いずれにしても、どっちがオスで、どっちがメスなんだかわかりません。
右側にいるのがやまちゃん、左側にいるのがしずちゃんということにしちゃいます。雌雄は逆かもしれません。
やまちゃんとしずちゃん、求め合っている・・・って感じだったんですけど、黒い窓に阻まれて、どうしようもありません。
この後、しばらくの間、やまちゃんの写真を撮っていたんだけど、ふ、と右の檻を見てみると、しずちゃんの姿が見えません。あれぇ?? なんて思ったんですけど・・・。
こんなところ、初めて見ましたよ。やまちゃんに会いたくてしかたがない・・・って感じを受けました。
アライグマを飼うためには、こういう許可が必要なんですね。しかも、掲示しておかねばならない・・・っていうことだと思います。画像からは外しちゃいましたけど、許可されているのは仙台市長・奥山恵美子さんです。
ナニゲに撮った写真なんですけどね。この記事を書くためによく見てみたら、「飼養等をする数量」「2頭(上限とする。)」という文言があることに気がつきました。わかります?
この後は、類推。もしくは、邪推です。
飼育できるのが2頭までという制限があるので、やまちゃんとしずちゃんの間に子供をつくらせるわけにはいかない。それで、2つの檻の間に「黒い窓」を設けて、やまちゃんとしずちゃんが接触できないようにした。
去年の6月に赤ちゃんが生まれた(八木山動物公園はベビーラッシュ!!、6月のアライグマ)のだけど、飼育制限を超過してしまうために、処分した。
・・・なんてことが考えられちゃうわけですよ。
「特定外来生物」については、ゆゆしき問題だと思っています。
何よりも腹が立つのは、ペットなどとして飼っていて、飼いきれなくなったからと言って、自然界に放逐してしまったような人たちです。こういう人たちがいるから、自然界は破壊されます。
動物を飼うからには、最後まで飼い続けねばなりません。自然に放すなら、原産地(アライグマの場合、北アメリカ)まで行って放さねばなりません。アライグマにとって日本の山野は「自然」ではなく、日本の山野にとってアライグマは「自然」ではありません。そうしたことができないのであれば、飼い主の責任で殺さねばなりません。動物を飼うということは、そういうことなのだと思います。殺す覚悟がないなら飼うな。
・・・と、カエサルの世界らしくなく、ホンネを語ってみました。せっかくだから、もう一回書いておきたいと思います。殺す覚悟がないなら飼うな。
特定外来生物を飼育するためには許可が必要だし、しかも、その許可を掲示しなければならない・・・という事情は理解しているつもりです。
・・・とは言うものの、ここは動物園ではありませんか。あらためて申請をして、あらためて許可を得て、3頭目のアライグマを飼うことだってできたんじゃないかと思うのですよ。少なくとも、せっかく生まれた赤ちゃんを処分(あくまでもカエサルの邪推ですけど)しなくてもよかったと思うのです。ジャイアントパンダどころの話じゃないと思うのですよ。
どうでしょうか、奥山さん。やまちゃんとしずちゃんが愛しあえるような動物園にしてくださいよ。
最新の情報によると、アライグマの赤ちゃんは別の場所で飼育されているそうです。(3/8)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます