3月15日(土曜日)の早朝、アメリカ東海岸有数のリゾートとして名高いヴァージニアビーチに到着する。ここを訪れるのは2009年以来5年ぶり。チェサピーク湾から大西洋岸まで延々と続く砂浜は全長38マイル(約61.2km)におよび、世界で最も長いビーチとしてギネスブックにも登録されているほどのスケールである。
ニューヨーク方面からヴァージニアビーチへのアクセスは夜行のグレイハウンド・バスが便利だ。夜9時15分発のノーフォーク行きに乗れば、寝ている間に着いてしまう。ノーフォークからはヴァージニアビーチ行きに乗り換えて40分程度。バス・ターミナルは海岸沿いのホテル街から1マイルほど離れているものの、ランナーにとってはたいした距離ではない。飛行機で行く手もあるのだが、料金は2倍以上するし、ノーフォーク空港からヴァージニアビーチまでは公共の交通機関がないので、レンタカーを借りないと不便かと思う。
まずアトランティック・アベニュー沿いの宿泊ホテルにチェックイン(スタート/ゴール会場まで徒歩5分)。タイミングよく朝8時に部屋が空いたので、荷物を置き、土曜日に開催される5マイルレースを見学。その後EXPO会場で5年ぶりに走るシャムロックマラソンのゼッケン受け取りを完了した。
この日は快晴で、最高気温は23℃まで上がり、さながら初夏を思わせる気候。
風もほとんどなく、砂浜とボードウォークは、カップルや家族連れで賑わっていた。
美味しいレストランもたくさんあり、週末の休日を過ごすには、まさに理想的な環境。
だが、この平和に満ちあふれた光景が、24時間とたたないうちに生死を賭けた闘いの場に転じるのである・・・
(レース編に続く)
★セント・パトリックのお祭りランということで、EXPOの時点から、すでに着飾ったランナーが多数。
★アイリッシュ・グリーンを基調としたオフィシャルグッズの数々。
★コスチューム用にグリーンのハイソックスもそろっている。
★無料でもらえるグッディバックと大会パンフレット。
★パンフレットの中味は今後12ヶ月(4月~3月)のカレンダーになっている。
★ゲスト・スピーカーとして登場した『RINNER'S WORLD』の編集者バート・ヤッソ氏。
★バート・ヤッソ氏と記念撮影。まさに「熟年のイケメン」である。
★本番レースでは、もちろんグリーンを基調とした衣装で走る。
★EXPOで新調したシャムロック・ソックスと、今回がレース・デビューとなる勝負靴FASTWITCH 6。
★ヴァージニアビーチの中心的存在、高さ34フィート(約10.4m)の巨大なネプチューン像。
★椰子の木が林立するボードウォーク沿いの光景。
★砂浜でくつろぐ人たちと、波間を飛び回る海鳥たちの一群。
★砂浜の遊園地で遊ぶ子供たち。
★夕暮れ時に現われた謎のキャラバン。満月の夜は何かが起こる!?
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