カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

●紅葉狩り161026(3)材木岩

2016年10月28日 | ★蔵王・松島など 

 10月26日(水)、材木岩に行って来ました。
 宮城県白石市小原の材木岩です。
 この日は、横川渓谷(やまびこ吊橋)から滑津大滝に行ったのだけど、その滑津大滝の駐車場で、Yahoo!カーナビに「材木岩」と言ったら、国後(クナシリ)島の材木岩を表示してくれました。
 滑津大滝から「小原の材木岩」までは、車で20分くらいです。










 材木岩公園です。
 材木岩公園というのは、この後に出てくる検断屋敷や氷室なんかも含まれるんだと思いますけど、じゃあ、ここは何て言うの?ということになると、やはり、材木岩公園としか言いようがありません。
 ここには、大・中・小の噴水があって、親水路とかもあります。かなり素敵なところところです。
 噴水とかの背景が赤や黄色に染まったりしていると格別なんですけど、紅葉狩りとしてはまだまだ早すぎました。








 検断屋敷(木村家住宅)です。
 検断(けんだん)というのは宿駅関係の一切の仕事を取り締まる職務で、七ヶ宿の一つである上戸沢では、木村家が世襲で務めていたんだそうです。また、上戸沢には本陣がなかったので、木村家はこれに準ずる宿泊・休憩施設でもあったそうです。
 土間のところには、気軽にフラリと入ることができます。囲炉裏で薪が燃えていて、その香りがいいんですよね。
 座敷にも上がることができるし、ここで食事をとることもできるらしいんだけど、カエサルは一度も上がったことがありません。










 小原の材木岩です。国の天然記念物です。
 白石川の上流、七ヶ宿ダムの真下にそびえる石英安山岩の「柱状節理」ということになります。
 節理(せつり)というのは、細かい話を抜きにすれば、「岩の割れ目」です。それが柱状になっているから、柱状節理ですね。






 氷室(ひむろ)です。
 天然の風穴(一年中冷風が噴きだす自然現象)を利用したものなんだそうですけど、論より証拠、入ってみるとヒンヤリとしています。
 氷室が何に使われていたのかと言うと、養蚕だそうです。
 蚕の卵を低温下に置いて、孵化させずに保存しておくことにより、年に2回、3回の養蚕ができるようになったんだそうです。
 材木岩公園にはいろいろなものがあって、いつ来ても楽しいです。
 でも、ここは全面禁煙なんですね。あちこちに禁煙の掲示が出ていて、かなり徹底しています。そこんとこが、ちょっと辛いですね。


この記事を面白いと思ったら →  ← 遠慮なくクリックしてね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿