わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

手紙

2015-12-05 | 国語
誰かに手紙を書こうという国語の問題がありました。娘は私宛に手紙を書いたのですが…。

寒い中、お元気ですか。あなたと私は家族なので、手紙ではなく、直せつ、口で話しましょう。

という内容でした…。

長男は真面目な性格なので、こういう娘のふざけた様子を見ると、同じ家で育っているのに、ずいぶん違うなあと。世代のせいか、娘の友達の言葉づかいもよくはなく、女の子なのに「スゲー」とか、「こいつ」とか言っていて…。中学では、男子が女子に仕切られているようで、今後は一層、男子は無力になっていくのではないかと思うのでした。

グレッグのダメ日記

2015-09-02 | 国語
グレッグのダメ日記シリーズにはまり、娘が借りてくるようになりました。読書が苦手な娘にも読みやすくできている本なので、ごろんとしながらも読めてしまいます。

娘はハイペースで読んでは返すので、私は娘が寝静まるのを待って、読書タイムに入ります。正直に言うと、私もグレッグシリーズにはまってしまったのです。

グレッグの本は子ども版ミスタービーンとでもいうべきでしょうか。独特の自己中心的な視点で書かれた日記が面白いのです。グレッグはスキップができないし、他の子が校庭で遊んでいると授業に集中できないし、親友への気持ちも利己的だし…。でも、時々、優しい一面があったりして、はっとさせられます。

先日、ピアノのレッスンの待ち時間にグレッグを読んでいたら、おかしくて笑いをこらえられなくなり、大変な思いをしました。

学校が校庭で遊んでいる時に怪我をした時に保険が払えなくなったからといって、事故をおこす度に遊具を取り払っていき、最後には鬼ごっこで怪我をした子がいたため、鬼ごっこもエア鬼ごっこになってしまったというところで、どうにもおかしくてこらえられなくなりました。

ブランコからおっこちで、シーソーの上に落ちてしまった時には、一度に二つの遊具を取り払われ、不注意でつまづいた生徒がいたため、平均台までもが取り払われたそうです…。

公園の遊具を使った動きというのは、じつは子どもの活動の中でとても大事な気がします。時々、娘を公園に連れていき、遊具で遊ばせると、普段使っていない部分が目覚めて動き出すーそんな気がします。

先日、ある子どもが、ブランコを囲う柵をハードルにして跳び越えているのを見て、遊具使用方法の奥深さを知りました。子どもは様々な使い方をしますね。

そんな遊具ですが、グレッグの学校では全て取り払われてしまったそうです。

漢字

2015-04-05 | 国語
明日から小学校。2年生の漢字の復習をしておこうと、問題を作りました。

学校の教科書からではなく、1~3年生の漢字とかいう息子の時に買った本をもとに出題したので、娘からブーイングが…。

娘:「何、これ、習っていないよ~」

読み方が違うと、もうお手上げです。

母:「できなくてもいいの!何かできないかを明らかにして、そして、少し難しいことを覚えることが大切なの」

母がそう説得しても、負けん気の強い娘は、漢字が書けないことが許せないのです。そんないら立つ娘との漢字練習。終わってぐったりです。

午前中は、新しい給食袋、ナプキン、ウエストポーチ(ハンカチ、チリ紙をいれる)を作ってあげて、娘はご機嫌だったんですけどね。

天気同様、いつ荒れだすかわからない娘。反抗期に突入したようです。

読む力、書く力

2015-03-27 | 国語
娘の読む力のなさにはもう絶望。諦めました。

息子はどちらかというと、書く力がなく、読む力をつけていき、書く力をつけてきたパターンです。

娘は逆で書くことは好き。書く力をつけ、読む力を養っていく。そういうパターンで読書に導いていけたらいいのではないか!と先日ひらめきました。

そこで、春休みには徹底して、色々書いてみようという作戦にでることに。早速、「今日あったことを書いていよう」ということで、文章を書いてもらいました。

書く力もなさそうです…。かつて、私は娘に自然科学の知識がないことに危惧感を覚えましたが、国語力も多分ないかも…。

「私が思ったことは、~中略~ということを思いました。」というような文章を書いたり、「食べれる」と書いたり…。なかなか、書く力の方もあるとは決して言えないとわかりました。

春休みが終わるまで、約10日間。文章力が少しあがるでしょうか…。




作文

2015-03-27 | 国語
学年末に学級作文集をもって帰ってきました。正直、これって2年生が書いたもの?と思ってしまいました。

というのも、7年前、息子の1年生のクラスの作文が廊下に掲示されていたのを見ると、どの子もなかなか見事な作文を書いていたからなのです。

どちらが本来の2年生の作文力なのかわかりませんが、娘たち2年生が最後に書いた作文より、息子たち1年生が晩秋に書いた作文の方が断然上でした。それもそのはず。息子のかつての担任はとりわけ国語の指導力に優れている方だったのです。当時、教室の中で一体どんな指導がされていたのか、興味があります。

作文力については、もう少し頑張りが必要な子どもたちですが、書かれている内容は、楽しさにあふれていました。本当にこの一年間、楽しかったのだなあということが伝わってきました。何よりも娘の担任の先生は、子どもたちに生きる楽しさをたくさん教えて下さいました。

先生がたくさん子どものいいところを見て下さるので、家で母が起こっても帳消しになってちょうどよいと言っているお母様がいました。お友達のいいところをたくさん見つけた1年間だったそうです。

私は小学校4年の時、「友達の悪いところを書きなさい」→「指摘してあげると、その友達がよくなるから」というような試みを行った教師が担任でした。今思うと、ぞっとするような内容ですね。

人と人とのかかわりの中で、誰しも悪いところ、困ったところはあるけれど、いいところもたくさんあり、そこを認めていくことで、困ったところが変わっていったりします。お互いさまで。やはり、まずはじめに相手のよいところを見つけることが、人づきあいの基本ではないかと思います。