DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

DVの治らない人はどんな人か。

2018-10-31 14:03:33 | 【DV加害者更生教育プログラム】
 リエゾンにおいてDVが完全に治らない人はいます。

それはどんな人かと言うと

① パーソナリティ障害A群の方
 
 A群は 妄想性パーソナリティ障害、スキゾイドパーソナリティ障害、失調性パーソナリティ障害があります。
これらの方は、現状を今よりは良い状態にすることを目的とし、
完全に良くなると思わずに取りかかる事が大切です。

その他のB群、C群の方はインナーチェンジングセラピーで解決できますが、本人が治りたいという意志が続くこと、カウンセラーと良好な関係性を持てて、カウンセリングを
継続的に続けることが大切になります。

② インナーチェンジングセラピーの個人面談のみ希望し、グループに出たがらない方。
 グループは父性を学び、妻の話に対する共感力を身に付け、
適切な自己開示力を高める場です。
つまり、出たがらないということは、妻との関係性を中途半端なままでも良いということでしょう。それでは対等で尊重しあう関係性は訪れません。
ただし、彼の生い立ちから来る問題は解決されます。

③ やる気を失った方。
 当たり前のようですが、インナーチェンジングセラピーは本人の変わりたいという
エネルギーが非常に大切なので、妻がそこそこ話してくれるようになったからもういいな、妻が別居から戻って来たからもういいや、俺ばっかり大変なのは納得いかないな、
など自分に甘くなってきたら、解決から遠のいていくでしょう。

④ 広汎性発達障害の方
 程度にもよりますが、現状を今より、少しでも良くすることはできますので
完全を目指すのではなく取りかかる事が大切です。

何においても大切なことは本人のやる気であることを伝えておきます。
実際、発達障害の方、パーソナリティ障害の方も改善されています。
変わりたい意志が結果を生み出していくと思います。

 













コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨年の「妻たちの座談会」出... | トップ | 妻の皆さん、結果を見てください »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

【DV加害者更生教育プログラム】」カテゴリの最新記事