Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

子どもが同じことを繰り返したがるのは…

2019-04-29 | モンテッソーリ教育
おはようございます。ママヴィ桑原です。


先日、父からこんな話を聞きました。


4歳の姪っ子りーさんが
実家にDVDを持って遊びに来た日のこと…



もう 次の展開も知っているし、
驚くほど細かな描写まで覚えているのに
何度も同じ作品を繰り返し観たがるりーさん



いい加減飽きてしまった父が

「りーさん これ、どこが面白いの?」

と問いかけたそうです。



すると…



「面白いんじゃないよ。好きなんだよ!!」



…面喰らった父は
諦めてそのDVD鑑賞に付き合ったそうです。





このエピソードは、子どもと大人の違いが
とても端的に現れています。



4歳の りーさんんにとって
世界はまだまだ知らないことばかり…

同じ物語を繰り返すことで、
予測通りの展開から安心感を得ています。

同じ物語の構成や一連の流れを繰り返すことで
目の前の世界を整理して理解しています。

これは、この世界で生きていく
自立のための準備でもあるのです。



自分の頭で考え、実行していく土台は
幼児期の日常の中でつくられていきます。

大人の役割は、その日常の環境を整えること


そのときに、
大人のものさしと子どものものさしの違いを
忘れてはなりません。





さくら咲く卒業式♪

2019-03-22 | モンテッソーリ教育
おはようございます。ママヴィ桑原です。


東京で桜の開花が宣言された昨日…

日本モンテッソーリ教育綜合研究所
教師養成センター 3-6歳コースを卒業しました!





必死に頑張った日々…
たくさんの学びがありました。



卒業式でセンター長 松浦先生からいただいた
印象的なことばがあります。

モンテッソーリ を超えていってください!

正に、私がこの2年間で学んだことに
背中を押していただけたヒトコトでした。



最初は、
子どものことを体系的に学べればよい
それだけでした。

でも、

学びを深める中で
モンテッソーリ教育哲学の本質を受け継ぎ
私がやりたいことにしっかり繋げていこう

と決めました。



そのタイミングでnonowaラボのお話をいただき
6歳からのマーケティング思考レッスン
が4月にスタートします。
レッスン詳細はこちら
紹介blog記事はこちら

個別チラシも完成です!




そして、今受託しているおうちDEもんてでも
4月から 年少-年中学年を対象とした新コース
バンビーニ
をスタートいたします。





さあ、春が来ました!
新しいことがどんどん始まります。

子どもたちの自己教育力をひたすらに信じて
子ども起点のコミュニティの花を
たくさん咲かせてまいります!!





********************
ママヴィ主催
6歳からのマーケティング思考レッスン
ーおかし大研究ー参加者募集中!
お申込みはこちらから


お母さんの「敏感期」

2019-01-26 | モンテッソーリ教育
こんにちは。マヴィ 桑原です。


モンテッソーリ 教育を学びはじめた頃
タイトルに惹かれて購入した
相良敦子先生の著書 お母さんの「敏感期」




モンテッソーリ 教育の現場で
たくさんの親子と関わるようになり
いま一度読み返してみました。


敏感期
それは、幼少期…
将来必要なことを身につけるために
ある特定のことへの感受性が敏感になり
それを環境の中に見出して強烈に関わる時期

この時期は、いとも簡単に
たくさんのことを習得できます。

でも、その期間は短く儚いのです。

そして、その時期を逃したら、
意識的に努力をしないと習得が難しくなります。



今 お教室で、たくさんの親子と
お話をさせていただいております。

そして、
ママの想いは、いつだって愛に満ちています。

でも、

愛するがこそ…
よかれと思って…
つい…

先回りしてやってあげたくなったり、
失敗しないようにとお膳立てしすぎたり、
声をかけすぎたり、
たくさん与えたくなったり…



私自身も、モンテッソーリ 教育を学ぶ前は
「◯◯をしてあげたい!」というたし算の発想で
子どもたちと関わっていたような気がします。

でも、自己教育力をサポートするには
モノゴトをシンプルに分かりやすくする
ひき算の発想が大切です。



自分でやりたい!

そう思った子どもは、目の前のやりたいことを
小さく小さく切り取った部分をしっかり見て、
得意の模倣を繰り返すことで

「できた!」

何なくクリアできちゃうんです。

できないのではないんですね。
やり方が分からなかっただけなのです。



そして、その瞬間を目の当たりにしたとき
ママの目もキラリと光り輝きます。

子どもたちが、
できた!
の瞬間に見せてくれた目とそっくりで
あぁ、これがお母さんの敏感期なのね…
そう感じます。



この瞬間を引き出す環境づくりが
コ・マザリング(母性の協働)だと考えます。





おうちDEもんて 運営受託 始まります。

2019-01-08 | モンテッソーリ教育
おはようございます。マヴィ 桑原です。

明日から
株式会社モーカルインターナショナル様より

モンテッソーリ 教育体験教室
おうちDEもんて

の運営受託が始まります。




新たに、ホームページも開設いたしました。

モンテッソーリ 教育のエッセンスを
ご家庭でも手軽に取り入れられるように…

ママたちをサポートできるように…

学びを深めて参ります。



読みたくなる本棚

2018-10-17 | モンテッソーリ教育
こんにちは マヴィ桑原です。
昨日で本ブログを開設して500日経ちました。

マヴィのサイトも一新しました。
事業を軌道に乗せるべく、日々精進です。



さて、
国産檜の無垢材でできた子ども用本棚と教具棚

手づくりの温もりあるこの棚は
数日前にわが家の一員になったばかりです。


さっそく、
4歳になった姪っ子りーさんが
遊びにきました。

ふた月前くらいに
「ひらがな」という抽象概念と出会った彼女は
ただ今、文字の敏感期を謳歌しています。



本棚の前で
目をキラキラ輝かせていました。



絵本のタイトルをひと通り読んでから
やさいさん(tupera tupera作/学研プラス)
を手にとりました。



何度か読み聞かせしていましたが
ひとりで読んでみたくなったようです。


本を読んでみたい!
という衝動に従って集中した彼女は
はじめて
一冊の絵本をひとりで読みきる
という経験をしました。



3歳 最終日のことでした。



絵本なので、イラストのサポートもありますが
しっかりと意味も理解しています。



ひとりで読めた



よっぽど嬉しかったのでしょう…

その後、

くだものさん(tupera tupera作/学研プラス)を
じぃじに読み聞かせしていました。





この時期は、模倣期でもあります。

大人がしていることを、自分もしたい…

そうやって、経験を重ねることで
発達を遂げていきます。



大人が自分にしてくれることを
自分も誰かにしてあげたい…

脱自己中心性の現れとも言えるでしょう。



子どもは自分の学ぶ意欲に従って
自ら成長を遂げる力を持っています。

大人に必要なことは
その意欲に見合った環境を提示することです。