田舎の片隅で。

長野県の伊那谷を中心にデジカメに写っていたもの等々。

小径の花々 その4

2021年05月23日 | 植物
南の平地林といつもの川沿いの小径で花々を探す。

土曜日、予定していた場所は雨やらコロナ蔓延やらで道が通行止めの為断念。
そもそも昼頃には晴れてくる予想の天気予報も怪しげで山は雨が降りそうな空模様、取り敢えず山際から離れた平地林に寄る。

木々は高く地面には陽が射さないのか緑は少なくあまり花もなさそう。
そんな中にギンリョウソウを見つけた。

少し明るめの場所に、ツクシタツナミソウ。

雨にはならなかったので、空模様を気にしながらいつもの小径へ向かう。

最初に見つけたクリンソウ。

一輪だけ咲いていたウワバミソウ。

どうもベニバナイチヤクソウのようだ。

つる植物のようだが名前は不明、実が成るのを待とう。

ギンランは前回より多く見られた。

コチャルメルソウはもう種も飛ばし終えていた。

この時期だとヤブデマリかな。

前回は蕾だったセリの仲間、やはり普通のセリのようだ。

道脇の窪地の底に見かけたフタリシズカ。

こんな場所に持ち込んだのは人か動物か、
セイヨウジュウニヒトエと思われる。


河川敷の花々

2021年05月18日 | 植物
山側は怪しい雲が立ち込めていたので天竜川とその支流沿いの河川敷で花を探索。

タカサゴソウ


咲き終わりの花はタカサゴソウ特有の紫色を薄く帯びていた。

アマドコロ。
いたる所で群生していた。

ムラサキツユクサ

ハタザオ

花だけ撮っても地味なので全体を撮ってみるも、やはり地味。

大きさからしてクスダマツメクサではと思う。

河川敷の定番、ナヨクサフジ。

ノイバラか。

ヒレアザミ。

ヒレとは茎のこの襞からきたようだ。


7枚花弁のオオヤマフスマ

2021年05月17日 | 植物
山に近い場所を歩くとよく見かけるオオヤマフスマであるが、撮った写真を見返していると花弁の数が違うオオヤマフスマが見つかった。
少し大きく撮影してみようとその場所に向かう。

その場所は山の奥の集落跡を登っていく途中にある。

道の両脇にたくさん咲いている。
ふつうのオオヤマフスマの花弁は5枚。
萼も当然5枚である。


その中に花弁の数の違う花がちらほら。
これは花弁6枚に萼は5枚。


ハナカミキリに邪魔されるが、
こちらは花弁6枚に萼も6枚。

また花弁4枚に萼も4枚の花もある。

そして以前の写真に写っていた、7枚の花弁の花も見つかった。


花弁の数の違う花がこの場所だけなのかは謎です。



小径の花々 その3

2021年05月16日 | 植物
いつもの川沿いの小径で花々を探す。
天候は荒れ気味で陽が差したり雨が降ったりと忙しかった。

橋を渡ってすぐのヘビイチゴの花は終わってしまったようで葉ばかりが一面を被っているのみ。

ニリンソウも咲いている花はかなり少なくなってきた。


リュウキンカかな。
川岸の岩上に張り付くように生え水面に花枝を伸ばしていた。

シャガ

ミヤマハコベ。
川沿いのあちこちでに長く咲いている。

セリの仲間と思うが不明。

クルマバソウ、日陰にひっそりと咲いていた。

タガソデソウは今が旬のようだ。

ギンラン。

オククルマムグラ
クルマムグラでした。
たくさん見かけるも咲いているものは少なかった。

ズダヤクシュ。
どうも花期は見逃してしまったようでもう実に成り始めていた。

ヒロハコンロンソウまたはコンロウソウ。
川辺りに生えていたのでヒロハコンロンソウかな。

草陰に生えていたきのこ。

雌しべが5本に分岐していたのでウシハコベのようだ。

マイズルソウ。