リエゾンで交流分析を学んでいくと皆さんから必ずと言ってよいほど、子どもとどう向き合ったら良いかわからない、今からでも子どもの為にできる事が間に合うのかと言う声が聞かれます。
交流分析では禁止令と拮抗禁止令(ドライバー)を学ぶため、そう思うようになることでしょう。禁止令は養育者の雰囲気や非言語のメッセージを感じ取り子どもが決断していくものです。
拮抗禁止令(ドライバー)は養育者の言語から感じ取り子どもが決断していくものです。
何を決断していくのかというと、生き方です。どう生きていくのかということを子どものうちに決めることを幼児決断といい、生き方そのものを人生脚本と言います。
脚本という言葉の通り、演じているのです。人生が悲劇なのか、喜劇なのか、それは本人でさえもわかりません。でも人生がなぜこんなに苦しいのかとか、私ばかり不運だと思うのなら、それは悲劇の脚本である可能性が高いです。
そこで脚本を変えることをインナーチェンジングセラピーと言います。
苦しい思いばかりしていたら、その脚本は悲劇である可能性は高いです。
インナーチェンジングセラピーをすることによって悲劇の脚本から脱することができるのです。
禁止令に「信頼するな」というものがあります。
養育者は子どもが悪い人に騙されたりつらい思いしたりしないように何度も何度もこう言います。
「世の中は人をだまそうとする人が多いのよ。だから簡単に人を信じてはだめなの。」
子どもの為に言ったつもりが、実は子どもを人に騙されやすい人にしているとは気が付かないのです。どうしてかというと、子どもは人を信じてはいけないと幼児決断していきます。
禁止令で言うと「信頼するな」を決断します。
信頼するなを決断した子どもは簡単に人を信用しなくなります。信用してよい人を信用しなくなり、信じてはいけない人を信じて裏切られるという脚本を持ちます。裏切られてこう言うのです。
「ほら、人って裏切るでしょう。信じられないよね。」と。
裏切られることで脚本を強化していくのです。
子どもとの約束を破ることも子どもが信頼するなを決断する要因になります。
リエゾンに来た当時の男性たちは、一番信じた方が良い人を信じていません。つまりそれは妻です。妻をことごとく疑い、馬鹿にしています。一番あなたの事を思っている人を蔑ろにするのです。その反面、あなたを内心馬鹿にしたり、利用したりしている人を信じて痛い目に合ってから「ほら、人間って信じられないだろ。」というのです。妻は、「あんなに私が言ったのに、聞こうともしないで。」と無力感に苛まれます。
この場合、夫は「信頼するな」「重要であるな」が考えられます。人に裏切られ、大切な家族が離れていくかもしれない脚本を持っていることも考えられます。
妻にも「子供であるな」「重要であるな」が少なくとも考えられます。
私たちは子どもにどんな言葉をかけたら、健康な脚本を持つことができますか?と心配し、冒頭の子どもとどう向き合ったら良いのかわからない、今からでも子どもの為にできることは何か、間に合うのか、になるのです。
リエゾンに来た夫婦は忙しくなります。自分の禁止令解除(脚本修正)と子どもへの対応の見直しを迫られます。子どもへの対応の見直しはアドラー心理学のSTEPを教えています。
アドラーは子育ての成功とはなにかということを生涯研究した人です。
・子どもが自分の人生に希望を持ち建設的に歩める大人になる事
・他者に暴力的な事をしないで協力でき、貢献できる大人になる事
・自分の窮地に自分の足で立ち上がれること、適切にヘルプミーともいえる事
などを子育ての成功としました。
ただしSTEPはインナーチェンジングセラピーがある程度終わっていないと、使えないのです。
というのは、「子供であるな」が決断された子ども時代の場合、大人になった時、子どもらしい子どもを見ると腹が立つことが起きてしまうので、「冷静に怒ることなく子どもに親の意向を伝える」というSTEPの手法ができないという事態に陥ります。走り回っている子どもに、
「いい加減にしろ!走るな!」と怒鳴ってしまったり、妻に「お前のしつけがなってない!」と言い放ったりするのです。
せっかく良い理論に出会っても使えなかったら意味がありません。
子どもに腹が立ってしまう大人にはまず、禁止令解除が必要です。
その上で親教育プログラムSTEPを希望者に教えていきます。
禁止令、脚本で落ち込まないでください。
この事態を変えられるその用意がリエゾンにはあるのです。
やる気だけがあなたに必要なものなのです。
交流分析では禁止令と拮抗禁止令(ドライバー)を学ぶため、そう思うようになることでしょう。禁止令は養育者の雰囲気や非言語のメッセージを感じ取り子どもが決断していくものです。
拮抗禁止令(ドライバー)は養育者の言語から感じ取り子どもが決断していくものです。
何を決断していくのかというと、生き方です。どう生きていくのかということを子どものうちに決めることを幼児決断といい、生き方そのものを人生脚本と言います。
脚本という言葉の通り、演じているのです。人生が悲劇なのか、喜劇なのか、それは本人でさえもわかりません。でも人生がなぜこんなに苦しいのかとか、私ばかり不運だと思うのなら、それは悲劇の脚本である可能性が高いです。
そこで脚本を変えることをインナーチェンジングセラピーと言います。
苦しい思いばかりしていたら、その脚本は悲劇である可能性は高いです。
インナーチェンジングセラピーをすることによって悲劇の脚本から脱することができるのです。
禁止令に「信頼するな」というものがあります。
養育者は子どもが悪い人に騙されたりつらい思いしたりしないように何度も何度もこう言います。
「世の中は人をだまそうとする人が多いのよ。だから簡単に人を信じてはだめなの。」
子どもの為に言ったつもりが、実は子どもを人に騙されやすい人にしているとは気が付かないのです。どうしてかというと、子どもは人を信じてはいけないと幼児決断していきます。
禁止令で言うと「信頼するな」を決断します。
信頼するなを決断した子どもは簡単に人を信用しなくなります。信用してよい人を信用しなくなり、信じてはいけない人を信じて裏切られるという脚本を持ちます。裏切られてこう言うのです。
「ほら、人って裏切るでしょう。信じられないよね。」と。
裏切られることで脚本を強化していくのです。
子どもとの約束を破ることも子どもが信頼するなを決断する要因になります。
リエゾンに来た当時の男性たちは、一番信じた方が良い人を信じていません。つまりそれは妻です。妻をことごとく疑い、馬鹿にしています。一番あなたの事を思っている人を蔑ろにするのです。その反面、あなたを内心馬鹿にしたり、利用したりしている人を信じて痛い目に合ってから「ほら、人間って信じられないだろ。」というのです。妻は、「あんなに私が言ったのに、聞こうともしないで。」と無力感に苛まれます。
この場合、夫は「信頼するな」「重要であるな」が考えられます。人に裏切られ、大切な家族が離れていくかもしれない脚本を持っていることも考えられます。
妻にも「子供であるな」「重要であるな」が少なくとも考えられます。
私たちは子どもにどんな言葉をかけたら、健康な脚本を持つことができますか?と心配し、冒頭の子どもとどう向き合ったら良いのかわからない、今からでも子どもの為にできることは何か、間に合うのか、になるのです。
リエゾンに来た夫婦は忙しくなります。自分の禁止令解除(脚本修正)と子どもへの対応の見直しを迫られます。子どもへの対応の見直しはアドラー心理学のSTEPを教えています。
アドラーは子育ての成功とはなにかということを生涯研究した人です。
・子どもが自分の人生に希望を持ち建設的に歩める大人になる事
・他者に暴力的な事をしないで協力でき、貢献できる大人になる事
・自分の窮地に自分の足で立ち上がれること、適切にヘルプミーともいえる事
などを子育ての成功としました。
ただしSTEPはインナーチェンジングセラピーがある程度終わっていないと、使えないのです。
というのは、「子供であるな」が決断された子ども時代の場合、大人になった時、子どもらしい子どもを見ると腹が立つことが起きてしまうので、「冷静に怒ることなく子どもに親の意向を伝える」というSTEPの手法ができないという事態に陥ります。走り回っている子どもに、
「いい加減にしろ!走るな!」と怒鳴ってしまったり、妻に「お前のしつけがなってない!」と言い放ったりするのです。
せっかく良い理論に出会っても使えなかったら意味がありません。
子どもに腹が立ってしまう大人にはまず、禁止令解除が必要です。
その上で親教育プログラムSTEPを希望者に教えていきます。
禁止令、脚本で落ち込まないでください。
この事態を変えられるその用意がリエゾンにはあるのです。
やる気だけがあなたに必要なものなのです。
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