375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】エディンバラ(3) 英国文学ゆかりの名所を訪ねて

2009年06月14日 | 旅の写真館(欧州編)
エディンバラは文学の都とも言われる。18世紀の後半から現代にかけて、この街で活躍した代表的な作家をあげるとすれば、「蛍の光」として知られるスコットランド民謡を発掘・アレンジし、世界に広めた農民詩人ロバート・バーンズ(1759~1796)、「アイヴァンホー」などの歴史小説で有名なウォルター・スコット(1771~1832)、「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」の作者ロバート・ルイス・スティーヴンソン(1850~1894)、名探偵シャーロック・ホームズの生みの親コナン・ドイル(1859~1930)、そして、ハリー・ポッター・シリーズがベストセラーになったJ.K.ローリング(1965~)と、豪華な顔ぶれが並ぶ。

これだけの作家が揃うのは、日本では古都・鎌倉くらいではあるまいか。鎌倉で育った者としては、そういう意味でもスコットランドの古都エディンバラに親近感が湧く。やはりこの街には、どこかに作家の創作力を刺激する要素があるのだろう。

奇しくも、今年がロバート・バーンズの生誕250周年、コナン・ドイルの生誕150周年というメモリアル・イヤーに当たる。これを機会に、もう一度若い頃のように、本を読みあさってみたいという気持ちになってきた。


★ハリー・ポッターの作者J.K.ローリングが常連のカフェ、エレファント・ハウス。


★窓の一角には、「ハリー・ポッター生誕の地」という看板も。


★中のインテリアは、その名の通り「象づくし」。像にまつわる絵や写真や置物がふんだんに飾られている。


★像の形をした椅子。戸棚の中にも象グッズのコレクションがいっぱい。


★J.K.ローリングがハリー・ポッター・シリーズの第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」を書き上げたニコルソン・ストリートに面するカフェ。現在はブラック・メディスンという名前になっている。


★「J.K.ローリングがこの建物の1階でハリー・ポッターの初期のいくつかの章を書きあげた」と説明する、プチ・メモリアル。


★新市街の東側に立つ、コナン・ドイルの銅像。


★コナン・ドイル像と道を隔てた向かい側には、コナン・ドイルという名前のパブもある。


★「ジキル博士とハイド氏」のモデルになった実在の人物、ディーコン・ブロディの名を冠したレストラン。昼は市民の尊敬を集める役人、夜はギャンブル好きの強盗だったという。


★ディーコン・ブロディにちなんだもう一つの名所、ディーコンズ・ハウス・カフェ。巨大な手が怖い。


★ロイヤル・マイルから少し奥に入ったところにある、作家博物館(The Writer' Museum)。ロバート・バーンズ、ウォルター・スコット、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの3人を記念して建てられた。


★左からロバート・バーンズ、ウォルター・スコット、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの彫像。


★ウォルター・スコットの居間を再現。テーブルについているのは、スコットの語る物語を筆記する助手。


★プリンセズ・ストリートに建つ、高さ61メートルのスコット・モニュメント。作家の記念碑としては、世界最大。


★スコット・モニュメント内にある、ウォルター・スコットの銅像。彼の歴史小説が後世に与えた影響は大きい。

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1 コメント

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国民洗脳から目を覚ませ! (国民洗脳から目を覚ませ!)
2022-06-29 15:06:43
馬鹿メディアである、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等による、嘘八百の洗脳情報と、嘘と騙しの仕掛けと、策略に満ち溢れた世の中で、思考停止状態にある人類は、自分自身の脳、つまり思考そのものを点検せよ! 騙しと 策略の煽動に乗せられるな! 我々はハッ と気付いて、いや 待てよ! と立ち止まり、常に注意深く 用心深く 警戒し 疑いながら生きれば、騙されることはない。 全ての常識や事柄、固定観念を疑うべきだ! 洗脳からの覚醒には 『 フルフォード氏の著書 』 を読め!

https://benjaminfulford.net/
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