
ひとりの
みどりごが
われわれのために生れた、
ひとりの
男の子がわれわれに与えられた。
まつりごとはその肩にあり、
その名は、
「霊妙なる議士、大能の神、
とこしえの父、平和の君」
ととなえられる。
「イザヤ書」 9章6節 (旧約聖書 口語訳)
本当に愛そうと願うのなら、
人をゆるすことを
知らなければ
なりません。
マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)

▲拷問の道具(刑具石)
(韓国観光公社のHPから作成)
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_5.jsp?cid=1062340
【痛快!テキサス親父】
★朴大統領は「カトリック信者1万人処刑」を法王に謝罪したのか!?
◆ZAKZAK2014年11月28日 政治・社会 -
http://www.zakzak.co.jp/smp/society/domestic/news/20141128/dms1411281140008-s.htm
ハ~イ! みなさん。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が今年8月、韓国を訪問した。当時、朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談したり、大規模なミサを行ったニュースが流れていた。俺は先日、地元の『ダラス・モーニングニュース』などの記事を読み返していて、見逃していた驚くべき事実を発見した。
何と、李氏朝鮮王朝は1800年代、キリスト教を禁止して、カトリック信者を約1万人も処刑したというんだ。1万人だぜ。調べてみると、1866年3月には、約8000人もの信者が処刑される「丙寅教獄(へいいんきょうごく)」という大弾圧事件も発生していた。

※丙寅教獄(1866年)の舞台である切頭山
(韓国観光公社のHPから作成)
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_5.jsp?cid=1062340
朴氏は今年夏の会談で、法王に謝罪したのだろうか? インターネットで過去の記事を探してみたが、見つけられなかった。ただ、元慰安婦がミサに招待されたという記事はあった。
朴氏は日ごろから慰安婦問題で日本に謝罪を求め、「1000年たっても恨み続ける」などと公言している。外国のトップと会談しても、いつも日本批判を繰り返している。
もし、朴氏が法王の前で日本を批判したなら、俺は法王に次のように答えてほしかった。

「ちょっと待ちなさい。あなたの国は、カトリック信者を約1万人も処刑している。その問題はどうなるのですか? 謝罪は?」と。
2つの問題の違いは、明らかだ。
米軍は1944年10月、ビルマ(現ミャンマー)で朝鮮人慰安婦20人を尋問し、報告書を作成した。俺はこの文書を取り寄せたが、「日本軍兵士との関係は良好だった」「結婚を申し込まれることもあった」「医師の定期検診を受けていた」「慰安婦には客を拒否する権利があった」などとあり、「慰安婦は売春婦に過ぎない」と結論づけていた。
一方、朝鮮半島でカトリック信者は約1万人も殺された。キリスト教受難史でも「最大規模の1つ」だそうだ。これは1000年どころか、まだ200年もたっていない、韓国流でいうと「つい最近」の出来事だ。

※つい最近の出来事。
http://hinode.8718.jp/korea_chronology_18660300.html
日本は慰安婦問題を謝罪し、アジア女性基金を通じて償いもしているが、朴氏や韓国の人々は「心がこもっていない」と批判を続けている。朴氏がカトリック信者虐殺について、法王に謝罪したかどうかは不明だが、法王はどんな謝罪も受け入れるはずだ。決して、「その謝罪は心がこもっていない」なんて言わないだろうな。
俺が、朴氏に言いたいのは、「一貫性を見せてほしい」ということだ。日本に謝罪要求を続けるなら、法王をはじめ、世界のカトリック信者にも謝罪すべきだぜ。

▲http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_5.jsp?cid=1062340
親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。主よ、処刑された約1万人のカトリック信者の魂に祝福をお与えください。
では、また会おう!

■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。著書に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』(青林堂)など。

▲トニー・マラーノさん(写真)