先日、ファッション産業ではたらく女性の活躍支援を目的に設立された
「プロジェクトWEF(Women's Empowerment in fashion)のシンポジウムに参加しました。
わたしはファッション産業の外側にいる人間ですが、関係者の方のご案内があり、お邪魔した次第です。
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ファッション産業といえば、華やかな女性が大勢はたらいている印象がありますが、
本社の管理職レベルになると、圧倒的に男性比率が高くなるそうです。
女性の管理職や子育てと仕事を両立する女性社員が少ない理由としては、
WEFの会員企業から以下のような声があがっているそう。
1位.ロールモデルが少ない
2位.責任を取りたくない、キャリアを一生のものとして考えていないという女性の意識の問題
3位.男性の意識(子育て中の女性に配慮しすぎてチャンスを閉ざしている等)
ファッション業界が抱える女性活用の問題も、他の業界とあまり変わらないのですね。
この日は、シンポジウムの後の懇親会にも参加し、経営者や人事、労働組合の方などから
各企業における女性活用、テレワークなどの取り組みについてヒアリングさせていただき、
大変参考になりました。
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ファッション産業ではたらく女性リーダーのロールモデルとして登壇されたのは、
株式会社ケイト・スペード ジャパンの柳澤綾子社長。
女性が社長で、しかも年齢が近いことにも驚きました。
それに、とてもスタイルがよいし、かわいくて美しい方なのです。
ケート・スペード ジャパンは、外資系企業で役員比率も男女半々。
女性社員のみに特化した活躍支援は行っておらず、男女関係なく、実力で評価されているようでした。
プライベートでは、12歳のお子さんがいらっしゃり、子どもが0歳児のときから近所の方が、
家族同然のお付き合いで子どもの面倒をみてくれているとのこと。
ご本人もおっしゃられていましたが、企業でキャリアアップする上では、とてもラッキーですね。
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特別講演でお話をして下さったのは厚生労働事務次官の村木厚子さん。
誤認逮捕という信じがたい壮絶なご苦労をされた方です。現在は、厚生労働省の事務次官という
キャリア官僚のトップとして女性活用をはじめとする数々の施策に取り組まれておられます。
通常、データの多いプレゼンは聴いていて退屈になるものですが、村木さんのお話は
データの解説すら軽妙でおもしろいのです。ご自身が長年、女性活用の施策に携わってきた
当事者ということもあるでしょうが、愛のあふれるチャーミングな方だなぁとファン目線で
お話に釘付けになりました。
懇親会では、有名な女性ファッショ誌の編集長を歴任されたフリージャーナリストの生駒芳子さん
とお話する機会に恵まれました。
生駒さんのこれまでのインタビュー記事を拝見していると、ファッション業界の女性の応援から、
社会貢献活動、伝統工芸の復興、大学での講義等、いろいろなことに取り組まれているの
ですよね。それで、そのことについて伺ってみると、
「やりたいことは全部やってしまうのよ。違う分野のことのように思えても、3倍速、4倍速で
ものごとが進んでいくし、自分が興味のあることをやっていると、さびないわよ~。」
との勇気の出るメッセージをいただきました。
いまちょうど、これからのことを考えていたので、胸にずしっと響きました。
懇親会では、ファッション産業の大御所(女性)が何名かいらっしゃいましたが、
オーラが違います。あれはまさに重鎮のオーラでした。
これまでの、さまざまな業界の懇親会に顔を出してきましたが、女性のキャラの濃さは
ダントツではなかろうかと思います。
総括すると(笑)
ファッション産業で上にいく女性の共通点は、超アグレッシブ、肉食女子であるということ
だと思われます。会社で遠慮がちにしている女性には、半永久的にキャリアアップの
チャンスは回ってこないだろうなぁと感じました。
---
業界外のわたしを受け入れてくださった、関係者の皆さま方、どうもありがとうございました!
今回のインプットはわたしなりに、社会に還元していきます。
「プロジェクトWEF(Women's Empowerment in fashion)のシンポジウムに参加しました。
わたしはファッション産業の外側にいる人間ですが、関係者の方のご案内があり、お邪魔した次第です。
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ファッション産業といえば、華やかな女性が大勢はたらいている印象がありますが、
本社の管理職レベルになると、圧倒的に男性比率が高くなるそうです。
女性の管理職や子育てと仕事を両立する女性社員が少ない理由としては、
WEFの会員企業から以下のような声があがっているそう。
1位.ロールモデルが少ない
2位.責任を取りたくない、キャリアを一生のものとして考えていないという女性の意識の問題
3位.男性の意識(子育て中の女性に配慮しすぎてチャンスを閉ざしている等)
ファッション業界が抱える女性活用の問題も、他の業界とあまり変わらないのですね。
この日は、シンポジウムの後の懇親会にも参加し、経営者や人事、労働組合の方などから
各企業における女性活用、テレワークなどの取り組みについてヒアリングさせていただき、
大変参考になりました。
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ファッション産業ではたらく女性リーダーのロールモデルとして登壇されたのは、
株式会社ケイト・スペード ジャパンの柳澤綾子社長。
女性が社長で、しかも年齢が近いことにも驚きました。
それに、とてもスタイルがよいし、かわいくて美しい方なのです。
ケート・スペード ジャパンは、外資系企業で役員比率も男女半々。
女性社員のみに特化した活躍支援は行っておらず、男女関係なく、実力で評価されているようでした。
プライベートでは、12歳のお子さんがいらっしゃり、子どもが0歳児のときから近所の方が、
家族同然のお付き合いで子どもの面倒をみてくれているとのこと。
ご本人もおっしゃられていましたが、企業でキャリアアップする上では、とてもラッキーですね。
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特別講演でお話をして下さったのは厚生労働事務次官の村木厚子さん。
誤認逮捕という信じがたい壮絶なご苦労をされた方です。現在は、厚生労働省の事務次官という
キャリア官僚のトップとして女性活用をはじめとする数々の施策に取り組まれておられます。
通常、データの多いプレゼンは聴いていて退屈になるものですが、村木さんのお話は
データの解説すら軽妙でおもしろいのです。ご自身が長年、女性活用の施策に携わってきた
当事者ということもあるでしょうが、愛のあふれるチャーミングな方だなぁとファン目線で
お話に釘付けになりました。
懇親会では、有名な女性ファッショ誌の編集長を歴任されたフリージャーナリストの生駒芳子さん
とお話する機会に恵まれました。
生駒さんのこれまでのインタビュー記事を拝見していると、ファッション業界の女性の応援から、
社会貢献活動、伝統工芸の復興、大学での講義等、いろいろなことに取り組まれているの
ですよね。それで、そのことについて伺ってみると、
「やりたいことは全部やってしまうのよ。違う分野のことのように思えても、3倍速、4倍速で
ものごとが進んでいくし、自分が興味のあることをやっていると、さびないわよ~。」
との勇気の出るメッセージをいただきました。
いまちょうど、これからのことを考えていたので、胸にずしっと響きました。
懇親会では、ファッション産業の大御所(女性)が何名かいらっしゃいましたが、
オーラが違います。あれはまさに重鎮のオーラでした。
これまでの、さまざまな業界の懇親会に顔を出してきましたが、女性のキャラの濃さは
ダントツではなかろうかと思います。
総括すると(笑)
ファッション産業で上にいく女性の共通点は、超アグレッシブ、肉食女子であるということ
だと思われます。会社で遠慮がちにしている女性には、半永久的にキャリアアップの
チャンスは回ってこないだろうなぁと感じました。
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業界外のわたしを受け入れてくださった、関係者の皆さま方、どうもありがとうございました!
今回のインプットはわたしなりに、社会に還元していきます。