10月27日(土曜日)、NJ州の町ムナキー(Moonachie)で行なわれた第1回目の5Kレース「Moonachie Mystery Run」に参加する。
大会ポスターを見てもわかる通り、ハロウィーンにちなんだレース。 今まで何もなかった閑静な隣り町に、突然降って沸いたようにレースが開催されること自体がミステリーで、いったいどういう雰囲気の大会なのか皆目見当がつかないまま当日を迎えた。
スタート&ゴール会場は、いつも走るテタボロー空港付近周回コースの途中にある野球場。そこまでの約1マイルの道を軽くウォーミングアップして、NJJR(NJ州在住日本人ランナー)の面々と合流する。集まったランナーはお馴染みのねごぴさん、KPさん、ヒロヤスさん、まさみさん、かめっこさんに初顔のいずみさんも加わり、自分も含めて7人。このレースの完走者は最終的に112人だったので、無名のローカル大会にしてはかなり高い割合で日本人が集まることになった。
チップやD-タグもなく、どうやってタイムを計測するのかよくわからないままスタート。
最近の5Kレースの体感速度は把握しているつもりだったので、その通りのペースを刻んで1マイルの距離表示を通過。7分12秒。ここまでは順調のように思えた。
そして1マイル目を走っている途中で、前を行くピンクのウェアを着た女性ランナーを以前も見た記憶があることに気がついた。そう、6月にリトルフェリーで開催された「Matt Fenton Memorial 5K」で最後まで競い合ったアントワネッテである(その時は青いウェアだった)。
50歳代の女性ランナーとしては圧倒的に強く、今回もエイジ1位だったのだが、6月のレースではゴール直前わずかに差し切って0.7秒差で勝つことができた。しかし今回はどうにも差が縮まらない。なぜか異様に息が苦しいのだ。やはりハリケーン接近の影響もあって湿度が高くなっているのだろう。2マイル目の距離表示は見当たらなかったが、明らかにペースは落ちていたはずだ。結局アントワネッテには最後まで追いつけなかった。
あともう一人、いかなる理由か知らないが背広で走っているランナーがいた。受けを狙っていたのかもしれない。でも、この服装で短距離を全力疾走するのは無謀というものだろう。案の定、途中でペースが落ちてきたようだったので、このランナーは追い越すことができた。
そして最終マイルはそれなりに全力疾走してゴール。その時、女性スタッフがバーコードの記された紙を自分のゼッケンから引き剥がした。
どうやら、このバーコードがセンサーに反応してタイムが出るらしい。
Finish Time 23分09秒(7:27/mile)。
年代別6位で惜しくも入賞はならず。しかしラッフルでは隣り町ハケンサックのレストランで使える25ドルのギフトカードが当たり、結果的には得をしたレースだった。ただでは転ばないあたり、まだ勢いが持続していることを感じさせる(笑)
しかしなんといっても最大のミステリーは、全力疾走で走った5Kのペース(マイル7分27秒)が先日のハーフマラソンのペース(マイル7分26秒)より遅いことだろう。ふつうはハーフより5Kのほうがずっと速いはずなのだが。距離が短いと、かえって余計な力が入ってしまうのかもしれない。短距離の時は「これはハーフ」と言い聞かせて走ったほうがよさそうだ。
★NJJR(NJ州在住日本人ランナー)の面々。これだけ揃うと、小さな大会ではかなり目立つ。
★怪しげなタランチュラの風船がゴール。1人づつしか通れないので、接戦になったら譲り合わなければならない。
★女子14歳以下の部2位入賞のスカーレットちゃん。
★コスチューム賞を受賞した背広のランナー。結局彼はこれが目当てだったわけだ。
★隣り町ハケンサックにあるレストラン「GENERAL POOR'S TAVERN」で使用できる25ドルのギフトカード。
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ご挨拶が大変遅くなり、失礼いたしました。その節はお疲れ様でした。翌日のハリケーンそして数回にわたる大雪等に見舞われ、このレースが遠い昔の事のようです。
また、次回にどこかのレース場でみなさんとご一緒できることを楽しみにしています。
ブログをしばらくお休みしていたため、ご返事が遅くなりました(汗)
ほんとに、あれからいろいろなことがありましたね。
いつかまた、どこかでご一緒したいものです。