カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・茨城県自然博物館(5)茨城の自然

2015年03月26日 | ★宮城県外の風景 

 茨城県自然博物館シリーズの5回目です。


 第5展示室を出て、1階に下りました。巨大なタンポポの種子も、巨大なトンボも、より下から見た方が迫力があったりします。


 第6展示室と第7展示室は、いずれも「ディスカバリープレイス」というタイトルがついています。
 第6展示室では、まず、いろいろなものを観察してみようというコーナーがありました。奥の方では、電子顕微鏡を操作できるようになっています。


 これは、コケの展示です。
 何の気なしに撮ってみたものなのだけど、こうして写真を見てみると、ビンをさかさまにしているだけです。それで、立派な展示ケースになっています。たぶん、飼育ケースとしても機能しているんだろうと思います。これ、他のことにも使えないかなと思いました。


 ワムシです。
 輪形りんけい動物という名前は聞いているし、写真で見ることもあるのだけど、インパクトは弱いわけです。こうして拡大模型として見せてもらうと、ちょっとだけ親近感がわきますね。


 標本の種類やそのつくりかたなどをまとめたコーナーです。


 第6展示室を出たところです。
 すぐ隣が第7展示室です。


 茨城県の名産品などを表示した地図です。
 名産品もさることながら、子供の頃に知っていた町や村がなくなっていて、みんな市になっているというのがすごいと思いました。


 第7展示室です。茨城県の動物や植物、地形などについて展示されていました。


 これは筑波山ですね。
 筑波山には男体山・女体山という2つの山頂があって、その標高差は3メートル。小学生の頃、その気になったら、山頂から山頂までジャンプできるんじゃないかと思いました。その話を先生にしたら、「やってごらん」と言われました。
 自分のことながら、子供の考えることっていうのは面白いです。


 ネンジュモです。拡大模型です。
 藍藻らんそう類の代表とも言える生物です。「藻」という名前はついていますけど、植物ではなく細菌のなかまです。真核生物ではなく原核生物です。葉緑体は持っていませんが、光合成はできます。窒素固定もできます。
 ・・・と、そういうことは知っているんですけどね。写真だけではインパクトがなく、イメージが弱いんですよ。こういう拡大模型、いいと思います。


 植物の生活環についての展示です。
 写真や模型を組み合わせて懸命に説明しているわけですが、やっぱり、難しいですね。たいていの人は素通りせざるを得ないんじゃないでしょうか。


 茨城の植物や動物です。

 第6展示室も第7展示室も、小さいし、地味ですね。
 カエサルが最初にイメージしていた自然博物館というのは、この2つの展示室を合わせたような規模のものでした。それでも、想像していた以上に立派なものだと思うんですけど、恐竜のジオラマとかを見た後では、どうしても地味という感じがしてしまいます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ガリバーワールド (せんだーど)
2015-03-28 15:15:36
顕微鏡で見るようなものの拡大模型、急に親しみが湧いてきますね。立体感が解かりやすくて素晴らしいです。

ミミズは、パニック映画で突然巨大化して人類を脅かすヤツみたいで、怖いです~。
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マイクロ博物館 (カエサル)
2015-03-28 22:50:54
 拡大模型というのはオモチャみたいな感じがしたりもするのだけど、つくってみると面白いのではないかと思っているんですよ。
 いろんな資料を参考にして、顕微鏡で観察したことなんかも参考にして、自分でつくってみる。今流行りの3Dプリンタという線もあるけれど、100円ショップで売っているような材料で、けっこうつくれるんじゃないかと思い始めたわけです。
 どこかの高校の生物部とかでやらないですかね。

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