ラグビーの観戦中に熱中症になったんですけど、そのときの状況を振り返ってみようというシリーズの2回目です。
試合は 13:30のキックオフ。まあ、暑かったです。この日の仙台市の最高気温は32℃ということなのだけど、直射日光が厳しかったですね。
東北大の川内グラウンドは、日陰になるところがほとんどありません。ベンチにはタープが設営されていて日陰になっていたのだけど、写真を撮る場合、そこに居るわけにはいきません。直射日光を浴び続けることになりました。
それでも前半は、ときどきタープの下に入ったし、水分の補給もしました。ハーフタイムは、日陰になるところで休憩したし、水分も補給しました。
後半は、結果として、一度も日陰には入らず、水分の補給もしませんでした。
上の4枚は、デッドラインの外側からの撮影です。これを撮っている間に具合が悪くなってきて、立っているのも辛くなったのだけど、ゴール前での攻防が続いて、この場を離れられないのです。この状態が30分近く続きました。
結論から言えば、この途中で写真を撮るのをあきらめて、試合を見るのもあきらめて、日陰に移動し、水分を補給すべきだったと思います。
しかし、現実的には難しいです。試合を見に来て、その写真を撮っているのです。しかけた写真はやめられません。再びこのような状況になったら、やっぱり、写真を撮り続けることになるだろうという気がします。
「ゴール前の攻防」が終わった後なんですけど、ベンチ(日陰があり、水分の補給もできる)に戻るのではなく、その反対側に移動しています。その方が写真が撮りやすいというわけではないし、どうしてなのかがわかりません。要するに、バカになっていたんだと思います。判断力を失っていたんですね。
このあたりでは、たぶん、汗をかけなくなっていたと思います。体中がものすごく熱いという自覚はあったのだけど、のどが乾いたとは思いませんでした。
ノーサイドです。
ベンチに戻りたかったのですが、歩けません。一歩も動けないというわけではないのですが、コート(横幅、約70m)を横切ることはできそうにありません。
・・・と、ここまでの写真は一眼レフ(D7200)での撮影、この後はコンデジ(EX-FR100)での撮影になります。
日陰になっているところを見つけたので、人工芝の上に座り込みました。倒れたというわけではありません。
人の目もあるし、いつまでも座っているわけにはいきません。ちょうど10分間だけ休みました。
なんとか立ち上がり、ベンチに向かって歩き出しました。ヨロヨロ、ヨタヨタという感じで、コートの真ん中で立ち止まったりしたのだけど、なんとか渡りきることができました。ベンチで水分を補給し、トイレの裏側にあるベンチのところで休憩することにしました。
トイレ裏のベンチでは、横になりました。動悸、息切れ、目眩です。
この青空も、カエサルの目にはこのように見えていません。何て言うか、ソラリゼーションがかかったような、へんな色に見えていました。
横になっていたのは10分足らず。その後、40分ほど休憩しました。とりあえず、動悸や目眩はおさまってきました。
AMF(After Mutch Function)があるので、厚生会館(学生食堂)まで移動しているところです。1分間隔でインターバル撮影をした写真をそのまま並べました。グラウンドから厚生会館まで10分以上かかったということになります。まあ、歩くのが辛かったです。階段を上るのはもっと辛かったです。
カエサルは体力のなさには自信があるんですけど、その一方、苦痛に対する耐久力は高いんだと思います。フラフラしながら写真を撮り続けるなんてことはイベントの度にやっているわけで、いつものこと、何とかなる・・・みたいに思っていたんじゃないかという気がします。なめていましたね。
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