働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

「ソーシャルベンチャー」

2011年02月15日 | 日記
3連休の初日、雪のなか向かったのは、NPO法人のETIC.さんが主催する、
ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケットの会場でした。

あまり一般的には知られていないと思うのですが、「新しい公共」を掲げる
内閣府のプロジェクトとして、ETIC.さんが受け皿となり社会起業家の育成・輩出を目指す
「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」プロジェクトが進められています。

「予算は10億で2年間に100名の起業家を選抜。
スタートアップ支援金(一律50万円)や事業化支援金(最大450万円)に加え、
創業メンバーとなる仲間との出会い、先輩起業家からの経験のシェアなどの事業を
加速させるためのサポートを行う」という内容です。
●プロジェクトの詳細はこちら

国の税金で行われるプロジェクトですから、起業したい人が誰でもお金を
もらえるというわけではありません。
当然、厳しい選抜を勝ち抜いた人だけがサポートを受けられます。

この日のイベントには、一次選考を通過し、二次選考に備える起業準備中の方々の
「メンター(相談役)」としてボランティアで参加しました。
会場には、選考通過者と社会人のメンター、事務局のメンバーが200名近く集まり、
雪が溶けてしまうほどの熱気が渦巻いていました。

起業やビジネスのアドバイスをするメンターは男性が圧倒的に多いように感じましたが、
起業準備をしている方には女性も多く、わたしが担当させていただいた3名のうち、
2人の方が女性でした。

ネット(IT)系の起業とは異なり「社会問題の解決」という切り口であれば、
女性でも起業してみよう、と思われる方が多いようですね。

この日は、ピュアで才能も行動力も人から愛される謙虚さも兼ね備えた
20代のきらきらした人たちと出会うことができました。うぅ眩しい!
30代のわたしも、燃え尽きない程度に、きらきら前進したいものです(笑)

●「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」、現在 第3期 募集中とのこと。
 (応募期間)
 2011年1月20日(木)~2011年3月31日(木)正午12:00必着
 ☆応募資格はこちら
 ☆応募方法はこちら
 
*************************************
<女子大生向け就活イベント 参加者募集中>
2月17日(木)13:30~ 
「女子キャリ~一次・二次面接突破のための『話し方』集中講座」を開催します!
http://www.lucida.jp/archives/2268

<長期インターン募集中>
「女性の”働く”を応援する」をミッションとする株式会社ルシーダでは、
文章作成、編集、イベントの企画運営に興味のある学生をインターンとして受け入れています。
http://www.lucida.jp/recruit

スタント先生の「感動教育」

2011年02月15日 | 日記
昨日はバレンタインでした。チョコレートを見ると無性に
チョコを食べたくなりませんか?

わたしは3連休に予定を入れすぎて、最終日の夜は
疲れ果てて絨毯の上で爆睡してしまいました(泣)
本当はその夜に(珍しく)バレンタイン用のお菓子づくりを
する予定だったのですが...。お菓子の道は遠いです。

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先週、WAA(We Are Asian)という大学の先生が中心となって
設立されたアジア的な視野で物事を大きく捉えることを目的と
した集まりにお邪魔しました。

この日は、早稲田大学のカウン・スタント先生が「感動教育」
についてお話をして下さいました。90分という授業一コマ分の
長い時間でしたが、先生の炎のスピーチに引き込まれ時間が
一瞬で過ぎていきました。
誰もが「もっと聴かせていただきたい!」と思ったに違いありません。

●スタント先生のインタビュー記事はこちら

スタント先生は、インドネシア生まれで、なんと博士課程を4つもお持ちです。
講義資料には、先生がお話になられる日本語、英語、中国語、インドネシア語が
記されていました。
現在は日本のトップ校である早稲田大学で教えていらっしゃいますが、
以前は三流校といわれる大学で授業をもち、「夢」や「やる気」のない学生を
一流の学生に育て挙げたことで知られています。

かつて三流扱いを受けていた生徒たちは、企業から引く手あまたの
人財となり、国際的な学会で発表できるレベルの生徒まで現れたそうです。

その生徒を劇的に成長させる手法は「スタントメソッド」と言われています。

その教え方はどういったものなのか?
気になりますよね。

わたしが「スタントメソッド」の特徴だと思ったことは以下のような点です。

<教える姿勢>
○徹底的に生徒と向き合う(見捨てない、うやむやにしない)
○Speaking from heart(本心から話す)
○生徒の成長にリミットを設けない(可能性を心から信じる)

<授業の進め方>
○授業は英語で行う
(就職率の高い秋田の国際教養大学も英語授業ですね)
○プレゼンも英語で行わせ、資料なしで発表させる
(説得力をもった話し方にノートは不要ということですかね)
○授業の後に必ず感動文を書かせる
(生徒自身に思考を整理させ、生徒の状況を小まめに把握するため)

<教える姿勢>からは、人として、教えるものとしての基本的な姿勢を。
<授業の進め方>からは、いまの社会で求められる人材像が浮かんできます。

先生は、授業に全精力を傾けて取り組まれており、
授業の後はいつもくたくたになるとおっしゃられていました。
この日のスピーチもそうだったようで、二次会ではすっかり
お疲れの様子でしたが、それでも学生への教育についてアツく
語って下さいました。

こんな先生に出会えた学生さんは幸せですね。

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<女子大生向け就活イベント 参加者募集中>
2月17日(木)13:30~ 
「女子キャリ~一次・二次面接突破のための『話し方』集中講座」を開催します!
http://www.lucida.jp/archives/2268

<長期インターン募集中>
「女性の”働く”を応援する」をミッションとする株式会社ルシーダでは、
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