言うまでもないことですが、爬虫類館にはヘビとかトカゲとかがいます。
ヘビとかトカゲとかが苦手な方は、ここで離脱してください。
爬虫類館に入ったのは、18時ちょうどくらいでした。外はまだ明るくて「夜の動物園」という雰囲気はなくて、それでいて、定時退勤という感じの動物さんたちもいて、ちょっともの淋しい感じ。まあ、爬虫類館にでも行ってみるか・・・と、そんな感じでした。
ただ、いつもは平日に休みをとったりして動物園に来ているカエサルにとっては、お客さんの数は多かったですね。子どもたちがワイワイとしている姿は、微笑ましいと思いました。
夜だから脱皮したというわけじゃないと思うんですけど、ここ、そもそもが暗いですからね。日中でも、なかなか写真が撮れません。そういうところを我慢して、粘って、なんとか撮ることができたのは、夜だから、暗いから・・・という心構えがあったからかもしれません。
爬虫類の瞬膜って、撮ったことがないわけじゃないような気がするけど、はっきりとした記憶はありません。まあ、鳥類に比べると撮る機会が少ないですからね。
爬虫綱/ワニ目の動物は、アリゲーター科とクロコダイル科に2分することができます。八木山動物公園にいるブラジルカイマンやメガネカイマンは、アリゲーター科です。
どうして「クロコダイル」なんて言葉が出てきたのかと言うと、この前が「キイロアナコンダ」で、その前が「カリファルニアキングスネーク」で、その前が「オオアオジタトカゲ」で・・・、つまり、オ・カ・キ・・・と来ていたわけですよ。そうなると、小学生のときにアイウエオを習ったことのあるカエサルとしては、オ・カ・キの後は、ク、写真を見たらワニだし、クロコダイル・・・なんてことを思いついてしまったわけです。カエサル、ヘンですか?
夜の爬虫類館という話からずれっぱなしですけど、オ・カ・キ・・・の後、クロハラヘビクビカメ、ケヅメリクガメ・・・と繋ぐことができましたね。写真を撮っておけばよかったな。クロハラはともかくとして、ケヅメを1枚も撮っていないというのは、カエサルとしては異例ですね。
ちなみに、ケヅメリクガメっていうのは、八木山動物公園ではダントツにでっかいカメさんで、1メートル近くあります。水槽の中では飼えません。
使ってしまったからには、調べてみました。「コモンセンス」は「常識」と訳されることが多いわけですけど、これが明治期の誤訳なんだそうです。本来の意味は、「他人への配慮を前提とした公共の場所での秩序維持の感覚」なんだそうで、そうなると、むしろ「公共心」とすぺきだったんじゃないでしょうかね。イマ風に言うと「空気を読む力」かな。まあ、ちょっと違う、あるいは、かなり違うかもしれないけど、なかなか興味深い問題だと思いました。
明治期の誤訳以来、日本人にはコモンセンスが欠けており、そのために今日のモラルハザードを招いている・・・なんて話も読みましたし、その一方、この大震災で世界から絶賛された日本人のモラルっていうのは何なんだ・・・なんて思ったりもしました。ついでのついでで書いちゃうと、日本人のモラル、中国人のモラル・・・なんてことも考えてしまいました。
そうなると、「モラル」とは何なのか・・・ってな話になっちゃうわけですけど、そろそろ、動物園に帰りたいと思います。でも、コモンセンス、常識、良識、公共心、モラル、道徳、倫理・・・などなど、同じようなニュアンスをもつ言葉で、意味の違う言葉って、いっぱいありますよね。これまでカエサルは十把一絡げで使ってきちゃったけど、もう少しよく考えて、きちんと使い分けができるようになりたいなと思いました。
そういうわけで、爬虫類館を出ました。念のために書いておきますけど、さっき書いたようなこと、爬虫類館の中で考えたわけではありません。夜の動物園から1ヶ月以上が経ち、この記事を書きながら、思いついてしまったことです。
爬虫類館を出ると、「夜」になっていました。えーと、8月23日の18時36分、日没前なのか、日没後なのかはともかく、ライトアップが始まっていました。
この後の展開については、「夜の動物園」とかを見てちょうだい。
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