カエサルの使っている画像処理ソフトには「輪郭抽出」という機能があります。画像の色の変化の激しいところを輪郭線で表すというものらしいです。
2016年に撮った写真から輪郭を抽出してみたので、見てみてください。
2016年4月、蔵王の御釜。
2016年5月、青葉まつり(伊達の舞)。
2016年6月、とっておきの音楽祭(オハイエ)。
2016年7月、夏まつり仙台すずめ踊り(まつり宝山&風羽里)
2016年8月、仙台七夕まつり。
2016年9月、八幡どんとロード雀踊り(八幡小学校)。
2016年10月、みちのくYOSAKOIまつり(横手舞組)。
2016年11月、青葉区民まつり(表小路10)。
2016年12月、SENDAI 光のページェント。
カエサルの使っているソフトの「輪郭抽出」機能には、パラメータの設定はありません。どのような抽出のしかたをするかは、ソフトにお任せです。
色の違いがはっきりとしいているところは濃い輪郭線に、そうじゃないところは薄い輪郭線になっているみたいです。このあたりの閾値を変えることができたらもう少し面白い画像がつくれると思うんですけどね。
輪郭線以外の部分は、白になります。白いところも、黒いところも、青いところも、赤いところもも白になるのだけど、それらの境界だけが黒い線になります。灰色みたいに見えるところは、輪郭線が集まっているところです。
こういう機能があるということは前から知っていて、何度となく使ってみたこともあったんですけど、正直なところ、「使えねーな」と思っていました。1枚1枚の画像だと、なんか、中途半端なんですよね。
でも、そういうのを集めてみると面白いんじゃないかと思って、仙台市内のイベントなどから毎月1枚を選んでみました。
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とっておきの音楽祭の場合、まず、市民広場ステージの後ろは、空ではなく、ビルです。基本的には真っ暗なんだけど、ノイズやフレアなどのために、微妙な色の変化で埋め尽くされています。こういう変化も輪郭として検出してしまうので、薄い輪郭線がびっしりと描かれることになり、灰色みたいに見えてしまう・・・んじゃないかと思います。
目下、研究中です。