Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

こども哲学(実践編)まとめ

2017-06-15 | 子どもと学び
おはようございます。桑原です。



長々書いてきました
こども哲学インターン卒業ファシリテーション
ダイジェスト最終回です。




グループが2つに分裂し、
青りんごを追いかける子どもたち2人と一緒に
キッチンに移動しました。


私は、子どもたちがしたいことを
ただお手伝いすることにしました。




半分に切ったりんごを仲よく分けると

冷蔵庫に入れてみたくなり…

冷蔵庫の中が光っていて水みたいと喜んだり…

皮を剥いてお皿に移して…


色々やってみたけれど
結局、食べたいー‼︎となりました。




4歳の女の子は
「噛むと汁がいっぱい出てくる」
ということから
聴診器で聞いたときゴクゴク音がすると思ったのは
汁がいっぱい入っていることが想像できたからだと気づきました。


ただの観察とも、おやつの時間とも違う
五感をフル活用してりんごと向き合ったからこそ
見えてくるものがあったのかなと感じました。




最後に、お絵描きをしていた子どもたちにも
りんごを分けて
この日の対話は終わりました。




この対話をご覧になっていた方の中には
これは哲学対話なのか?
という感想の方もいらしたようです。





何をもって哲学対話になるのか
考えれば考えるほど
答えが見えなくなります。



子どもたちとりんごを介して向き合った時間は
ただ楽しくて…
それは、哲学対話であろうとなかろうと変わらないことです。





ただ、
子どもたちは半年間で大きく成長していて
他の人の気持ちを推測しようとしている子も出てきたし、
子どもたち同士の対話もできるようになってきたので

そろそろ
この子達なら抽象的なことを問うこと

つまり、哲学的な問いと言い切れること
についてもテーマにできるのではないか?

そんなことも感じられました。

だからこそ
今日も、3-4歳児ならではの哲学対話をした!
と胸を張って言いたいなと思っています。




インターンは卒業しましたが
子どもたちのことは、これからも見守り続けたいと思っています。



素晴らしいご縁に
素敵なインターンチームに
感謝でいっぱいです!





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