夕暮れ時の風は冷たかった。
空には幾つもの飛行機雲が描かれていた。
西側の中央アルプス、宝剣岳付近。
月の傍にも。
南西側、烏帽子岳と。
南側にも。
陽射しの残る天竜川にサギをみる。
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今朝の伊那市の観測点での最低気温は-6.9度、たぶんこの付近もそのくらいまで下がった
と思われる。
それでも日中は10度を超え此のところとしては暖かかった。
そして先週と同じ森の中をホソミオツネントンボを探して歩いた。
先週は見つけられなかったので、探索範囲を広げてみる。
地面を移動する野鳥にも、枝から枝へと動き回る野鳥からも捕食されないような細い枝の先端から
枝の元までを根気よく眺めていく。 . . . 本文を読む
越冬するトンボを探して冬の森を歩く。
曇り空で気温も上がらず、オツネントンボも見つからず。
見つかったのはシロスジカミキリ、と言っても自然の中で既に標本状態であった。
付近は風がほとんど吹かないようで、ウバユリの種子もほとんど飛ばずに残っていた。
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