カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

やっと「モネ展」に〜 2025

2025-01-12 | お気に入り


去年から開催中の「モネ 睡蓮のとき」展
〜2025.2.11 国立西洋美術館
チケット当日券¥2.300
混んでいるようなのでどうしようかなと〜
去年から思案中でしたが、この辺で行かねばさらに混みそうなので行って来ました
チケット購入に20分くらい並んで入れたので良かったです
クロード・モネは印象派を代表する画家のひとり。絵画鑑賞を始めた最初の頃に出会う画家かと
今回は晩年の作品に焦点をあてたモネ展だそうです。
そしてフランスのマルモッタン・モネ美術館からジヴェルニーのモネの庭を描いた作品がたくさん来ているようなので楽しみに

昔花咲き乱れるジヴェルニーの庭を訪れる機会があり感動しました
(古い写真から
睡蓮の池に掛かる橋に藤の花が咲き、
モネの家の前にはチューリップと霞草の花壇が〜
花好きには夢のような空間でした♪

今回睡蓮以外のジヴェルニーの庭の花々の作品もいろいろと〜
藤も素敵画面全体がパープル色に
晩年の作品は、眼病のせいなのか抽象的な表現に…
そしてモネは壁面を覆い尽くす大装飾画の構想を睡蓮で描こうと。
今回この過程で描かれた大画面の作品が多く来ていたようです。
なので混んでいても遠目から鑑賞でき、ストレス少なく鑑賞出来ました
この構想段階で描かれていたアガパンサスの花が除かれてしまったのは残念…
今回だ円形の展示会場に睡蓮の作品が展示されていました。

このだ円会場内は写真OKと!
フランスのオランジュリー美術館の睡蓮画のように〜🎶
グッズ購入にはまた並ぶようなので、
並ばず購入出来る西洋美術館蔵(松方コレクション)のモネ作品の絵はがきを買って来ました。


年明け一発目の美術鑑賞には良かったですね。
2025.1.10  鑑賞

運慶展に〜 横須賀美術館

2024-12-12 | お気に入り


横須賀美術館で運慶仏が見られるというので行って来ました
「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」
〜12/22まで






横須賀美術館は三浦半島の観音崎に位置し、前面に海が望める素敵なロケーションの美術館です。


鎌倉経由だったので、はんなりいなりを買って来ました。
海を眺めながらいただこうと思い広げて食べ始めるとカラスが!
近くでカーカーと
仲間を呼んでる⁉️
隣のベンチまで降りて来て…
仕方なくその場を離れました。。
気持ちいいロケーションでお昼と思ったんですが、この辺りはカラスやトンビが多いですからね…
以前鎌倉で娘がお饅頭をトンビに取られました!


さあ「運慶」展に〜観覧料¥1.000
今回運慶展の会場は、地下展示室5.6.7
スタッフの方がこちらですと、幕を少々開けて中へ案内してくれます。
阿弥陀三尊像がどーんと鎮座されてます
大きいです!丈六仏?
その両脇に毘沙門天と不動明王
全て重要文化財。
これら5体の仏像は横須賀市芦名の浄楽寺所蔵。
12世紀ごろ三浦半島で力を持っていた武士・三浦一族の一人、和田義盛の発願により運慶が作った仏像。
胎内からそれを示す銘札(めいさつ)なるものが出てきたそうです。
運慶は奈良で活躍した仏師ですが、東国武士との関係も深かったようです。
北条時政が建立して伊豆の願成就院にも運慶が作った仏像があるそうです。
(いつか観たいですね
運慶仏は、当時の理想的肉体である健康的で力強さを表現し、その体躯は重量感があり、衣の襞は複雑で写実的に表現されています。
こんな素晴らしい仏像が横須賀にあるとは、改めて驚かされました。
当時は鎌倉にも運慶作の仏像があったようですが、戦禍で失われてしまったとか。
今日運慶作とはっきり分かっている像は18体と。
5体が横須賀の浄楽寺に現存していることは大変貴重!
現在重文ですが、いつ国宝になってもおかしくない仏像かと


絵葉書を〜

2024.12.11  鑑賞

「平安文学、いとをかし」展に〜

2024-12-07 | お気に入り


静嘉堂@丸の内の招待券が手に入ったの行て来ました。


クリスマスシーズン、静嘉堂@丸の内の入口近くには素敵なクリスマスツリーが
静嘉堂@丸の内が入っている明治生命館は重文指定の建造物!




建物の細部も気になります


入館した中央のホワイエのクラシカルな雰囲気も素敵💓

ただ今開催中の「平安文学、いとをかしー国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」と王朝美のあゆみ」展
平安文学に興味があるほどではありませんが、やっぱり大河ドラマ「光る君へ」の影響ですね
平安文学と言われる物語や日記、漢詩に和歌など、王朝文化が花開いた時代
「源氏物語」「枕草子」くらいしか知りませんでしたが、他にもいろいろな物語が読み継がれて来ているんですね。
今更古典の授業をおろそかにしてたなあ…と
今回、国宝の「曜変天目茶碗」以外は写真OK
人も少なめなので撮りやすいかな。


国宝の「源氏物語関屋澪標図屏風」
琳派の創始者・俵屋宗達の作品(江戸時代1631年)
光源氏は牛車の中…
金と緑と大胆な構図〜おっ琳派!


初公開の紫式部図江戸時代17世紀)

そして、国宝の「和漢朗詠抄 太田切」
こちらは平安時代11世紀の作品
藤原公任撰の「和漢朗詠集」を書写したものだと。
最後に「曜変天目茶碗」をじっくり眺めて〜

2024.12.6  鑑賞


「はにわ」展に〜2024

2024-11-17 | お気に入り



あったいう間に11月
芸術の秋です
なので、ただ今開催中の「はにわ」展に行って来ました。10/16〜12/8
平日とはいえ上野公園は人が多い事!
外国の方、遠足の子どもたちやらごった返してました

東京国立博物館では、平成館の特別展「はにわ」の他にも
表慶館で「ハローキティ展」も開催中!


遠目にも可愛いですね


はにわ展、30分待ちと!
実際には10分ちょっとで入れました。
観覧料 ¥2.100

そんなに人気の展覧会とは知らなかった…
はにわ、可愛いですが〜

今から1750年前、埴輪は王の墓である古墳に並べられた素焼きの造形。
古墳時代の王を取り巻く人々や当時の生活を今に伝えていると。


今回、埴輪の最高傑作といわれる
国宝の「挂甲(けいこう)の武人」が仲間を引き連れ、展示されています。
同じ工房で制作された武人埴輪5体❗️
ゴレンジャーみたい!なんて声が聞こえてきましたよ
少しずつ違いはあるものの良く似ています。
1体はアメリカ、シアトルから里帰り
素焼きとはいえ、細部まで良く出来ています。
武人埴輪、思いの外鼻高いです

そして今回ほぼ写真OKと!
混んでるので落ち着いて鑑賞するというより撮影会〜


表情豊かで、見てるこちらが微笑んでしまう埴輪も




馬形以外にもいろいろな動物の埴輪がありました。



この男女2体の埴輪は対面して置かれていたそうです。
古墳からはいろいろな埴輪が出土しているんですね。
実際現地を訪れてみたくなりました

そしてグッズもたくさん🎶
見つけたのでマイネームスタンプ買ってしまった


ハンコに名前と一緒にはにわが押されます
(ちょっとウルトラマンぽいんですが)
それに武人埴輪のマグネット購入🎶

2024.11.14  鑑賞

秋の美術館巡り〜② 「英一蝶 ー風流才子、浮き世を写すー」 2024

2024-10-14 | お気に入り



出光美術館からこの足で、
六本木のサントリー美術館で開催中の
「英一蝶 ー風流才子、浮き世を写すー」展
この2館只今相互割引実施中
なので、サントリー美術館入館料¥1.700のところ¥1.600に〜
英一蝶(はなぶさいっちょう)は江戸時代は元禄年間前後に江戸を中心に活躍した絵師。
一蝶は、最初狩野探幽の弟・安信に入門し江戸狩野派の高い技術を習得するが、次第に独自の風俗画を生み出し人気絵師に。
また20〜30代頃には松尾芭蕉に学び、暁雲の号にて俳句も残しています。
そして、47歳の時三宅島に流罪に!
足かけ12年、島にて江戸から発注された作品を制作。この時代の作品は〈島一蝶〉と呼ばれ、貴重な作品が多いと。
運良く恩赦にて江戸に戻った後は、アカデミックな作品を制作したかったようですが、風俗画の注文は多かったようです。
洒脱で滑稽な作品から仏画まで〜


写真OKと
舞楽図(メトロポリタン美術館蔵)
裏面に唐獅子図が!両面屏風〜

名前は聞いたことあるなあー程度でしたが、作品の幅が広すぎて同じ作家の作品と思えず、ただただ観入るのみ。
以前見た作品は狩野派寄りの作品だったのか、こんなに風俗画の絵師のイメージの強い人物とは…

サントリー美術館、企画展の絵はがき割とないんですよね。。
チラシで我慢…

2024.10.9  鑑賞

秋の美術館巡り〜「物、ものを呼ぶ」展 2024

2024-10-13 | お気に入り
雨降りの1日でしたが、美術館巡りにはさほど支障はないかと




先ずは日比谷の出光美術館にて開催中の「物、ものを呼ぶ ー伴大納言絵巻から若冲へ」展 〜10/20 入館料 ¥1.200
今回、出光美術館の所蔵作品のやまと絵、仏画、水墨画、文人画、風俗画、琳派、書跡の分野から厳選された作品が展示されています。
入ってすぐに仙厓の鶴、伊藤若冲の鶴の掛軸
鈴木其一の「蔬菜軍虫図」も素敵💓
そして、酒井抱一の「風神雷神図屏風」
同じく抱一の十二ヶ月花鳥図が2つ!
1つは以前から出光にある屏風
もう1つは旧プライスコレクションの掛軸。
同じ月を描いていても幾分描かれているものが違うのが面白い
こっち見てあっち見て💦

そして若冲の大作「鳥獣花木図屏風」
西陣織からヒントを得て、升目描きで描いた動物たち
これは旧プライスコレクション
2019年にプライスコレクションの190点を購入したそうです。

重要文化財の絵画もたくさん
与謝蕪村、池大雅、田野村竹田、浦上玉堂の水墨画、文人画
そして国宝「伴大納言絵巻」平安時代
人々の表情が生き生きと描かれています
つい前のめりに(単眼鏡忘れた!)
平安時代の書には伝藤原行成や伝藤原公任の名前が〜
大河ドラマ「光る君へ」のイケメンF4が頭に浮かびながら🎶
佐竹本三十六歌仙絵、2点
「柿本人麿」「僧正遍照」
(絵巻を切断して、それぞれ購入したとか
昔、テレビでそんな番組を見たなあー
お姫様が高額だったとか)

最後に重文の英一蝶の「四季日待図巻」を!
これからサントリー美術館に「英一蝶」展に行きます🎶

移動前に、休暇室から皇居を望み無料のお茶をいただき、ちょっと休暇。
出光美術館は帝劇ビルの建て替えの為、12月いっぱいでしばらく休館と。
休館前に素晴らしい作品の数々鑑賞でき良かったです♪

絵はがきを

2024.10.9  鑑賞

「田中 一村展 奄美の光 魂の絵画」に〜

2024-09-22 | お気に入り


待ちにしていた「田中一村 展」が上野の東京都美術館にて始まりました。
期間は2024.9/19〜12/1
当日券¥2.000
1980年代に田中一村の名が知られるようになり、南の島の名前も分からない植物や魚が繊細に美しく描かれていて息を飲んで眺めた記憶が。
40年ぶりに東京で観られるとは嬉しい限り〜
神童と称された幼少期から奄美大島で描かれた最晩年の作品まで、全貌を紹介する大回顧展と。



フォトスポットと🎶

ほんと作品数多いです♪
7〜8才頃描いた色紙も。
10代の頃は南画家・田中米邨として絵を描いていたようです。
近年発見された資料もいろいろあるようで、以前の田中一村のイメージとは若干異なるかなと。
ただ公募展では落選が続き名前が世に出ず、知られるのが遅れた画家だった…
亡くなってから有名になるのは少々寂しいですが。
奄美の自然以外にも四季の花々を描いた屏風、襖など見応の作品が
画面の端から端まで見渡さないと、何か見落としそうなほどの密度で迫ってきます!
チラシの「アダンの海辺」もアダンの実に目が行きがちですが、大変だったのは砂浜の表現だったとか。

ミュージアムショップではいろいろなグッズがありましたが、基本の絵はがきとつい買ってしまうクリアファイル〜

と、イヤリング(黄色アダンの実が〜😊)
ガチャガチャがあったので一つ缶バッチ¥300

遅めのランチは都美館のレストランにて、
前回気になった紅鮭海苔弁当(豚汁付き)を
¥1.700

具沢山の豚汁とふっくら塩鮭で十分美味しく頂けました〜
ばら干し海苔


以前こんな記念切手もありました❣️
2003年奄美群島復帰50周年記念と。
切手使いきってしまうのが勿体無くて〜😊

2024.9.20 鑑賞

軽井沢千住博美術館に〜 2024

2024-09-13 | お気に入り
軽井沢千住博美術館に〜🚗
2011年オープンと。



カラーリーフガーデンを通り美術館の入口に〜
入館料 一般¥1.500

建築家・西沢立衛氏による建物は、曲線的で光を取り入れ、床もスロープ状で斬新な空間です。
パンフには森の中を散策するように作品を鑑賞して下さいと。
その代わり、どこから鑑賞しようか迷いますが…
日本画家・千住博氏の代表的なモチーフの「滝」は、照明の変化で流れ落ちる演出が。
そして、大きなスクリーンに滝や四季の移ろいを映像で見せてくれる「時間」の概念を表現した迫力の作品も。
静かな音楽が流れ、滝の落ちる映像はヒーリング効果抜群かと
あっという間に睡魔が!

ミュージアムショップにて絵はがきを
建物の絵はがきも購入


避暑地・軽井沢、やっぱり良いですね!

2024.9.7 鑑賞

真夏の美術館巡り〜③ 「東山魁夷と日本の夏」展 2024

2024-08-24 | お気に入り
最後は、恵比寿駅から徒歩10分
「山種美術館」


東山魁夷没後25年記念「東山魁夷と日本の夏」展 7/20〜9/23 開催中
入館料 一般¥1.400
駅からここまで歩くのも暑いです。。

久しぶりに東山魁夷の作品を
「京洛四季」の連作4点が一挙に公開は10年ぶりと。
特に〈年暮る〉、京都の町家の屋根屋根が連なる雪降る静かな佇まい、東山ブルーと呼ばれる青色がジンワリ沁み入る感じ〜
東山魁夷の大作〈満ち来る潮〉
当館初代館長・山﨑種二が制作を依頼した逸品だそうです。
暑い暑いと思いながら辿り着きましたが、
日本の夏の風景や風物などの作品を鑑賞していると心から涼めた気がします
作品リストを見ると、ほぼ山種美術館所蔵。
良い作品をたくさんお持ち🎶

絵はがきとクリアファイル購入
奥村土牛の「水蓮」良かったです


今回、巡り具合もあって日本の美術ばかりでしたが、気になる作家、作品、洋の東西を問わず観たいですね!
9月は東京都美術館で開催される「田中一村」展が楽しみかな♪

2024.8.14 鑑賞

真夏の美術館巡り②「徳川美術館展」 2024

2024-08-23 | お気に入り
次は白金台から六本木の東京ミッドタウン3階のサントリー美術館

ただ今「徳川美術館展 尾張徳川の至宝」
7/3〜9/1まで開催中
入館料 当日券・一般¥1.800
徳川御三家筆頭、尾張徳川家に受け継がれる貴重な品々を所蔵する徳川美術館の至宝の数々が!
徳川美術館には行きたいなあと思っていたので、良いチャンス!
豪華で華やかな大名文化〜
国宝の婚礼調度品、刀剣、茶道具、能衣装など
その中に、香木蘭奢待の木片も!
貴重な品々はその来歴も興味深いです。

そして国宝「源氏物語絵巻」も所蔵しているんですね。
現存する最古の源氏絵、平安時代、12世紀の作品。
4場面を会期中、順次展示
NHKの大河ドラマ「光る君へ」の影響で、平安時代の華やかな朝廷文化や「源氏物語」にも興味が〜
以前から安倍晴明繋がりで平安時代興味ありましたが、妖怪がはびこる平安とは違う平安の人々の恋愛事情も垣間見れて楽しいですね

話が逸れましたが、これらの貴重な品々が大切に受け繋がれて来たことに感動ですね!

2024.8.14 鑑賞