2006年4月から8年半の長きに渡り、当ブログにお付き合いいただきありがとうございます。
今後、大会レポート等の新しい記事は下記の新ブログに掲載いたします。
375's ROAD TO MARATHON HERO/アメリカ50州制覇とボストンへの道
これまでに発表した完走記も順次リニューアルし、新ブログに移行する予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。
ミナコヴィッチ
今年の走り納めは、いつも休日に走るハケンサックリバー+インディアンレイクの定番コースを10.2マイルジョグ。
雪が凍ったままの箇所が多かったので、滑らないようにゆっくり走った。
2012年はこれで終了。
今年は10月下旬に米国北東部を襲ったハリケーン・サンディによって地元の町が洪水と暴風雨に見舞われたものの、地方の遠征レースでは同じ「風」でも神風が吹くことが多く、総合的には満足できる1年だった。
フルマラソンでは50州制覇の一環で初訪問が実現したMD州(B&Aトレイル)、KS州(オズ)、WI州(ミルウォーキー・レイクフロント)、SC州(キアワ・アイランド)でいずれも好タイムを叩き出すことができたのは収穫だった。
ハーフマラソンではFL州(St.Pete)、PA州(フィラデルフィア)の2大ロックンロール大会がいずれも完璧なコンディションに恵まれ、従来のベストタイムを大幅に更新することができた。
その他、5K、10Kを合わせると4種目で自己ベストを更新する「PRグランドスラム」を達成!
2年前の2010年がPR更新ゼロだったことを考えると、奇跡に近い躍進かもしれない。
「加齢そのものは、パフォーマンスの低下には影響しない。影響を与えるとすれば故障やケガによる後遺症である」
というのが自分の仮説だが、実際、どのスポーツでも故障の少ない人は選手寿命が長い。
そういう意味で、市民ランナーとしては「タイムを短縮しようとする欲」をうまくコントロールしながら頑張る工夫が必要になってくる。
無理のないトレーニングで末永くランニング生活を楽しむ、というのが今後の目標になるだろう。
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11月23日(木曜日)、この日はアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦さんの「PEACE RUN 2011 アメリカ横断5000キロ ランニングの旅」がゴールを迎える日。ここに至るまでの経過は折にふれてLAやミシガン在住の北米ラン仲間から伝え聞いていたが、いよいよニューヨークのゴールに近づくにつれて、高繁さんと歴史的な一瞬を共有しようというプロジェクトが急速に進展した。そしてこの日は感謝祭の祝日ということもあり、最終的には地元在住の多くのラン仲間に感動の輪が広がることになったのである。
さて、当初の予定では午前7時にフォートリーで高繁さんと落ち合いスタートするはずだった。
が、その15分前に自宅近くのホテルで待ち合わせることになっていたチーム・ミシガンの到着が道中のアクシデントにより遅れるという連絡がYoshiさんから入り、あらかじめ手配していたフォートリー行きのTAXIを30分遅らせることになった。そうなると予定の時間での到着が間に合わないので、先にフォートリーに集まったメンバーで出発してもらい、チームミシガン+自分はあとから追いかけるという段取りに変更することになった。
というわけで、予定より30分遅れてYoshiさん、Opa!さん、コスメル前村さんと一緒にフォートリーを出発。ハドソン川にかかる全長1067メートルの巨大な吊り橋、ジョージ・ワシントン・ブリッジを渡ってマンハッタン178丁目に到達する。よく考えてみれば、NJ州からNY州への州越えランはこれが初めての体験となる。
その後、閑散とした早朝のハーレムをジョグとは思えない猛スピードで南下。Broadway→St. Nicholas Ave→Amsterdam Aveを経て、ようやく135丁目付近で高繁さん+先発隊(まっくさん、かなぶんさん、ねこぴさん、シャカリキさん、かんぺいさん)に追いついた。
110丁目からセントラルパークに突入。さまざまな色のウェアに身をつつんだジョガーの行き交うイースト・ドライブを南下する。ニューヨークシティマラソンの創始者フレッド・リボウの銅像のある90丁目の手前あたりでよっしーさんも加わる。59丁目の出口はパレードの交通規制のため高繁さんのバギー(手押し車)は通れず、少し迂回して5番街へ。途中で巨大クリスマスツリーが準備中のロックフェラセンターに寄り道しつつ、さらに南下を続ける。
25丁目のマジソンスクエアパークが近づくと、進行方向に日の丸発見。ここで新たな一隊(飛脚さん、アンジーさん、馬次郎さん、ヒロヤスさん夫妻)と合流。ゴールまで5kmの旅を残すのみとなった。ブロードウェイを南下し、新たな高層ビルが建設中のグラウンド・ゼロに立ち寄り、デモ隊が集まるウォール街の広場の横を通過し、いよいよバッテリーパークへ。
午前10時55分、LAをスタートして183日目、走行距離5285kmに及ぶアメリカ横断の旅がついに感動のゴールを迎えた。
並みの言葉では言い表すことができない、歴史的な偉業。
しかもこの旅は、これまで高繁さんが経験してきた世界のごく一部にすぎない。
これからも新たな旅は続く。
またいつか、一緒に走る時間を共にする日が来るだろう。
KAY'S BLOG http://kaytaka.blog35.fc2.com/
PEACE RUN公式サイト http://www.peace-run.com/
★ハーレムの坂道を走る高繁さん+有志の仲間たち。
★秋晴れの下、バギーを押しながらセントラルパークを走る。
★5番街のランドマーク、エンパイアステート・ビルを通過。
★バッテリーパークでのゴール後、TV局のインタビューに応じる高繁さん。
★ゴール後の記念撮影タイム。
★夜は日本食レストランで打ち上げ。地元NY・NJのランナーのほか、チームミシガンの面々、たまたま遊びに来ていた西海岸のラン仲間も加わった。
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さて、4月から続いた怒濤のレースウイークも一段落したので、簡単に振り返ってみる。
(★の数はパフォーマンス面での自己評価)
4/10 Scotland Run 10K (47分08秒) ★★★★★
予想以上のレース展開で、3年ぶりに47分台復帰。自己歴代3位。
4/16 Asbury Park Half Marathon (1時間45分59秒) ★★★★★
逆風のデッドヒートを制し、年代別2位入賞。ミナコ史上に残る名勝負。
5/01 Vancouver Marathon (3時間45分00秒) ★★★★
27kmまではPRペースだったが、バラードブリッジ以降の終盤で課題を残す。
5/08 Japan Day Run For Hope 4M (30分05秒) ★★★★
フル翌週としては疲れもなく、悪くない出来。
5/14 Healthy Kidney 10K (48分58秒) ★★★★
高湿度。前回の10Kレースに比べると、体の切れに欠ける。
5/21 Brooklyn Half Marathon (1時間42分44秒) ★★★★★
7マイル以降の追い上げが功を奏し、歴代4位の好タイム。
Age Graded Time(1:28:32)は自己最高を記録する。
5/30 Ridgewood Run 10K (49分17秒) ★★★
暑い。4-5マイルでバテバテになる。
6/05 Matt Fenton Memorial 5K (23分47秒) ★★★
2マイル目で失速。そろそろ疲れが溜まってきたか?
まぁ9週間で8レースというのは、さすがにハードだったかもしれない。
ここからしばらくの間は、レースは3週に1回くらいのペースに抑え、トレーニングを優先する期間となる。
次の大勝負は9月。ディズニーランド・ハーフ(9/4)とロックンロール・フィリー(9/18)で、4年ぶりのハーフマラソン自己ベスト更新を目指す。
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4月22日(金曜日): おはようロング走、10mile。
-05mile 48:41
-10mile 45:07(1時間33分48秒)
今週末(土・日)はあまり天気が良くないという予報が出ていることもあり、金曜日のうちにある程度の距離を走っておこうということで、伝家の宝刀「おはようロング走」を行なう。
出勤の時間までに終わらせなければならない為、早朝5時スタート。
通常のおはようランなら6マイル程度なので、6時近くに走り始めても間に合うが、10マイルの長距離を走ろうとするならば、スタートが5時を過ぎてしまったら遅すぎる。
5時にスタートするためには4時半に起きなければならず、4時半に起きるためには夜10時半には寝なければならず、夜10時半に寝るためには残業せずに帰宅しなければならない・・・等々、逆算に逆算を重ねて前日から準備をしておく必要がある。
ともかく、無事10マイルを走って、おはようロング走成功。
これで土曜日は天気が悪ければ「休足日」にしてもいいので、スケジュール的に楽になった。
あとは日曜日に軽いスピードワークを入れ、いよいよバンクーバーマラソンに向けて、最後の1週間の調整となる。
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あれ? ゼッケンの名前が「みなこ」になってる。
本名で申し込んだはずなんだけどなぁ。
ま、それはいいとして…
夜行バスで金曜日の朝、ワシントンDCに到着。
午前11時からナショナルマラソンのEXPOに参加する。
今回の大会の標語?(モットー?)は「I RAN THROUGH HISTORY.」
歴史を走る…とは大きく出たものだ。
人類歴史のことを言っているとすれば、千年万年単位の話になる。
考えてみれば、自分一人の力で世の中に生まれてくることはできない。
両親がいて、その両親がいて、そのまた両親がいて、自分の存在が可能になる。
自分だけの人生のように見えても、実際はそうではない。
過去に生きた先祖たち、歴史上のすべての人たちが「今生きる私たち」の背後で応援しているのだ。
そう考えてみれば、自分は歴史の代表選手。
今、この世に生きていることに感謝して、そして走りたくても走ることのできない人たちの分まで、晴れの舞台で全力を尽くしたいと思う。
ゼッケン3295番。コラル#3。
米国東部時間3月26日(土曜日)朝7時、わが人生で通算30回目のフルマラソンがスタートする。
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3月20日(日曜日)、セントラルパークで道走会(在米北海道ランナーの会)主催のイベント「Run for Japan」が行なわれた。午前8時30分、10時、11時30分の3つのグループに分かれ、各自任意の寄付をしてセントラルパークのループを1周(約9.6km)するというもの。
この日はマンハッタンを舞台にNYCハーフも行なわれ(日本から加納由理選手も参加)、レースに出場したかなぶん姫、Miho姫、まっく王子、きゆさんたちと合流して、11時30分の回に参加。晴天の下、ループ1周を約1時間かけてジョグした。
在住日本人ばかりではなく、アメリカ人からも、多くの寄付が集まったようだ。
祖国復興に向けて、今、世界中が動いている。
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クリスマスの翌日、12月26日(日)の午後から27日(月)にかけてアメリカ東海岸を襲ったブリザード(大吹雪)は、近来まれに見る大規模な交通マヒを引き起こした。ニューヨークの3大空港が閉鎖になるような大雪は年に1~2回訪れるものだが、今回のようにNJトランジットのバスまでが全面運休となるような悪天候は、ちょっと記憶にない。ニュージャージー州では「100年に1度の吹雪」とも報道されたが、まさにその言葉通りだったかもしれない壮絶な空模様だった。
大雪の影響は、当然ランニング・ライフにも少なからぬ影響を及ぼす。
リトルフェリー町内、テタボロー空港付近、ハケンサックリバーなど、いつも走っているランニングコースはことごとく使用不能。出勤前のおはようランが全くできない日が4日続いても、まだまだ当分は雪が溶けそうにもなく、このままでは1月初旬のグーフィーズ・チャレンジは走り込み不足の状態で迎えなければならない、という深刻な状況になってきた。
そんな時、かろうじてインディアンレイク湖畔だけがどうにか走れそうな状態であることを発見。年末も押し迫った31日になって、1周650メートルの周回コースでぐるぐるランを行なった。もちろん滑りやすい箇所も多いので、ケガをしないようにゆっくり。合計25周を走った。
10周すれば4マイルという計算なので、25周で10マイル(=16km)となる。
この結果、12月はぎりぎり最終日で200kmに到達。
そして…1年のぎりぎり最終日で、ミナコ王国史上初の年間走行距離2000マイル(=3200km)の金字塔を達成した。
今年はスピード面では自己新が出なかったものの、走行距離面では自己新を達成。
着実にスタミナランナーの道を歩みつつある…と信じたい。
★現在継続中の記録。
18ヶ月連続200km以上。(2009年7月以来)
46ヶ月連続150km以上。(2007年3月以来)
公式レース 108戦連続リタイアなしで完走。(2004年11月初レース以来)
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さて2010年も終わり、新しい年を迎えたので、ここで昨年のまとめをしておかないと。
ということで、まずはフルマラソン編。
2010年 完走7回(通算27回)
03/21 Los Angeles Marathon(米国9州目 カリフォルニア州)3時間45分10秒
ドジャースタジアムからサンタモニカビーチへの観光ランを楽しむ。日本からミニ~ちゃん参戦。LA在住のJogNote仲間ポプラさんと出会う。
05/02 New Jersey Marathon(3回目の出場)4時間12分46秒
猫娘コスチュームで完走。季節外れの暑さで、後半はファンランとなった。LAに続き日本からミニ~ちゃん参戦。NY近郊のラン仲間の他、KY州からTomoko姫を迎える。
06/26 Rock'n'Roll Seattle Marathon(米国10州目 ワシントン州)3時間56分50秒
シアトルへの単独遠征。涼しい夏マラソンで観光とランを満喫する。
10/10 Chicago Marathon(2年連続出場)3時間53分45秒
秋の本命レースだったが、ここも暑さにやられて後半はファンランとなる。日本からミニ~ちゃんとMSMCさん、KY州からTomoko姫、NY&NJ州から「ま」姫、Miho姫、飛脚姫、ミシガン州からコスメル前村さん、Yoshiさん、いっちいさん、れどんどーさん、Akochi姫等々、ラン仲間多数集結。
10/24 Niagara Falls International Marathon(カナダ遠征第4弾)3時間43分41秒*Canada Best
シカゴ終了後にリベンジを賭けてハーフからフルにアップグレードし、アメリカからカナダへの国境越えマラソンを走る。ようやく本来の調子に戻ったような感触。シカゴに続きYoshiさん参戦(3週連続サルコスでPR達成)、らっきさん、かめ姫、きゆさんと出会う。ゲストランナーの猫ひろしと記念撮影。
11/07 New York City Marathon(7年連続出場)3時間45分39秒*NY Best
ハローキティのコスチュームで沿道の大声援を浴びる。絶妙のペース配分でコースレコード。
12/05 Rock'n'Roll Las Vegas Marathon(米国11州目 ネバダ州)3時間43分14秒*Season's Best
ラスヴェガスへの単独遠征。現地でNY中毒患者のアヤ姫+カール王子と出会う。夜はバリー・マニロウのコンサートも楽しみ、年間ベストで有終の美。
2010年はロサンゼルス、シアトル、ラスヴェガスへの遠征で米国11州でのフルマラソン完走を達成した。
来年は最低4州を加えて15州到達が目標となる。
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英語で「THE BOOK」といえば・・・聖書。
そして「THE KING」といえば・・・
“THE KING OF ROCK 'N' ROLL” エルヴィス・プレスリー。
2010年度最後の大レースとなるロックンロール・ラスヴェガスマラソンがいよいよ今週末、12月5日(日曜日)に迫った。
今年はひょんなことから5月のニュージャージーマラソンで仮装デビュー。
それ以後は当初のネコ娘から形を変えてキティちゃんとなり、機能的で走りやすく、見た目にもファッショナブルなプチ仮装のスタイルを確立させつつあるが、12月のラスヴェガスマラソンでは、ついにロックの王様エルヴィス・プレスリーに変身することとなった。
もちろん、あくまで走りのパフォーマンスに重点を置くので、過度な厚着はせず、上はエルヴィスTシャツ1枚、下は黒のランスカという「美女ガー風なんちゃってエルヴィス」である。
昨年1月に走ったアリゾナほど極端ではないにせよ、朝と日中の温度差が大きい砂漠気候。
日差しの強さを考慮してサングラスを着用し、今年最後の「華麗なる賭け」に打って出る。
目標は最低でも自己ベスト更新の「フルハウス」。
あわよくばボストン・クウォリファイを達成して「ロイヤルストレートフラッシュ」の気分を味わいたい。
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