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和ハーブ カワミドリ

2013年12月07日 | 和ハーブ
カワミドリ(河緑)



別名:コリアンミント

生薬名:排香草

分類:シソ科 カワミドリ属

基本薬用利用法:
8~10月の開花期に葉を乾燥させ
飲用・浴用に

食用:
天ぷらの他、肉料理やスープ、
サラダなどの西洋ミント同様の使い方

その他の利用法:ポプリなどの芳香素材

効能:
胃腸不良改善(食あたり・消化不良・
胃酸過多)、抗菌(白癬菌)など、
風邪・発熱の症状緩和

専ら医薬品(薬局方):地上部

〈この和ハーブの物語〉

山地の草地や山村に生える、
独自の良い芳香を持つ、
知らされる”香りのハーブ”の
代表である。

コリアンミントという別名もあり、
同じシソ科であってその香りから
”和ミント’’と称される事もあるが、
やはり和ミントは
ハッカ(Menta)属の和薄荷に、
一番手を譲るべきかもしれない。

〈名前の由来〉
不明。
様々な植物図鑑などにも’’不明”
となっている。

胃腸薬の他、抗菌などの皮膚疾患にも
薬効が高い。
地上部は専ら医薬品(薬局方)にも
認められる。

初夏~初秋にかけて、枝先に
長さ10cmほどの密な花穂をつくり、
美しい淡紫色の花をつける。

岐阜の伊吹山では
お茶や浴剤として頻繁に使用され、
民家の軒先に干されている様が風物詩
となっている。



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