Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

おとなのあり方

2017-11-21 | 子どもと学び
子どもたちの学びの場におけるおとなのあり方
について考える機会が増えました。

11月の逗子こども哲学教室では
未就学児を対象に
古民家である会場の周りの自然と触れ合う
新しい形の哲学対話にチャレンジしました。

子どもたちは、遊びの中で
探求対象を見つけていきます。

バラバラだった興味の対象が
徐々にひとつに絞られ、探求の共同体となること
を目の当たりにしました。

子どもは、
生まれながらにして自己教育力をもっている
と言われています。

では、おとなはいなくてもよいのでしょうか?

逗子の子どもたちとの時間の中で
子どもたちを、社会というチームの一員として
受け止め、共に育ち合うことが
おとなの役割なのではないかと感じました。



先週末に、工作のワークショップでも
同じようなことを感じました。

パパと5歳くらいの息子さん
2人で手作りランタンを作っていました。

お子さんの手形をとり、
毛糸で囲みはじめたパパさん…
最初に私が見たときは
息子さんはニコニコ見ているだけでした。

手先が器用そうなパパだったので、
お子さんよりパパが夢中になったのかな?
そんな風に見えました。



でも、手形を残したいというアイデアは
息子さんが言い出したそうで、パパは
「息子の今を残すよいアイデアだと思ったので
私は、思いついたことをやっているだけです」
と教えてくれました。



2人をよく見ていると
楽しそうに対話しながら、自然に役割分担して
1つの作品に向き合っています。

そこには、教えるとか、子どものためにとか、
パパがやってあげるとか…
そんなことは一切ない

創作活動の共同体に見えました。



ステキな親子のとびきりの笑顔に
何だか自信が湧いてきました。



今感じているままに、
子どもたちと向き合い続けよう!

私も、子どもたちに学び
楽しみながら育ち続けたいと思います☆