Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

【開催報告】nonowaラボ モンテッソーリ教育を取り入れた暮らし 〜子どもの見方を考える〜

2020-02-03 | イベント・ワークショップ
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。


1/27に、nonowaラボにて
モンテッソーリ教育を取り入れた暮らし
〜子どもの見方を考える〜
を開催いたしました。
 
3ヶ月から2歳半までのお子さまもいる環境
 
100円ショップなどでそろう材料を使った
手づくり知育玩具で
自由に活動いただきました。








 
前半は、
モンテッソーリについてのインプットタイム
 
子どもが生まれながらにして身につけている
「自己教育力」についてを中心に
モンテッソーリ教育流の子どもの見方のヒント
について、お話させていただきました。
 
 
後半は、思考を深める時間です。
「子どもの自己教育力を信じられますか?」
という、モンテッソーリに対する挑戦的な問いで
自由に対話を深めながら考えました。
 
 
 
 
コレはこうやって使うもの
大人は使い方を知っているものでも
使い方を知らない子どもは
想定外の使い方をするかもしれません。
 
さて、どう考えますか?
 
手づくり玩具コーナーにあった折り紙を手に取り
黙々とちぎり続けた子の作品
 
「この折り紙はちぎるためのものではない!」
と思って静止してしまうこと
 
 
「指先を使って、ちぎる動きが楽しいのね!」
と思って、指先を使う活動を紹介すること
 
子どもの自己教育力を信じていたら、
どちらの対応になるでしょうか?
 
そして、どちらが親として心地よいですか?
 
 
目の前にいたその子は、
見方が変わると対応は変わるかもしれない
という実例を教えてくれました。
 
 
そうは言っても、
子どもの力を信じたいけれど時々不安になる
それが親心なのかもしれません。
 
ずっと子どもの自己教育力を信じてきても、
壁にぶつかることもあるようです。
 
子どもを信じて、
その子のやりたいことが
できるようにし続けてきたけれど、
大きくなってルールが守れなくなるのでは?
と心配です。
 
2歳半の活発なお子さまのママは
最近、不安になってきたといいます。
 
 
何でも子どものやりたい通りに従うことと、
自由を保障すること
は必ずしも一致しません。
 
自由を保障するためには
ならぬものは、ならぬ!!
一貫した約束も必要になります。

他者と共に自由に生きていくために
子どもたちは日常生活から
たくさんのことを学んでいます。
 
だからこそ、先を見通せる大人が
大切な約束を先に伝えるのです。
 
 
 
子どもの力を信じるためには、
 
その子が今何に興味があるのか
 
何がしたいのか
 
どうしてそれがしたいのか

よく観察して分析する眼が大切です。
 
そのヒントをお話させていただきました。
それぞれの「子どもの見方」について
対話を通して考えが深まっていたら嬉しいです。



ご参加いただいた皆さまからのコメントを一部ご紹介します。
 
・入門としてはちょうどよい情報量だった(2歳のお子さまのママ)
 
・モンテッソーリという教育の概要が分かったので、自分でも調べながら取り入れてみたい(0歳のお子さまのママ)
 
・同じ悩みを持っている方がいたことに安心しました(0歳のお子さまのママ)
 
・"自己教育力"を信じたいと思っていたはずなのに、我が身を振り返ると行動が伴っていないことにハッとしました。自己教育力を信じ、環境を整えようと思いました。(0歳・5歳のお子さまのママ)
 
 
皆さまからいただいたお声を踏まえ
4月以降にシリーズ展開していきたいと思っております。
 
ご参加いただいた皆さまにありがとうの気持ちを込めて。