仙台赤十字病院(1/18)→宮城県がんセンター(1/19)を経て、東北大学病院の初診外来に行ったら、いきなり強制入院させられてしまい、戸惑いながらも、なるようになるしかないと思っているところ・・・かな。
この日はCT検査があったため、その前夜から絶食でした。半日の絶食というのはよくあることだけど、それが5日間になろうとは思ってもみませんでした。
点滴ですね。入院してから5日間ほどは、これが「食事」でした。
この日は、EST(内視鏡的乳頭括約筋切開術)・EPBD(内視鏡的乳頭バルーン拡張術)・ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造営)といったようなものを受けたのだけど、その説明を理解することはできませんでした。実際の手術も、いつのまにか麻酔がきいて、それが覚めたら手術が終わっていたという感じ。痛いとか痒いとかいうことは一切なかったわけで、こんなことが続いて、それで病気が治っちゃったらいいなと思ったりしました。
このときは、手術が終わる前の修羅場で麻酔が切れてしまい、阿鼻叫喚でした。肝臓から十二指腸→胃→食道を経て来たチューブを鼻から体外に出すところなんだけど、これが上手くいかずに鼻血がドバドバ。この写真は手術後に病室に戻ってきてからのものなんだけど、拭いきれない鼻血の跡が生々しいですよね。
この日は丸一日安静ということで、トイレに行くとき以外はベッドで寝ていなさいという日でした。絶食はともかくとして、水も飲んではいけないというのは、ちょっと辛かったですね。
ヒマなので自撮りなんかをしていたわけですけど、目玉の色、見事に黄色いです。こういう写真、撮れたり、撮れなかったりします。カメラが勝手にカラーバランスを補正してしまうんだと思います。肉眼での補正はもっと強烈で、目を覚ましたときなどは世界中がマッキイロに見えたりするんだけど、ものの十秒くらいでふつうの色になってしまいます。
この日の朝の採血検査の結果に問題がなかったとのことで、夕食を食べられることになりました。21日の夕食から26日の昼食まで、ちょうど5日間分(15食分)が絶食だったわけですけど、いよいよ解禁です。
基本的には昨年末に始まった食欲不振がずっと続いていたわけで、2日や3日は何でもなかったし、必要な栄養分は点滴で補給されていたんだと思うんだけど、さすがに5日間も何も食べないとなると、食事に対する憧れのようなものが出てきます。
マイ箸を用意していなかった、とか、ENBDのチューブがあって食べにくい、とか、いろいろとありましたけど、ごはんを食べるということはこんなに素晴らしいことなのかと感激しました。
ちなみに、このときはまだ髭を伸ばしていたし、頭も丸刈りでした。髭を剃り、スキンヘッドにしたのは、この5日後(2/1)に2本目のENBD(内視鏡的経鼻胆道ドレナージ)を通した後だと思います。
ちなみに、この1カ月前(12月中旬)の体重は118kgくらいだと思いますが、この頃(1月下旬)は107~108kgになっていました。この後、2月下旬は97~99kg、4月上旬は88~89kg・・・となっていくのだけど、そういう話を書き始めるとキリがないので、このへんで切り上げることにします。この記事のテーマは「5日ぶりに食べたごはんに感激!!」と、そういうことです。
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