Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

インプロからの哲学対話

2019-12-12 | 哲学対話
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 
 
今年は、某企業様の課外活動としての哲学対話に参画しています。
 
いつも、
何かしらアクティビティがあってからの哲学対話
というスタイルなのですが、
先日はインプロ体験からの哲学対話でした。
 
 
 
インプロとは、即興演劇のことです。
 
 
 
演じるなんて、小学校の学芸会以来…
正直、私には縁がない世界だと思っていました。
 
それが、
数ヶ月前にワークショップ講師仲間の講座で体験して
 
またやりたい!
そして、その後誰かと話したい!!
 
そんな気持ちになったことが形になりました。
 
 

今回は、
無茶苦茶な設定のシチュエーションで紡ぐ
「お誕生日エチュード」にチャレンジしました。

 
親しいという設定があるだけで
元々、初対面の人との距離を取りたい私が
ほぼ初めましての人に自然にすり寄る不思議


支離滅裂のようで、その人らしさが露わになる
 

演じてるんだか、自分自身なんだか、
何が何やら分からないけれど
とにかく楽しかったというカオスな体験でした。
 
 
 
そんなカオス体験の後に皆で問いを出しあい
演技でどこまで違う自分になれるのか?
について哲学対話をしました。


女優や俳優は、ファッションや髪型など
まずは見た目から役になりきっているように見える…

ということは、
見た目を変えれば違う自分になれるのかもしれない?
 
 
そもそも、演じるって何だろう?
演じているのは自分なのか?違う自分なのか?
 
 
違う自分を演じていたとしても、
その人の素は出てきてしまうのでは?
 
 
相手からの見られ方が変わるだけで
自分が変わるかもしれない?

 
 
考えれば考えるほど、自分と他人の境界線すら
何だかよく分からなくなってきました。
 
 
今回のお誕生日エチュードは、
非常識な設定にこそ、面白みがありました。
 
インプロ体験で終わるのではなく
哲学対話によって多角的に考えることで
満足感も高まったように思います。
 
 
 
設定を変えたり、メンバーを変えたら
見える世界が変わりそうな予感もしてワクワクします。
 
インプロからの哲学対話…
 
多くの方の視点を取り入れながら深めたい世界です。