
宮城県美術館です。 ここのつくりは複雑で、下手をすると迷子になります。
表側、玄関の方から、裏側、北庭の方へ行くには2つのコースがあって、1つは「アリスの庭」を通るコース、もう1つは駐車場から入っていくコースです。 今回は、駐車場から入っていくコースをご紹介します。
このコース、なかなかの趣があります。 右側の壁は佐藤忠良記念館なんだけど、左側は美術館とは別の施設で、テニスコートです。 なんか、現実世界と異世界との境界という感じがあるわけです。
なにしろ駐車場から入っていくので、通用路・・・という雰囲気もあります。 でも、正面に見えるのは、「服を着ていない女の人」なのですね。

前にもご紹介した「服を着ていない女の人」です。 ちゃんとした作品名は忘れました。 たぶん、「女の人」とか、その程度のタイトルだと思います。 佐藤忠良さんの作品です。
明るい日差しの下で見ると、のんびりとひなたぼっこをしている・・・という感じですね。

その隣りは、「ちょっとだけ服を着ている女の人」です。 作品名は忘れましたけど、佐藤忠良さんの作品です。
さて、「カエサルの世界」史上初、1回の記事に4枚目の写真です。
これまで、「写真は3枚まで」という「自分ルール」でやっていたのだけど、今回は、はみ出してみることにしました。

もうちょっと違う時間に撮れば、手の影がちょうど目の上にかかって、強い日差しを避けている・・・という感じになったと思うのですがね。

その向こうにいるのが「服を着ていない少年」です。 作品名は忘れましたが、佐藤忠良さんの作品です。 ここ、前にも書いたように、佐藤忠良記念館の隣りなのですね。 ここから、記念館の中も見えます。 記念館は有料なのだけど、ここから見る分にはただです。

全身像を、もう1枚。
ここは、ふつうの家の3階くらいの高さがあります。 まあ、3階のベランダ・・・というところでしょうか。 でも、ふつうのベランダと違うのは、その目前に木が生えているということです。
バックに写っている木の枝葉は、ふだんは見ることのできない、高いところにある枝や葉です。 ふだんは見上げている、枝葉を横から目線で見ることができるわけです。
前にご紹介した「ブナの花の蕾」も、ここで撮りました。

少年の顔のアップです。
カエサルは、どうしても、これを撮らずにいられません。

反対側から、もう1枚。
彫刻の顔って、見る角度によって、いろいろな表情に見えます。
人は、常に同時にいろんな想いを抱えているわけで、そういうのを表現しているのかもしれないな・・・などと考えてみました。
・・・と、今回は、ここまでです。
美術館シリーズ、5回に1回というローテーションでやっています。 次は、12月4日(金)16:00にUPです。 続きをやる予定です。 さっき、ちらっと見えてましたけど、船越保武さんの『原の城』です。

彫刻なので、相手が動かないのですが、表情を掴むのがうまいですね。
小生は、人をほとんど撮らないのでとっても参考になります。
カエサルは、とにかく、表情をアップで・・・というのが好きなのですけど、最近、ロングで撮るのも悪くないな・・・と思い始めました。
まだ、意識して撮っているわけではなく、念のために全体も・・・みたいな感じで撮っておいたのを使っているだけなんですけどね。