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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

韓国『ナヌムの家』の一兵さんを迎えて

2010-02-17 | 「慰安婦」問題
2/14に大阪・堺で「~韓国『ナヌムの家』の村山一兵さんを迎えて
~日本軍『慰安婦』問題について向き合い考えあう堺のつどい」がありました。

参加者数は100人はいたでしょう。
集まった良心的な市民は情熱的だと感じました。

村山一兵さんの話は

時間が短い中で、簡潔に「慰安婦」被害の広範さや組織的だったことなど、
在特会などの右翼が勉強不足の点を指摘しつつ話され、

ハルモニの「ナヌムの家に日本人が多く訪れ交流しにくる。それはとてもうれしい。
でもどうしてそれで、未だに声高に私たちが叫ばなくてはならないのか」
という紹介された言葉は重く、

そして、1人1人の人間としてハルモニの事を紹介してくださりました。

質問や意見も活発に出て、特に在日の方達が
過去の植民地侵略の清算についても指摘があり、考えさせられました。
ある方の発言で、もう一度「慰安婦」という言葉を使うべきかを考えさせられ、
日本軍「慰安婦」問題はまれに見る加害行為で許し難い行為、今も引き続いている問題、
歴史に葬り去られていた問題、むごい戦争犯罪だという指摘に、
自分もきちんとこういうことを言えたらなぁと感じました。

会場が大きくはない分、村山さんを身近で話を聞けてよかったのではないかと思っています。

また堺の市民派議員から議会の状況を報告されて、差し迫っていることを感じました。

(さやか)

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1 コメント

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Unknown (ハンマー)
2010-02-19 06:02:31
村山さんの講演とても良かったです。「慰安婦」ではなく、慰安所に入れられてしまった被害者であり、一人一人の生身の人間として見てほしい、彼女たちのこれまでの人生をみ
てほしいと言われていました。村山さん自身がハルモニたちと接する内にそのように考え始めたということでした。村山さんは、ナヌムの家で研究するようになったいきさつや、給料をもらって働いていることなど、率直に誠実に語っていました。
 11/28の集会(カン・イルチュルハルモニの証言集会)での彼の講演では、少し性差別、性暴力一般に引きつけすぎかなという印象を受けましたが、現在の自分たちの性暴力への考え方が、「慰安婦」問題への取り組む姿勢
にもかかわるといわれ、なるほどそうだと思いました。それは、韓国での意識として、「被害者を守ってやれなかった」「日本の兵士に蹂躙された」という意識が多く、戦争犯罪という観
点から見られていないという指摘ともつながります。
 排外主義を煽る暴力団体について、単なる弱い者いじめだと怒りを持って批判していました。
 在日の方が何人か発言され、違和感がある発言もありましたが、それはそれとして日本の植民地主義と侵略戦争が背負わせたものが、そう簡単なものではないということが分かりました。
 朝鮮人差別・差別落書きがあれば大問題になるのに、通りで公然と差別発言をしてもまかり通っているという、最近の排外主義の異常さも指摘されました。彼らが、北朝鮮を攻撃せよという右翼とも違う、直接差別し暴力をふるうどうしようもない右翼であるということも分かりました。

 すばらしい集会をありがとうございました。


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