375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

マラソン大会予定

◆2015年1月18日 HOUSTON MARATHON(TX州=2年連続2回目) ◆2015年4月20日 119TH BOSTON MARATHON(MA州=3年連続3回目) ◆2015年10月4日 TWIN CITIES MARATHON(MN州=初出場/米国26州目)

日本人初! ご夫婦でアメリカ50州+DC制覇の軌跡。

2008年12月20日 | NYC通信



先週のホノルルマラソンで、在米日本人初のアメリカ50州+DCのマラソン制覇を達成された、お雪さん&内之助さんご夫婦の軌跡です。

第1州 ニューヨーク州 ニューヨークシティ・マラソン(1997/11/2)
第2州 ヴァーモント州 ヴァーモントシティ・マラソン(2003/5/25)
第3州 ペンシルヴァニア州 フィラデルフィア・マラソン(2003/11/23)
第4州 マサチューセッツ州 ボストン・マラソン(2004/4/19)
第5州 デラウェア州 デラウェア・マラソン(2004/5/16)
第6州 カリフォルニア州 サンフランシスコ・マラソン(2004/8/1)
第7州 ニューハンプシャー州 クラレンス・デマー・マラソン(2004/9/26)
第8州 コネティカット州 ハートフォード・マラソン(2004/10/9)
第9州 テキサス州 ダラス・ホワイトロック・マラソン(2004/12/12)
第10州 アリゾナ州 ロストダッチマン・マラソン(2005/1/16)
第11州 ジョージア州 タイビー・マラソン(2005/2/5)
第12州 メリーランド州 ワシントン・バースデー・マラソン(2005/2/20)
第13州 テネシー州 ノックスヴィル・マラソン(2005/3/20)
第14州 ウィスコンシン州 グリーンベイ・マラソン(2005/5/22)
第15州 サウスダコタ州 デッドウッド・ミケルソン・トレイルマラソン(2005/6/5)
第16州 ノースカロライナ州 グランドファーザー・マウンテン・マラソン(2005/7/9)
第17州 オレゴン州 クレーターレイク・リム・ランズ・マラソン(2005/8/13)
第18州 ミズーリ州 ハート・オブ・アメリカ・マラソン(2005/9/5) 
第19州 オハイオ州 トーパス・マラソン(2005/10/9)
第20州 フロリダ州 マイアミ・マラソン(2006/1/29)
第21州 アラバマ州 メルセデス・マラソン(2006/2/12)
第22州 アーカンソー州 リトルロック・マラソン(2006/3/5)
第23州 ヴァージニア州 ポトマックリバー・ラン・マラソン(2006/5/7)
第24州 アイオワ州 セントラル・ステイツ・マラソン(2006/5/14)
第25州 ワイオミング州 ワイオミング・マラソン(2006/5/28)
第26州 ワシントン州 ノースオリンピック・ディスカヴァリー・マラソン(2006/6/11)
第27州 アラスカ州 メイヤーズ・マラソン(2006/6/17)
第28州 ネヴァダ州 タホ・リム・トレイル50K(2006/7/15)
第29州 ミシガン州 グランドアイランド・トレイルマラソン(2006/7/29)
第30州 コロラド州 パイクスピーク・マラソン(2006/8/20)
第31州 ユタ州 ミッドマウンテン・マラソン(2006/9/9)
第32州 ロードアイランド州 ブレイカーズ・マラソン(2006/10/21) 
第33州 カンザス州 カブラーグラインド・マラソン(2006/11/19)
第34州 サウスカロライナ州 キアワーアイランド・マラソン(2006/12/9)
第35州 ミシシッピー州 ミシシッピー・マラソン(2007/1/13)
第36州 ケンタッキー州 ルイヴィル・ラヴィング・ザ・ヒルズ50K(2007/2/17)
第36州+ ワシントンD.C. ナショナル・マラソン(2007/3/4)
第37州 ニュージャージー州 オーシャンドライブ・マラソン(2007/3/5)
第38州 オクラホマ州 オクラホマシティ・メモリアル・マラソン(2007/4/29)
第39州 ネブラスカ州 リンカーン・マラソン(2007/5/16)
第40州 ノースダコタ州 ファーゴ・マラソン(2007/5/19)
第41州 ウエストヴァージニア州 ハイランドスカイ・トレイルラン40マイル(2007/6/16)
第42州 ミネソタ州 アフトン・トレイルラン50K(2007/7/7)
第43州 モンタナ州 グリズリー・マラソン(2007/8/18)
第44州 アイダホ州 メサ・フォールズ・マラソン(2007/8/25)
第45州 イリノイ州 クワッドシティ・マラソン(2007/9/23)
第46州 メーン州 マウント・デザートアイランド・マラソン(2007/10/4)
第47州 ルイジアナ州 ルイジアナ・トレイルマラソン(2007/11/17)
第48州 インディアナ州 テカムジー・トレイルマラソン(2007/12/1)
第49州 ニューメキシコ州 ヒメス・マウンテン・トレイルラン50K(2008/5/17)
第50州 ハワイ州 ホノルル・マラソン(2008/12/14)

それぞれの大会の詳細は、マラソン中毒患者の会のサイトの「50州制覇」のコーナーでご覧頂けます。
この偉業は、ご出身地の北國新聞の記事にも紹介されました。


【NYマラソン中毒患者の会】 忘年会、新ウェブサイト、そしてアメリカ50州制覇。

2008年12月14日 | NYC通信



すでに1週間前になるが、12月5日(金曜日)の夜、ニューヨーク市内の某レストランにて、通称NYMCKK(New Yorkマラソン中毒患者の会)の忘年会が行なわれた。今回は新入院患者4名を含む15名(+α)が参加。自己紹介のコーナーでは、ひとりひとりが「今年を振り返って」、「印象に残ったレース」、「中毒度の自己診断」、「来年の抱負」を織り交ぜてプレゼンテーションを行なった。

このような時は、もちろん話す内容を前もって一応準備するのだが、いかんせん昔から極度の「あがり症」なので、人前に出たとたんに頭の中が真っ白になってしまう。さて、どうしたものか…と、記憶をたぐりよせていくうちに、いつものように馬次郎さんの相の手が入り、2人で掛け合い漫才(?)をしながらお茶を濁すことで、今回もどうにかピンチを切り抜けることができた模様である。

馬次郎さんとは、実は忘年会の4日前に偶然話をする機会があった。
連休明けで朦朧としていた月曜日の仕事中、電話が鳴ったので何気なく受話器を取ってみると「レストラン△△△△の総支配人○○○という者ですが…」と聞き覚えのある声。それが、なんと馬次郎さんだったのだ。

たまたまうちの会社に用があって電話をかけてきたらしいのだが、応対したのが自分だとわかると、
「あ~これはこれはミナコヴィッチさん、お元気ですかぁ」
という感じで、思いがけないところでマラソン中毒患者同士の会話が始まったのである。

さて、今回の忘年会では、もう一つ、重大な(?)発表があった。
それは、これまで馬次郎さんが運営していた「New Yorkマラソン中毒患者の掲示板」が、鉄人シャカリキさん創作による新しいウェブサイトに移行するというニュースである。

その新ウェブサイトhttp://www.nymckk.comは、週明けの8日(月曜日)には一般公開され、誰もがアクセスできるようになった。(ただし出場レース等を登録するには、中毒患者IDとPasswordが必要になる。)

内容としては、中毒患者たちの今後のレース予定、最近のレース結果、新着ニュース、掲示板、Gallery(写真館)などであるが、最も注目すべきコーナーは、アメリカ在住ランナーであれば一度は夢として思い描く「アメリカ50州制覇」であろう。

アメリカ50州制覇には、自分もチャレンジャーとして名乗りを上げてはいるものの、実のところ、達成まで何年かかるか見当がつかない。年3~4州のペースで行ったとしても、単純計算で、あと12~15年かかるし、途中で欧州遠征などの寄り道をすれば、下手をすると70歳近くなってしまうことになる。文字通り一生かけてのプロジェクトになるだろうけれど、挑戦すること自体に意義があることは確かである。

おりしも今日(12月14日)開催のホノルルマラソンにて、われらがマラソン中毒患者の先駆者、内之助+お雪さん夫妻がアメリカ50州制覇を達成する予定である。在米日本人においては、おそらく前人未到の快挙。まさに今、歴史的な日を迎えているのだ。


ミニーちゃん、ニューヨークを走る!

2008年11月17日 | NYC通信


ニューヨークシティマラソンが終わって2週間。いまだ興奮さめやらずといった感じの人たちも多いご様子だが、1枚、傑作写真を入手したので、ここに紹介しておこう。

この写真を撮ったのは、今回ニューヨークシティマラソンを自己最高記録で完走されたKOTTBULLARさんのご主人。もちろんお目当ては奥様のはずだったが、ほぼ同じペースで走っていたミニーちゃんの快走ぶりに驚嘆し、思わずシャッターを押してしまったらしい。(電柱の近くにいる2人は明らかにミニーちゃんを見て笑っており、左側の男性ランナーも何やらギョッとした様子…)。

このミニーちゃんは、今年1月のディズニーワールドマラソンでも快走。その時は、たまたま全く同じ仮装をしていた日本人女性ランナー(「NYマラソン中毒患者の会」のお雪さん)の少し後ろを走っていたので、沿道からは「Oh! Second Minnie!!!」と大騒ぎされたとのこと。

もともとは、娘さんに見せていたディズニーのビデオを一緒に観ているうちに自分がハマってしまった、というのが、彼がディズニーマニアになるきっかけだったということだが、それは確かにありうることだ。自分なども、独身の頃はディズニーなどには見向きもしなかったのだが、子供ができると付き合いで観るようになるので、「これはなかなか面白いじゃないか」ということになる。

いずれにしても、今後も快速ミニーちゃんの活躍ぶりに期待したい。

【国際友好ラン2008】 帰ってきた寿司レンジャー!

2008年11月02日 | NYC通信



ニューヨークシティマラソン前日に開催される恒例の国際友好ラン(International Friendship Run)。
今年も晴天の中、世界各国から大勢のランナーを集めて行なわれた。

このイヴェントは毎回、どのような仮装ランナーが現われるか、というのが最大の見どころになっているが、今年はなんと、昨年世界中の話題を独占した「寿司レンジャー」が大幅にヴァージョンアップし、「寿司レンジャーDELUX」となって帰ってきたのである。

昨年登場した7つのネタ(玉子、えび、かっぱ、まぐろ、さば、たこ、いくら)に加えて、今年は新たに5つのネタ(はまち、鉄火巻き、トロ、醤油、富士山?)を増強。計12名のレンジャーたちに、秋葉メイドとお祭り美女2名を従えた大軍団となった。

昨年と同様、ホテルのロビーに現われた瞬間からカメラのフラッシュ攻撃を浴び、会場に着くまでの道すがら、そして国連本部前から42丁目の通りを走っている間じゅう、一緒に写真を撮ってくれとせがむ人たちの要求にすべて応じながら、スター気分を満喫したひと時だった。

こういう体験は、一度味をしめるとやめられなくなってしまう。まさに中毒症状というほかはない。
来年はどのようなヴァージョンに発展していくのか。楽しみを通り越して、少し心配にさえなってきた。


★ホテルを出陣し、明け方の7番街を行進する寿司レンジャーたち。今回は日の丸付きのマントが、さらに強いインパクトをもたらしたようだ。


★世界の中心タイムズスクエアで、フォーメーションをキメる12人のレンジャーたち。


★演奏するブラスバンドを背景に記念撮影。


★パンダの着ぐるみで伴走参加の「ま」さんと、アキレスのランナーたち。


★オランダのランナーと一緒に記念撮影。


★国連本部前をスタートする寿司レンジャーたち。


★大観衆の声援に応えながら、目抜き通りを行進する。


★ディスニーキャラの新レンジャーも陶酔状態?


★ROAD TO NYCの黒帯軍団も42丁目を行進。


★交通規制中のポリスマンと記念撮影。(左端の人は何者?)


★naokopさんの力作「富士山」。登山者+山に生息するクマ付き。綿雲も浮かんでます。


GOTHIC RESSAISANCE ~満月の夜に行きたい怪奇ブティック~

2008年08月16日 | NYC通信


GOTHIC RENAISSANCE(108 4TH AVE.)の入口。11St.と12St.の間に位置する。
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前回紹介したハロウィーン・アドヴェンチャー(HALLOWEEN ADVENTURE)には、同じマンハッタン4番街の並びに姉妹店がある。その名もゴシック・ルネッサンス(GOTHIC RENNAISANCE)。こちらは、ヨーロッパ中世の怪奇世界をモチーフにしたブティックだ。

店内は決して広くないが、一歩足を踏み入れると、エキゾチックで幻想的な世界に心を奪われ、なかなか出てこれなくなる。特に満月の夜は要注意。ここは、暗黒の彼方からよみがえったヴァンパイアの魔力が渦を巻いている場所なのだ。

公式サイト(http://www.gothicrenaissance.com)からも、魔力の一端に触れることができる。


★入口で歩行者の様子を見守る、得体の知れない怪物像。


★一歩中に入ると、おびただしい怪奇グッズの数々に、目がくらみそうになる。


★黒を基調とした、ゴシック風ウェア。


★仮面舞踏会用のマスクの数々。なかなか芸術的なデザインだ。


★どくろ、お墓、蜘蛛の巣、…などなど、幻想的デザインのバッグも豊富。


★どくろのデザインをあしらったソックス。意外に喜ばれるお土産になるかも。


HALLOWEEN ADVENTURE ~NYC最大のコスチューム専門店~

2008年08月11日 | NYC通信

HALLOWEEN ADVENTURE (104 4TH AVE.)4番街側の入口。
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アメリカには年に一度、全国規模で行なわれる仮装祭りがある。
ハロウィーン。カトリックの祝日・万聖節前夜の10月31日に行なわれる伝統行事だ。

もともとは、10月31日が1年の終わりだったケルト人の収穫感謝祭に由来しているといわれる。この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被ったりしていたのが、のちにハロウィーンの仮装に発展したらしい。

ハロウィーンの仮装は、恐ろしいものに対抗しなければならないので、「より恐ろしいもの」がテーマとなる。幽霊、魔女、怪物、吸血鬼などがその伝統的なモチーフであるが、最近ではテレビや映画のキャラクターなども、好んで用いられるようになった。

そういうわけで、アメリカには仮装グッズを扱う専門店もたくさんある。

NYCでは、ここに紹介する「HALLOWEEN ADVENTURE」が最も大きいかもしれない。売り場面積が広く、4番街側とブロードウェイ側の2ヵ所の入口がある。お店と言うよりは、怪奇系のテーマパークとして楽しむだけでも時間が過ぎてしまうだろう。

公式サイト(http://www.newyorkcostumes.com)にも膨大な在庫が紹介されている。


HALLOWEEN ADVENTURE (808 BROADWAY)ブロードウェイ側の入口。


★不気味なオブジェの数々が来訪者の背筋を凍らせる。


★地獄から「おいで、おいで」と手招きする、魔女っ子たち。


★夢にまで出てきそうな、空中を浮遊する幽霊。


★夢に出てきてほしい(?)、空中を闊歩するコスプレ美女。


★魔除けに使われる、不気味なマスクの数々。


★貴重な歴史的遺産(?) 中世の武具の数々。


★海賊グッズのコーナー。


★魔女の箒もある。


★アニマル系被り物も豊富。


★「オズの魔法使い」のキャラクター衣装。


★東洋系コスプレ衣装。忍者、サムライ戦士、芸者など。


★子供用着ぐるみの数々。

NYCのVIP様からの差し入れ。

2008年05月05日 | NYC通信

いつも当サイトを応援して下さっている「NYCのVIP様」より差し入れを頂いた。



「ピップエレキバン」で有名なピップフジモト社が出している栄養ドリンク「ダダン」である。

同封された解説書によると、「ダダンは、滋養強壮、肉体疲労時の栄養補給などに効果を発揮する辛味のきいたドリンク剤。朝鮮人参と同じウコギ科の強壮生薬エゾウコギを初め、ムイラプアマ、インヨウカクなど7種類もの生薬を配合。さらに、タウリン、ビタミンB群といった疲れた体に必要な成分を配合しています。」

ということだ。

日本に滞在する機会があまりないので、ダダンの宣伝を目にしたことはないが、調べてみると、1990年代の初め頃、レジー・ベネットという女子プロレスラーが登場するCMがかなり話題になったらしい。わりと古くから存在する健康飲料のようである。

ちょうど、週末にマラソンを控えていたので、まさにタイムリーな差し入れだ。
VIP様に感謝である。


「NYマラソン中毒患者の会」 2008年度新年会

2008年01月29日 | NYC通信



1月25日(金曜日)、NYCの中華料理店Peking Duck Houseで「NYマラソン中毒患者の会NYMCKK)」の新年会が行なわれた。昨年暮れの忘年会に続く、NYMCKKの公式行事(?)への参加である。

今回もNYCとその近郊地域から、27名ものマラソン中毒患者、および中毒患者予備軍と思われる人たちが集まった。初めてお会いする方々も多い。

1ヶ月前にNYCに来たばかりというSさんは、フルマラソンのベスト記録が、なんと2時間29分。これには、一同どよめきの声が上がった。いったい何者なのだろう。聞いてみれば、現在は、USA Track & Field(日本で言えば、陸上競技連盟のような団体)で仕事をしているということである。

また、やはり今回初参加のYさんは、1999年に、当時44歳の郷ひろみがニューヨークシティ・マラソンを3時間44分13秒(ネットタイム)で走った時、伴走を頼まれて、一緒に走った経験の持ち主だという。この郷ひろみのタイム、実はひそかに目標にしている人が多い。

かく言う自分もそうなのだが、サブ4を達成して、次の目標となると、米国居住者の場合はボストン・マラソンへの出場資格獲得ということになるのだが、実際のところ、多少ハードルが高い。それよりも、とりあえず中間目標として「3時間44分13秒」を目指すというのは、わりと手頃なステップなのである。

さて、自分も例によって自己紹介をしたわけであるが、「今年○○歳になります…」と言ったところで、「えーっ!?」と驚きの声が上がり、そのあとの言葉が出てこなくなった。想定外の反響に、一瞬とまどってしまったのだ。(ある女性からは「15歳若く見える」と言われたけど、喜んでいいものかどうか…)。

落ち着きを取り戻し、お宝紹介に移る。この新年会は、「お宝グッズ、秘蔵グッズ」のお披露目というのが、毎年の目玉になっているのだ。

自分の場合は、司会担当のRIKIさんから、あらかじめリクエストが通知されていた。それは、「本田美奈子グッズを見たい」というものである。もちろん、それにこだわる必要もないのだが、せっかくの機会なので、手元にあるささやかな宝物を披露することにした。


★本田美奈子さん自らがデザインしたタオル。レースには必ず持っていくが、汚したくないので、実際はあまり使わない(汗を拭く時は、裏の白いほうを使う)。どちらかと言えば、お守りみたいなもの。


★本田美奈子さんが入院中に立ち上げた、白血病撲滅を目指す慈善団体「LIVE FOR LIFE」のマークをあしらったTシャツ。ジャンヌ・ダルクのように、旗をもって闘う美奈子さんをモデルにしている。このTシャツ、実は自分が着るにはサイズがちょっと小さい。これを着れるように、ダイエットに励んでいるところだが…。


★2007年5月にワニ・ブックスから発売された、本田美奈子さんの伝記本。周囲の人たちの証言をもとに、38年間の生涯を綴った本だが、特に次のようなエピソードは、ランナーの興味を惹くかもしれない。

「中学時代は運動に明け暮れる生活だった。中1の運動会では、800メートル走で当時の学校記録を更新。バスケットボール部では部活の顧問がスパルタ指導の厳しい先生で、やめていく生徒も多かったが、1人残って練習を続けた」(本文31ページより)



前回の忘年会に続いて、時間を忘れるほど楽しい会だった。自分にとっては部活のような、同好会のような集まりだが、別に練習をしなくても怒られるわけではなく、気が向いた時に、ふらっと集まれるような雰囲気がいい。

大切なのは「競走」ではなく、「共走」。年齢や性別や身体能力を超えて、人とのかかわり合いの中で、走る喜びを分かち合うこと。それが、この集まりの基本理念なのである。

(All Photos by 内之助さん except 4th one)


2007年度 年忘れカラオケ大会。

2007年12月30日 | NYC通信


12月28日(金曜日)、仕事の終わった後、会社の同僚5人と「年忘れカラオケ大会」を開催した。場所は、マンハッタンにあるカラオケ店Japas38。最高得点を出した人が優勝ということで、深夜に及ぶ歌合戦が始まった。

今回、自分が歌った曲は10曲だったが、そのうち9曲は本田美奈子のナンバー。
ラインアップは、こんな感じである。

風のうた
ら・ら・ば・い~優しく抱かせて
つばさ
Temptation誘惑
FLOWER
満月の夜に迎えに来て
青い週末
1986年のマリリン
Sosotte

この中で、④⑦⑧⑨は、比較的よく知られているアイドル時代のシングル曲。
①②③は1990年代(ミュージカル女優に転向以後)に発表された曲。
⑤⑥は、生前録音されていたが、諸事情でお蔵入りになり、昨年(2006年)ようやくCDで発売された幻の名曲である。

最近ちょっと体調を崩し気味だったので、声の調子は今一歩という気もしたが、これだけミナコ・ソングを歌えれば満足だ。

あとは、「つばさ」のロングトーンをもっと出せるようになればいいんだけどね。







「NYマラソン中毒患者の会」 2007年度忘年会

2007年12月11日 | NYC通信

 
★「NYマラソン中毒患者の会」 2007年度忘年会に参加したランナーたち。
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12月7日(金曜日)、NYCの某日本料理店。その名も「NYマラソン中毒患者の会(通称NYMCKK)」というコミュニティの、2007年度忘年会に参加した。

公式なランニング・クラブというわけではない。ちょうど夏の虫たちが明かりに引き寄せられるように…と言おうか、いつの間にか、ランニング中毒に犯された仲間たちが、同類を求めて、集まってしまったのである。

NYC在住の日本人に蔓延しつつある、奇妙なランニング熱。いや、NYCばかりではない。わざわざフィラデルフィアから駆けつけた中毒患者もいる。今回は参加していないが、米国内のケンタッキー州、さらにはドイツ、日本にも支部(病煉)が存在するという。

自分がNYMCKKの存在を知ったのは、ごく最近、今年の5月下旬頃の話だ。走り始めて3年。1人で走り続けてきて、なんとなく壁のようなものに当たり始めてきた時期でもある。ずっと1人で走り続けることは、できなくはないが、やはり刺激が少ないし、モチベーションが下がりがちになる。そんな時、近くに志を同じくするラン仲間がいないものだろうか…とネットを検索していた矢先に、偶然、NYMCKKのサイトを見つけたのだった。

これを境にして、いったん回復の兆しにあったランニング熱が、再びぶり返してきたのである。

それでも、自分程度のレベルであれば、まだまだ序の口かもしれない。今回NYMCKKの忘年会に参加してみて、世の中、上には上がいるものだと思い知らされた。

だいたい、1ヶ月に500kmも走るなんて、自分の感覚では、どう考えてもおかしい。とてもそんな時間は取れっこない。もっとも、1ヶ月で200km走る自分も、まったく走らない人から見れば、おかしいのかもしれないが…。健康維持だけを目的にするなら、なにも200kmなど走る必要はないのである。

全米50州のマラソン制覇まで、あと2州に迫ったご夫婦がいる。あとの2州は、ニューメキシコとハワイだそうだ。ニューメキシコはどうかと思うが、50州目に当たるハワイ(来年のホノルル・マラソン)には、できればご一緒してみたい。

となると、来年はフルマラソン4~5本か。これはちょっと、ヤバい症状になってきたかもしれない。


★自己紹介の部。初参加ということで、ウケを狙うが…。はからずも「ミナコヴィッチのミナコって誰?」という話の展開になり、重度のカラオケ中毒症状を併発していることを暴露してしまう(…というわけで、あえなく自爆)。


★本年度の中毒患者オブ・ザ・イヤーを選定するにあたって、「今年に入ってからフルマラソンのタイムをどれだけ更新したか?」を発表。オケさん、ニャーママさんも大躍進だったが、出席者全員による投票の結果、栄えある受賞者は、馬次郎さん(左側のネクタイの人)に決定!


★右側の女の子は、見事本年度のルーキー患者オブ・ザ・イヤーを受賞したアヤさん。(ちなみに、今回掲載した写真は、全米50州マラソン制覇にあと2州と迫った重症中毒患者、内之助さんによるものです。)