空飛ぶ自由人・2

旅・映画・本 その他、人生を楽しくするもの、沢山

マニラの旅・その11 イントラムロス

2025年03月06日 23時00分00秒 | 旅行関係

ハッピーランドで、GRABのカーを探しましたが、
さすがにトンド地区近辺には契約車もタクシーもおらず、
このトライシクルに乗って、

イントラムロスへ。

イントラムロスは、観光資源の少ないマニラで
観光客が必ず訪れる場所。

スペイン統治時代の16世紀につくられた
マニラ最古の旧城壁都市です。


イントラムロスはスペイン語で“壁の内側”という意味。

ちなみに、
国名のフィリピンは
旧宗主国のスペイン皇太子フェリペ(後のフェリペ2世国王)
の名前から命名されました。

サンチャゴ要塞

イントラロムスの北側に位置する、
スペイン植民地時代に建設された要塞です。
かつてスペインやアメリカがフィリピンを統治していた頃に、
軍事的に最も重要な役割を果たしていました。


要塞内では、
スペイン統治時代から第二次世界大戦までの展示を
見学できます。

また、第二次世界大戦中、
この要塞は日本軍に占領され、
政治犯が収監される牢獄にされました。
この悲劇を伝える人形による展示。

ここから外へ。牢獄を出たような気がします。

すぐそこに近代的な都市景観が。

要塞の脇には、
国民的英雄ホセ・リサールの記念館もあり、


フィリピンの独立運動の歴史に触れることができます。
ホセ・リサールが使っていた机や服、
当時描かれた絵画などが展示されています。

マニラ大聖堂

1571年創建の大聖堂。
戦争や自然災害で建物が破壊されたため、
1958年に再建されました。


再建時には、創設当時と同じ石彫りやロゼッタ窓が採用されました。


ステンドグラスの窓は
フィリピンの国教がキリスト教になったことを祝い、
設置されました。

祭壇には、マリア像。

2015年にはローマ法王が訪れ、ミサが開催されました。

大聖堂の前には広場があり、地元の人々の憩いの場にもなっています。

イントラロムス内は、約400年経った今も
16世紀の面影を残す街並みが残り、
石造りの建物や教会で、
まるでタイムスリップしたような気分に。

カーサマニラ博物館やイントラムロス博物館、
フィリピン国立美術博物館
などがありますが、
今回は外側だけ。

サンアグスチン教会

1599~1606年に建てられた
フィリピン初のスペイン建築様式の教会で、
石造りの教会としてはフィリピン最古。
マニラで唯一の世界遺産に登録されている歴史的建造物です。

サンディエゴ堡塁

マニラで最も古い石造りの要塞の一つ。


見どころは3重の円形につくられた石の壁。


ローマの古代遺跡を思わせる重厚さが魅力です。

すぐそこにゴルフ場が。

城壁が続きます。

城壁のところどころにある大砲。

 

ここから城壁の外へ。