今回は「サルの楽園」のPart2である「空中回廊」とPart3である「つり橋」ということになります。
角のあるおさるさんということらしいですけど、ふつうの檻の中にふつうのおさるさんがいるだけだな・・・などと思ってしまいました。
そう思って見上げてみると、たしかに立派な回廊があります。
しかも、なんかいます。
遠目で見ても、一目でわかってしまいます。
どうしてこんなところにビルマニシキが・・・などと思ったりしたのですが、いたんだからしかたがありません。
アルビノです。もっとも、ビルマニシキのアルビノっていうのは珍しくとも何ともないみたいで、ネットで画像検索してみたら、半分以上はアルビノでした。ビルマニシキっていうのは黄色いヘビだと思い込んでいる人も少なくないんじゃないでしょうか。
「世界で最も絶滅の危機に瀕している霊長類」のひとつなんだそうです。
写真の上のところ、塔の上のところから出ているのが吊橋で、ここをクモザルくんが渡ってくれるというのが「サルの楽園」のPart3ということになるみたいなんですけど、このときはおとなしくしていました。
上がケンシロウ(オス、8歳)、下がリエル(メス、4歳)です。
かみね動物園では感心することばかりなのだけど、ここで感心したのは、すれ違うお客さんたちの会話です。地元のリピーターさんなんだろうけど、「マンドリルが・・・」とは言わずに、「ケンシロウが・・・」という言い方をするわけです。
たまたまということなのかもしれないけど、そういう人たちと2組か3組くらいはすれちがったような気がするので、ひょっとしたら、日立市民の間で「マンドリルのケンシロウ」というのはかなり定着しているのかなと思ったりしました。
あ。そう言えば、日立出身の女性と関西旅行をしていたとき・・・と書くとなんかイミシンですけど、その他数百人と一緒の旅行なんですけどね。例のアレです。
平等院のところの川(宇治川?)に白い鳥がいて、私は「サギじゃないか?」と言ったのですが、彼女は「ウですよ」と言うわけです。じゃあ、2つ合わせてウサギということにしよう・・・という話になったわけではなくて、彼女が「私は日立出身だから、ウにはくわしい」という話をしていたのを思い出しました。
そうなのか。
日立はウなんですね。
調べてみたら、カワウよりもウミウの方が体が大きいので、鵜飼いに適しているとのことでした。
でも、中国での鵜飼いはカワウをつかっているそうです。これは、カワウの方がいっぱいいて、手に入りやすいからという理由のようです。
捕獲シーズンじゃないときは、捕獲場(鳥屋=とや)も公開しているみたいです。行っておけばよかったかな。