Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

お母さんの「敏感期」

2019-01-26 | モンテッソーリ教育
こんにちは。マヴィ 桑原です。


モンテッソーリ 教育を学びはじめた頃
タイトルに惹かれて購入した
相良敦子先生の著書 お母さんの「敏感期」




モンテッソーリ 教育の現場で
たくさんの親子と関わるようになり
いま一度読み返してみました。


敏感期
それは、幼少期…
将来必要なことを身につけるために
ある特定のことへの感受性が敏感になり
それを環境の中に見出して強烈に関わる時期

この時期は、いとも簡単に
たくさんのことを習得できます。

でも、その期間は短く儚いのです。

そして、その時期を逃したら、
意識的に努力をしないと習得が難しくなります。



今 お教室で、たくさんの親子と
お話をさせていただいております。

そして、
ママの想いは、いつだって愛に満ちています。

でも、

愛するがこそ…
よかれと思って…
つい…

先回りしてやってあげたくなったり、
失敗しないようにとお膳立てしすぎたり、
声をかけすぎたり、
たくさん与えたくなったり…



私自身も、モンテッソーリ 教育を学ぶ前は
「◯◯をしてあげたい!」というたし算の発想で
子どもたちと関わっていたような気がします。

でも、自己教育力をサポートするには
モノゴトをシンプルに分かりやすくする
ひき算の発想が大切です。



自分でやりたい!

そう思った子どもは、目の前のやりたいことを
小さく小さく切り取った部分をしっかり見て、
得意の模倣を繰り返すことで

「できた!」

何なくクリアできちゃうんです。

できないのではないんですね。
やり方が分からなかっただけなのです。



そして、その瞬間を目の当たりにしたとき
ママの目もキラリと光り輝きます。

子どもたちが、
できた!
の瞬間に見せてくれた目とそっくりで
あぁ、これがお母さんの敏感期なのね…
そう感じます。



この瞬間を引き出す環境づくりが
コ・マザリング(母性の協働)だと考えます。