375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

マラソン大会予定

◆2015年1月18日 HOUSTON MARATHON(TX州=2年連続2回目) ◆2015年4月20日 119TH BOSTON MARATHON(MA州=3年連続3回目) ◆2015年10月4日 TWIN CITIES MARATHON(MN州=初出場/米国26州目)

【旅の写真館】ケベックシティ(1) 旧市街・アッパータウン編

2008年08月31日 | 旅の写真館(カナダ編)
北米唯一の城塞都市であり、ユネスコの世界遺産にも登録されているカナダ・ケベック州の州都ケベックシティ。住民の9割以上はフランス系カナダ人である。

公用語は当然のごとくフランス語なので、どこに行っても、明らかな東洋人である自分に対しても、まずフランス語で話しかけてくる。フランス語が通じないとわかると、「英語は話せますか?」と聞かれ、ここで初めて英語でのコミュニケーションがスタートするのだ。もちろん英語を話せないケベック人も多いので、その場合は完全にお手上げの状態になる。

ニューヨークからケベックシティのアクセスは、空路ならばニューアーク空港からコンティネンタル航空の直行便が出ており、飛行時間は1時間45分。時差もなく、1~2泊の週末旅行には手頃なデスティネーションだ。

市内は城壁に囲まれた「旧市街・アッパータウン」、セントローレンス川の川沿いに位置する「旧市街・ロウアータウン」、城壁の西側に広がる「新市街」の3つのエリアに分かれている。それぞれに見どころがあるので、エリアごとに分けて、旅のスナップをご紹介しよう。

今回は、旧市街・アッパータウン編。


★ケベックシティの象徴となっている歴史的な古城ホテル、フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック(Fairmont Le Chateau Frontenac)。エリザベス女王をはじめとする世界各国の王室の人々、首相クラスのVIPが宿泊している。


★シャトー・フロンテナックの裏手に広がる板張りの散歩道、テラス・デュフラン(Trrasse Dufferin)。屋台では、アイスクリームや綿飴なども売っている。


★テラス・デュフランから見下ろす、セントローレンス川(Fleuve Saint-Laurent)。「ケベック」の語源はカナダ原住民の言葉で「川が狭くなるところ」から来ているそうだが、その名の通り、このあたりでの川幅は約1㎞に狭まっている。


★フランス人探検家サミュエル・ド・シャンプラン(Samuel de Champlain)の高さ15mの立像。1608年、シャンプランが木造の砦をこの地に築いたことから、街の歴史が始まる。つまり、今年(2008年)は、ケベックシティの市制400年に当たるというわけだ。


★戦場公園からテラス・デュフランまでをつなぐ、総督の散歩道(Promenade des Gouverneurs)。セントローレンス川を眺めながら、快適な散歩を楽しめる。


★城壁西側の3つの門のひとつ、サン・ルイ門(Porte St-Louis)。ここからシャトー・フロンテナックに向かって東に延びるサン・ルイ通り(Rue St-Louis)がメインストリート。


★サン・ルイ通りを行進する、国際色豊かなパレード。今年はケベックシティ誕生400年を記念して、毎週末ごとにイヴェントが行なわれているようだ。


★サン・ルイ通りにある、おしゃれなマクドナルドのお店。


★「地球の歩き方」にも紹介されている、ケベック料理のお店「Aux Anciens Canadiens」。ケベック・ミートパイとミートボールの盛り合わせは、確かに美味しかった。


★夜の路上にライトアップされた「400」の数字。今年は街中が400年祭一色だ。

【旅の写真館】 トロント(2) ダウンタウン編

2007年10月08日 | 旅の写真館(カナダ編)
トロント旅の写真館・第2部はダウンタウン編

歴史をたどれば、トロントは18世紀後半以降、イギリス系住民の政治の中心として発展してきたが、それ以前はフランス領だった時期もあり、さらには第2次世界大戦以降、急速に他国からの移民が増加したこともあって、今や80以上のエスニック・コミュニティを有する、世界屈指の他民族都市となった。

さしずめ、「小型ニューヨーク」のような感じ、とでも言えようか。
ダウンタウンを少し移動するだけで、風景が大きく変化するのも、この街の特徴の一つだ。


★ダウンタウンの女王様通り(Queen St.)を走る、路面電車
昔は東京・横浜あたりでも、このような路面電車が「街の顔」となっていたものだが、いつしか、影も形もなくなってしまった。だが、ここトロントでは、見事に生き残っている。
近代都市でありながら、レトロな雰囲気を大切にしているところに、心のゆとりが感じられる。


★賑やかな繁華街、若者通り(Younge St.)の風景。Youngではなく、Youngeと語尾に「e」がついているのは、フランス領時代の名残か。
中央のカップルが赤いバッグをさげているが、これはマラソンのExpoで配られたグッディ・バッグ。つまり、この2人は、ランナーなのである。


★街では、日本からの観光客も多く見かけた。英語も使えるし、わりと気軽に海外旅行ができる、人気ディスティネーションの1つなのだろう。


★古着の街として知られる多国籍エリア、「ケンジントン・マーケット」の中でも、髄一の品揃えを誇るといわれる店、「エクザイル(Exile)」。ファンキーなヴィンテージものから、仮装用の小道具に至るまで、掘り出し物にあふれている。


★「エクザイル」の店内。ウィグ(かつら)も充実している。実は、11月3日のフレンドシップ・ランに使えそうなウィグを探していたのだ…。


★ケンジントン通りにある、もうひとつの「エクザイル」。普通の家を、カラフルなお店に改造している。こんな感じの家が、この通りには、たくさん並んでいる。

【旅の写真館】 トロント(1) CNタワー編

2007年10月08日 | 旅の写真館(カナダ編)
オンタリオ州の州都にして、カナダ最大の街トロント。
9月30日(日)のトロント・ウォーターフロント・マラソンに参加した前日、ひとときの町歩きを楽しんだ。写真も何枚か撮ったので、アップしておこう。

今回は、CNタワー編


★トロントのランドマーク、CNタワー。1976年、カナダ国鉄(Canadian National Railway = CN鉄道)によって、東京タワーより200mも高い、地上533.33mの電波塔として建設された。

CNタワーには、展望台がいくつかある。いわゆる「一般展望台」にあたるのが、地上342mの屋外展望台と、346mの屋内展望台。そのフロア内には、床がガラス張りになったグラスフロアがある。

ここから、特別エレベーターで、さらに上に昇ると、地上447mのスカイポッドに出る。ここは、人工の建設物としては世界一高い展望台であり、トロント市街はもちろん、晴れた日には、遠くナイアガラ方面まで見渡すことができるという。


屋外展望台(地上342m)から見た、オンタリオ湖沿岸のハーバーフロント地区
展望中、落ちたりしないように、金網が張ってある。


★同じハーバーフロント地区の光景を、地上447mのスカイポッドから見る。
目が眩むような高さだ。


★スカイポッドから見た、MLBトロント・ブルージェイズの本拠地、ロジャース・センター(旧トロント・スカイドーム)。開閉式のドーム球場で、晴れた日の試合は、屋根を開けて行なわれる。
この時は、ちょうど、タンパベイ・デビルレイズとのデー・ゲームの試合中。選手たちが、蚤のように動き回っているのが見えて、面白かった。


★スカイポッドから、はるか南方を見渡す。この視界の先に、オンタリオ湖沿岸の街、ナイアガラ・オン・ザ・レイクが見えるはずだが…。さすがに、ナイアガラの滝までは見えそうもない。


★スカイポッドから見た、トロント・ダウンタウンのビル街。CNタワーの影が映っている。
右下に見えるのが、カナダを横断するVIA鉄道の線路。機会があれば、この鉄道に乗って、モントリオール→ケベックシティ方面まで旅をしてみたい。