地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

【約束】イエスキリストが誕生したとき、一人の少女が「祝福のための贈り物がない」と、涙を流した

2014-12-24 15:05:30 | 今日の御言葉



愛する者たちよ。わたしたちは、

このような約束を
与えられているのだから、

肉と霊とのいっさいの汚れから
自分をきよめ、
神をおそれて
全く清くなろうではないか。

「コリント人への第二の手紙」‬ ‭7‬章1‬節
新約聖書 口語訳



ごうまんで、ぶっきらぼうで、

利己的になるのは、
いともたやすいことです。

でも私たちは、

もっとすばらしいことのために、

つくられているのです。

マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)




http://matome.naver.jp/m/odai/2136936441725358001/2136937151927031603

★イエスキリストが誕生したとき、一人の少女が「祝福のための贈り物がない」と、涙を流した…

◆西日本新聞2014年12月14日
(最終更新 2014年12月14日 10時32分)

イエスキリストが誕生したとき、一人の少女が「祝福のための贈り物がない」と、涙を流した。その心に打たれた天使は雪を清らかな花に変えた。この季節に真っ白な花を咲かせる「クリスマスローズ」の言い伝えだ。日本では冬枯れの大地で雪を持ち上げて咲く姿から「初雪起こし」とも呼ばれる

▼宗教は違うけれど、ノーベル平和賞に選ばれたマララさんの受賞演説を聞いて、この花を思い浮かべた。「世界の貧しい子どもたちのために一冊の本、一本のペンを」と、血と涙を流して訴え続けた少女である。争いが絶えない荒野に凛(りん)と咲く花のように

▼「戦車を造るのはとても簡単で、学校を建てるのはとても難しいのは、なぜ?」。その真っすぐな問いに、世界の指導者は答えねばならない

▼日本ではきょう、衆院選の投票が行われる。選択の基準は人それぞれあろう。もし迷ったなら、子どもたちの未来のためにはどんな贈り物がよいか、と考えてみては

▼世界3位の経済大国というが、母子家庭などの一人親世帯の半数以上は平均的所得の半分未満の収入で暮らす「貧困世帯」。望んでも進学できず「本とペン」から遠ざけられる子も少なくないのがこの国の現状だ

▼政治に関心がない、投票に行くのが面倒という人もいよう。平和賞の賞金で故郷に学校を建てるという17歳の少女はきっと嘆くだろう。「社会を変える権利と機会を自ら放棄するなんて」

(最終更新 2014年12月14日 10時32分)


★ローマ法王:「バチカンに15の病」…クリスマス前に批判 -


◆毎日新聞 2014年12月24日 10時46分
(最終更新 12月24日 13時16分)




▲法王庁高官との会合で演説するフランシスコ・ローマ法王
=バチカンで2014年12月22日、AP


【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王は22日、キリスト教カトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)について、信仰の初心を忘れた「精神的なアルツハイマー病」など「15の病気」に取り付かれていると批判した。クリスマスを前に法王庁高官との会合で語った。

法王庁はカトリック教会の「中央政府」にあたる組織。南米アルゼンチン出身の法王は昨年3月の就任以来、法王庁の改革に取り組んでおり、クリスマスにあたって、硬直化した組織の弊害を診断し、高官に心構えを説いた形だ。法王は歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる。法王は演説の中で「法王庁は人体と一緒で病気や機能不全になる。自己批判をせず、時代に遅れないようにせず、改善しようとしないのであれば病人の身体(組織)だ」と指摘した。

その上で、思い上がった「不死身だとの勘違い」、仕事をするにあたっての「働きすぎ」や「計画の立てすぎ」、他人の陰口をたたく「うわさ話のテロ」、権力を追い求め、メディアを使って他人をけなす「見せびらかし」--などの「病」を列挙した。

法王庁はイタリア人が主流派を占め、近年、スキャンダルや内部抗争が表面化した。約1300年ぶりに欧州域外から選出されたフランシスコ法王は構造改革を進めているが、内部の抵抗があり、最近のインタビューで「改革は2015年には終わらない」と語った。

2014年12月24日


▲中野剛志『保守とは何だろうか』(写真)