Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

育ちのプロセスはありがとうの気持ちでできています。

2019-11-16 | マヴィのおうち
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 
 

モンテッソーリ教室 マヴィのおうちのオープンから3ヶ月が経ちました。


たくさんの方々に支えられて今があることに
ありがとうの気持ちでいっぱいの毎日です。
 
 
お教室では、日々
自分でできるようになりたい!
子どもたちひとりひとりがおしごとと向き合っています。
 
そして、
大好きな家族が見守ってくれる安心感が
自立を加速させるエネルギーになっています。
 
 
 
マヴィのおうちでは、
ひとりひとりの育ちのプロセスをよく観察し
おうちの方と共有するツールとして
LINEを活用しています。
 


レッスンの様子や、
おうちでの変化などの情報を共有しながら
日々の環境づくりにも活用しています。 
 
 
 
また、日常は便利なSNSを活用しつつ
お誕生日月には
それまでの1年間の育ちのプロセスを
手づくりのカードにまとめてお渡ししています。  
 
 
 
 
ひとりひとりまとめていると気づきます。
 
それぞれの1年間のプロセスは
生きる喜びと
ありがとうの気持ちであふれていると…
 
 
 
だからこのカードは
私からのお誕生日プレゼントではありません。 
 
 子どもたちの「ありがとうの気持ち」を
年に1度まとめておうちの方にお届けするお手伝い…
そんな気持ちでつくっています。 
 
 
 
子育てのまっただ中にいると、
「ヤダ!!」
に翻弄されてしまうことも多いかもしれません。
 
何でも自分でやりたがって
汚したり、こぼしたり、壊れたり、遅れたり…
 
思うようにできなくて癇癪を起こされたりすると、
頭では分かっていても
感情で怒ってしまうこともあるでしょう。
 
 
 
でも、
子どもたちが自立に向かう育ちのプロセスは、
ありがとうの気持ちであふれています。
 
 
大人の役割は、
自分でできるようになるために
何をお手伝いしたらよいか…
それを考えて、適した環境を用意することです。
 
少しでもその力になれれば…
 
それがマヴィのおうちの役割だと思っています。
 
 

こどもサポーターから始まる共育

2019-11-04 | マヴィのおうち
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 
 
先日実施した、会員様対象の勉強会の裏で
子どもたちは教室で自由に活動していました。
 
そして、その世界を作るための試みとして
こどもサポーターを導入しました。



こどもサポーターとは
幼児期の子どもたちの見守り役となる
小学生のお兄さん・お姉さんたちです。

ときに先輩として、ときにお友だちとして
小さな子たちを導く存在になります。



今回こどもサポーターを引き受けてくれたのは
小学2年生の姪 さー先生でした。
 
彼女は、普段から小さな子を見守るのが得意な子です。

年下のいとこたちと遊んでいる時には、

困った時だけ手を貸して、
あとはいつもそっとそばにいる…

決して自分の想いを押し付けることはしていません。

適任だと思いました。



彼女にお願いしたのは2つ…

① 困っていそうな時だけ手を貸して!

②あとは、子どもたちをよく観察していて!!




彼女は見事にやりきりました。
 
感想を聞くと、
「大変だったけど、楽しかった♪」
という答え。
 
 
 
さて、楽しかったのはなぜでしょうか?



この答えが何とも秀逸で、
ドキッとするものだったのでご紹介します。



色水のあけ移しのおしごとをしていた子が
お水をこぼしてしまったので、
拭き方を見せてあげたそうです。

彼女の動きをよく見ていたその子は、
 
次にこぼしたときにも焦ることなく
自分でお水を拭いて
落ち着いて活動を続けていたのだそうです。

その落ち着いた様子がかわいくて
楽しかったというのです。
 
 

話していると、
モンテッソーリ教師として感じるものと同じ喜びを彼女が味わっていたことに気づきました。
 
 
彼女曰く、
子どもたちの様子は3つに分けることができたそうです。
 
●落ち着いているとき

●おとなしいとき

●あばれん坊のとき
 
あばれん坊の子とおとなしい子は別だけれど、
 
どちらの子にも
落ち着いていることがあったと。
 
 
 
話を聞いていると、
「落ち着いている」と感じているときは
集中現象が現れているときと一致します。
 
 
その瞬間を目の当たりにしたとき
楽しい♪
という感情が湧き上がったようなのです。
 
 
 
小さな子たちを観察し、

いまやっていることをシンプルに分析して

分からないことの仮説を立ててやって見せ、

できるようになっていく様を確認して

自分が分析した仮説は正しかったと判断する。
 
 
 
小学2年生 7歳の彼女は、
「学び方」のプロセスを楽しんでいたのです。
 
 
 
 
子どもたちの学びあいの場
共育環境がそこにありました。
 
本当の学びの楽しさを知る経験ができる場所
 
より深い学びにつながる環境を目指して、
私自身も学び続けて参ります。
 


 

【開催報告】マヴィのおうち勉強会

2019-10-29 | マヴィのおうち
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。


先日、会員の皆さま対象の勉強会を開催いたしました。

元私立幼稚園教諭で、
現在東京大学発達保育実践政策学センター特任助教などでご活躍の天野美和子先生をゲストにお呼びして
 
あえてモンテッソーリ教育に限らない広い視野で考えるきっかけをお話いただきました。
 
 
 
テーマは
 
現代の子育てに求められることは何か?


 
 
沢山の情報が簡単に手に入る現代
 
技術の発展により先が見通しにくくなった社会
 
メディアに流れるキャッチーな情報は
どことなく本質に欠けるものばかり…
 
 
 
子育てはより複雑で、多様化してきています。



そんな今、幼児教育の最先端の世界でも
非認知能力
を育むことを重視しているといいます。


非認知能力とは
読み・書き・計算などの数値で測れるような「認知的能力」ではない力のことです。

OECD(経済協力開発機構)では
・目標の達成(忍耐力、自己抑制、目標への情熱) 
・他者との協働(社交性、敬意、思いやり)
・情動の抑制(自尊心、楽観性、自信)
などと説明されています。


 
なぜ、今「非認知能力」なのでしょうか…
 
 
 
それは、
 
グローバル化する多様な価値観の世の中で
協働しながら自己の能力を発揮することが
新しい価値を生み出す力になるということ。
 
AI(人工知能)が発達すればするほど
AIにはできないと言われていることこそ
私たち人間が強みにしていくべきということ。
 
 
 
では、
この非認知能力を育むために、
おうちでやるべきこととは…?
 
そのヒントを天野先生に教えていただきました。
 
 
 
私なりにお話のポイントを2つにまとめます。
 
① 親子相互の信頼関係・・・見守るということ
 
おうちは、不安なとき、困ったときに戻る場所であることが大切です。

冒険しても戻る場所があるという安心感が、チャレンジにつながります。

おうちは、そんな心の安全基地であって欲しいのです。


 
② 完璧ではない生き方の見本になれるのは親のみ
 
チャレンジをしても、一度でうまくいくとは限りません。

むしろ、失敗をしながら繰り返すことで習得することがほとんどです。
 
完璧を目指すより、
失敗しても、それとどう向き合い対処するか
にたくさんの学びが詰まっています。
 
そして、
その姿を見せられるのは、おうちの強みです。
 
おうちは、保育園でも幼稚園でもありません。
ママもパパも、保育士や先生ではありません。
 
 
完璧ではない中にあるステキな生き方こそが
子どもたちの力になります。
 
 
 
とても示唆に富んだ情報をいただいた後は、
 
それをきっかけに互いの想いや悩みを共有しながら、参加者全員で深めていただきました。
 
そう。
天野先生には、答えを持ってきていただいた訳ではないのです。
 
 
 
100人子どもがいたら、100通りの姿があります。
 
だからこそ
 
唯一無二の正解を求めるよりも、
 
その子とと向き合って試行錯誤を繰り返しながら日々を生きる姿を見せることの方が
子どもたちの生きる力になるのではないでしょうか…
 
 
今回ご参加いただいた皆さま、
貴重な情報を共有くださった天野先生に
心からのありがとうの気持ちを込めて…
 
 
 
 
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nonowaラボ10〜12月ワークショップ
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単発の企画
◆はじめてのセルフブランディング
未来をえがくじぶん史ノートをつくろう!

過去・現在・未来の「じぶん」について
哲学対話のエッセンスを取り入れた活動を通し
世界にひとつだけのじぶん史ノート
を完成させます。

〔日程〕11/4(月・祝)14:30~16:30
〔会場〕武蔵小金井Room635
〔対象〕小学1~4年生 〔定員〕10名

お申込
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連続2回講座
◆リアルおシゴト体験
こどもマーケター店頭企画編

青果物の市場について学び、
地域の人々が「ありがとうの気持ち」
でいっぱいになる店頭企画を
「地産マルシェ」のスタッフさんに
プレゼンテーションします。

〔日程〕12/1(日)&12/26(木)14:30~16:30
※連続講座
〔会場〕武蔵小金井Room635
〔対象〕小学1~4年生 〔定員〕8名

お申込
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中央線沿線の「豊かな暮らし」を彩り
幅広い世代に向けて
多様なワークショップを開催する学びの場
nonowaラボ
詳細はnonowaラボのHPから!

◎nonowaラボの様子などを日々お伝えしています。
nonowa【公式】instagram

本日オープン!!モンテッソーリ教室 マヴィのおうち

2019-08-15 | マヴィのおうち
おはようございます!ママヴィ 桑原です。

モンテッソーリ教室 マヴィのおうち
本日オープンいたしました。


「私らしい生き方」を探求し、自立に向かっていく子どもの象徴 「マヴィ」ちゃん
屋号にも取り入れたフランス語Maivie(わたしの人生·私らしい生き方)から名づけました。

そして、子どもたちが
自分で自分を発達させる
という神さまからの宿題に集中できるように
心地よさ・楽しさ・美しさ
を意識してつくった環境を「おうち」と表現しました。



『大地の恵み』をイメージした
ベビーのおへや 兼 ママの控え室




基本的な運動を獲得するために
 粗大運動の活動
 微細運動の活動
を中心とした、ベビークラスのお子さまが主役のおへやです。
プレキンダークラスでは、ママの控え室としてもご利用いただけます。


そしてこちらは
『果てなくつづく天空』をイメージした
マヴィのおへや




プレキンダークラス以上のお子さまが主役のおへやです。
モンテッソーリ教育の5分野
 日常生活の練習
 感覚教育
 言語教育
 算数教育
 文化教育
の教具たちが子どもたちをおしごとに誘います。


8月中は
できるだけお客さまのご希望に合わせたお時間で
無料の見学・体験会を実施いたします。
最終週は、まだ余裕がありますので
少しでも興味があれば
この機会にお申込ください!


たくさんの方々に支えられてのオープンです。
今日の気持ちを忘れずに…
たくさんの子どもたちが自分で自分を発達させるという神さまからの宿題にイキイキと向きあえるよう、日々精進して参ります。


皆さまに 心からありがとうの気持ちを込めて…


モンテッソーリ教室 マヴィのおうち





オープン目前!!モンテッソーリ教室 マヴィのおうち

2019-08-13 | マヴィのおうち
こんばんは!ママヴィ桑原です。

モンテッソーリ教室 マヴィのおうち
いよいよ明後日オープンです。

ようやくカーテンも届き、形になってきました。

『大地の恵み』をイメージした
ベビーのおへや 兼 ママの控え室



『果てなくつづく天空』をイメージした
マヴィ(自立に向かっていく子ども)
のおへや




準備でてんやわんやの毎日ですが、
1歳と4歳の姪っ子たちが
連日応援に駆けつけてくれています!








2人ののイキイキ・キラキラとした笑顔を力に
たくさんの子どもたちが
自分で自分を発達させるという神さまからの宿題
と向きあえる環境づくりを深めて参ります。