Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

こども哲学(実践編)③

2017-06-14 | 子どもと学び
おはようございます。桑原です。
今日も、昨日のつづき
こども哲学で体験したことをお話させていただきます!






後半何をするかは
子どもたちみんなで決めてもらうことにしていました。





みんなを繋いでいた青リンゴを見てみると
小さな穴が開けられていました。



「何だ?穴が空いているよ!」と問いかけると



「注射だよ」
4歳になったばかりの女の子が
ニヤリと笑いました。




3歳の男の子は
「でも、カニさんがいるのかも」



「そっか。カニさんがいるのかもしれないね…
じゃあ、包丁で切ってみる?みんなでどうするか決めよう!
切ってみたい人?」




「はーい」
全員が挙手して気持ちは1つになりました(*^^*)





しかし…
ここで私は痛恨のミスをします(TT)




道具が入った袋から
1人の女の子が色鉛筆を発見しました。



絵が描きたくなったようです。
そして、オブザーバーはそれをキャッチアップ…

「この子は絵が描きたいみたいだから
私はここで一緒にお絵描きしてますね。」




えっ…⁇
お絵描きという言葉を聞いて
他の数人もお絵描きに気持ちが持っていかれてしまいました。


「お絵描きしたーい」




探求の共同体は、2つに分裂してしまいました。
それを許容する環境を作ってしまったことは
私の見通しの甘さに起因します。




流れを考え、分裂を許容することにして
お絵描きチームはオブザーバーに託し

私は、気持ちが続いた子どもたちと共に
青りんごと心中することに決めました。




続く…





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