よさこいだったからでしょうか?おかげでのんびり過ごせました。