紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

銀杏のにほひ漂う

2014年11月21日 | 公園・庭園・遊園地
銀杏のにほひに誘われて新宿御苑。プラタナス並木が紅葉の見頃を迎えているということで...ほぼ1年ぶりの新宿御苑に行ってきました。いつの間にか入場ゲートが進化してて、なんだか時の流れを感じます。どこに券を入れるのか一瞬迷いましたけど。
プラタナスは青葉や黄色、だいだいなどが混じり合って彩りがきれいです。そこは新宿区ではなくヨーロッパの並木道のよう。もみじの紅葉にはちょい早いとは思いますが、サクラやイチョウなど他の紅葉風景が楽しめますので。





四季のある国ならではの新宿御苑
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Maker's Mark 46

2014年11月12日 | 茶・酒・SAKE!
東京駅の八重洲地下街にリカーズハセガワという酒屋があります。普段ほとんど飲まない自分ですが、時にはちょいと飲みたくなることもありまして...それも味見程度ですけど。特にこれからの季節は、ナイトキャップとして引っ掛けるのが楽しみでもあります。今年の夏に白州でハイボールを作ってみたんですが、炭酸がすごい酔い回りで余計アツくなった記憶も。白州はやはり新緑の季節に、ショットで飲むのが良いかもしれません。
ここ最近どんなお酒があるのかわからなくて、リカーズハセガワの品揃え豊富な陳列棚をいろいろ見て回りました。一部のウイスキーは試飲(有料)もできます。これだけで酔っ払いそうな勢いですが。見たことない酒の数々、昔からあるボトルでも微妙にラベルデザインが変わってたり、酒類は見ているだけでも面白いです。
この中から選んだのが、赤い封蝋が垂れたボトルのメーカーズマーク、それもメーカーズマーク46という商品。まずボトルのかたちが綺麗で、ジャケ買いならぬボトル買いです。トクトクトクとグラスに注ぐ音がまた良いんですよ。口に含むと広がる甘い芳香。深みのある味わいが喉元を通り過ぎ...その余韻がいつまでも。昔懐かしいブッカーズはこんなにガツンとくる味でしたっけ、ノックアウト。



ヒーリング チェリーリキュールのヒーリングという言葉は、RPGのヒーリングポーションと同じかと思ってたら...よく見ると綴りが違うようで。飲むと体の疲れが癒されると本気で思ってました。
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未来都市TOKYO

2014年11月05日 | 美術館・博物館
巨大なUFOのような外観。近未来を超えるそのデザイン。実現不可能としか思えないスケール感。新国立競技場の国際デザインコンクールで最優秀賞に選ばれた建築家、ザハ・ハディドの大規模個展が、初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催されています。
絵画のようなドローイングが何枚も飾られた展示室。はじめザハの設計はそのほとんどがあまりにも前衛的すぎて、実際に建設されないものばかりでした。1993年の〈ヴィトラ社消防ステーション〉から徐々に建築プロジェクトが実現していきます。展覧会では小さな建築模型がいくつか展示されていますが、これだけでも作るの大変ですよ。個人的にはスコットランドにある〈グラスゴー・リバーサイド・ミュージアム〉の建築が好きなんですけど、イメージ画でしか見られませんでした(奥の展示室のベンチがそれとなくグラスゴーになっていますが)。
2020年東京オリンピックのメイン会場となる〈新国立競技場〉の計画案も展示。巨大なアワビ!? かはたまたUFOかというデザインの競技場ですが、緑に囲まれた代々木の地にこんな近未来のフォルムが出現したら、さぞかし違和感があることでしょう…でもこれが2020年の当世風なのかもしれません。ザハ・ハディドの世界観が少しだけわかったような気がする展覧会でした。
アートギャラリーで同時開催中の「収蔵品展 抽象の楽しみ」が、その名の通りけっこう楽しめます。図録とかあれば良かったんですが…。
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