地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

団欒(だんらん)

2010-12-15 09:08:40 | 今日の御言葉 (365日 後編)

しかし、わたしたちの本国は天にあります。

そこから主イエス・キリストが
救い主として来られるのを、

わたしたちは待っています。

(『聖書』

フィリピの信徒への手紙 / 3章 20節)



人類は四海同胞の兄弟愛を叫んでいる。


しかし、家庭は父母がいて初めて
成り立つのであり、
そこにおいてのみ、
真の兄弟愛は生まれてくるのである。


したがって、今や人類の親である
イエスだけが再臨すれば、

全人類は一つの庭園において、
一つの大家族をつくり、

一家団欒(だんらん)して
生活し得るようになっているのである。


こうして流れてきた歴史が人類に
与えるべき一つの最後の賜物がある。

それは、何らの目的なくして一つの庭園に集まり、

ざわめいている旅人たちを、
同じ父母を中心とする一つの家族として
結びあわせることができる
天宙的な理念であるといわなければならない。