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子どもの自殺まで学校選択制推進に利用する橋下の卑劣

2012-07-10 | 学校選択制
 橋下大阪市長は、大津市の中学生がいじめを苦に自殺したとされる事件をとらえて、「生徒が学校を選ぶ。それが原理原則であることを忘れている。生徒は嫌な学校には行かなくていい、好きな学校に行けばいい。生徒の選択を認めないなんておかしな話だ」などとツィートした。
 
 まるで学校選択制が導入されれば、いじめや自殺が防げるかのような言い方だ。
 
 しかし、選択制が導入されたとして、いったい子どもや保護者はどうやって学校を選べばいいのだろうか。いじめがあるかどうかなど、行ってみなければ分からないではないか。
 もし選択制導入後にいじめで自殺する子が出たら、橋下は「他の学校に行けばよかったのに。そんな学校に行った者の責任だ」と言うのだろうか。
 
 学校選択制でいじめ自殺が防げるなんてあり得ない。むしろ、学校選択制で間違いなく競争が激しくなり、それによるストレスは、いじめをもっと悪化させるだろう。
 
 
by ウナイ
 

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