カエサルの世界

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・カメラの時間

2015年02月15日 | ☆カメラとか   

 カエサルの腕時計です。電波時計です。2月13日(金)の13:39:13に撮りました。でも、この写真のデータでは、13:39:12に撮ったことになっています。
 今回は、そういう話です。カメラの話というか、時計の話というか、カメラに内蔵されている時計の話なんですね。
 カメラっていうのは 0.001秒といった感じの精度で動作するわけだけど、内蔵されている時計っていうのはわりといいかげんなものなんじゃないかと思っているんですよ。確かめてみようと思いました。


 左が、ニコンD7000+タムロンB001
 右が、ニコンD5100+タムロンB008
 時と場合によるのだけど、カエサルはこの2台を持って写真を撮りに行きます。2台で撮った写真は、同じホルダーに入れて、日時順で並べています。
 でも、ホルダーの中の順番が実際に撮った順番とずれちゃうことがあるんですよ。後のものが先になり、先のものが後になるわけです。
 カメラを持ち替えるのに5秒くらいの時間はかかると思うのだけど、それぞれのカメラに内蔵されている時計は、それを超えるくらいの時間差ができちゃっていることになります。

 そういうことが毎回のように起こるので、一体どれくらいずれるものなのかを確かめてみようと思いました。




 上がD7000、下がD5100です。日時設定の画面です。
 この2台に共通しているのは「汚い」ということでしょうか。ファインダーなんか埃だらけですよ。こういう写真を撮るんだから、その前に手入れをしておけばよかったと思っているところなのですが、後の祭り(その1)です。

 表示されている時刻には6分の差があることになりますけど、撮影した時刻が4分くらい違うし、この画面では表示されている時刻が変わらないので、実際にどれくらいの時間差があったのかはわかりません。
 まあ、2月9日(月)の12時30分くらいに、それぞれのカメラの時刻合わせをしておいたということです。




 日時設定をする前の画面です。
 この画面だと、リアルタイムで時刻が表示されます。時刻合わせをした後で撮ったんですけど、時刻合わせをする前にも撮っておけばよかったと思っているところです。後の祭り(その2)です。

 上がD7000で、表示は12:36:03ですが、撮影時刻は12:35:02です。
 下がD5100で、表示は12:36:30ですが、撮影時刻は12:35:30です。
 撮影を担当したのはニコン1V2なので、「撮影時刻」というのもV2で記録された時刻です。V2も時刻合わせをしたつもりだったんだけど、1分間、間違えちゃったみたいですね。後の祭り(その3)です。

 このデータのままならば、D7000は61秒、D5100は60秒進んでいるということになります。1分間違えたということにすれば、D7000は1秒進み、D5100はジャストということになります。いずれの場合も、D7000とD5100で1秒の時間差があることになります。
 ただし、こうした場合の「1秒」というのは 1.0000秒から 1.9999秒までの幅があるわけで、測定誤差の範囲内であると言っていいと思います。この時点では、2台に時間差はなかったと考えてもいいんじゃないでしょうか。




 2月13日(金)です。
 前回の撮影から4日経ったということで、また写真を撮ってみようと思いました。このときになって気がついたのだけど、第三のカメラで背面ディスプレイを撮影するなどという面倒くさいことをしなくても、それぞれのカメラで腕時計を撮ればいいということに気がつきました。
 最初からそうしておけばよかったんですね。後の祭り(その4)です。

 上がD7000で、腕時計は13:43:53ですが、撮影時刻は13:43:50です。
 下がD5100で、腕時計は13:41:34ですが、撮影時刻は13:41:36です。
 D7000は3秒遅れ、D5100は2秒進んだということになります。4日間で5秒の差がついてしまったということになります。これは、測定誤差とは言えません。




 2月14日(土)です。
 上がD7000で、腕時計は13:22:16ですが、撮影時刻は13:22:14です。
 下がD5100で、腕時計は13:22:41ですが、撮影時刻は13:22:42です。
 前日との比較では、D7000は1秒進み、D5100は1秒遅れたということになります。2台の時間差は2秒ということになります。
 5日間のトータルとしては、D7000は2秒遅れ、D5100は1秒進んだということになります。2台の時間差は3秒に縮まったということになります。

 なんか、よくわからないですね。
 傾向として、D7000は遅れがち、D5100は進みがちという気はしますけど、今回のデータだけでは何とも言えません。
 でも、再三再四の「後の祭り」を経験して、測定方法は確立されました。それぞれのカメラで電波時計を撮ってみればいいわけですね。今後も、そこはかとなく続けていきたいと思っています。
 そのうち、2台の時間差が1分を超えてしまいましたぁぁぁぁなどということになるかもしれません。そうなったら、またレポートします。

(追記)この記事、腕時計の分針の読み間違えをしています。D7000もD5100も時刻合わせの時点で1分進んでいたというのが、2月18日現在での結論です。そのうち、「カメラの時間(2)」をやる予定です。


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