DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

諦めるまえに

2018-11-22 23:10:53 | 【DV加害者更生教育プログラム】


諦める前に(男性参加者)

妻に連れられリエゾンに参加した仲間が沢山います。
リエゾンに来ても夫が改善せず離別になることもあります。
しかし、夫が自分の問題に気が付き真剣に勉強した結果、無事に卒業していった仲間も沢山います。
最初は「なんで俺がDV更生プログラムに・・・」と拒絶の態度を示していたのに、妻の助けを借りて卒業していきました。
たまに卒業した方の夫婦喧嘩の情報が入り、「卒業しても時々は戻っておいで。」と思っていても、夫婦二人で問題を解決してしまい戻ってきませんでした。
自分の問題に気付けず離別になった仲間の妻は、リエゾンで学んで自立していきました。
離別は残念な結果ですが、妻は自律するだけの力を付けたのです。
2015年6月の「いち女性からの投稿」を参照して下さい。

夫を諦め離別する前にリエゾンに来てみませんか?
お子様が居るなら尚更です。
諦める前にチャレンジしてみてください。




リエゾンからのコメント


夫が改善しないケースを考えてみると、おおよその傾向が見えてきます。

それはラケット感情を手放せない人達なんですね。(ラケット感情とは偽物の感情です)

自分はなぜ今ここで学んでいるのか、目標がぶれるのです。

それはいろいろなぶれ方(言い訳)があります。

妻が戻るからいいかな。

妻が許してくれそうだから、いいかな。

親もお前ばかりが悪いわけないだろう、って言ってるし。

自分ばかりが努力するのも何だか納得いかない。

仕切り直して、新しいパートナーとやっていく方が楽なんじゃないか。

たまに子どもに会えてるし、そこそこ一人暮らしも楽だよな。

一緒に暮らしてもきっとうまくいくとは思えない。などなど。


本当は妻を取り戻して、子どもと皆、家族仲良くしたいという思いがあったのに
慣れてきたリ、プライドが顔を持ちあげてきたりと、ラケット感情という偽物の感情に、
慣れ親しんだ感情に支配されて、自分の本当の気持ちを忘れていくのです。

あなたは何を望んでいるのでしたか?

家族を取り戻すのに、プライドは必要でしょうか。

本気で取り組んで欲しいと願っています。

妻の皆さん、本気で取り組んだ夫たちは本当に違います。諦める前に、自分だけでも学んでみませんか。


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